ドクターのコンパニオン
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当初はコンパニオンと関連するドクターを組み合わせるとその[[構築済みデッキ]]の固有色3色を満たすようにデザインされていたが、コンパニオン側の[[フレイバー]]を優先したため、原作通り組んでも3色にならない組み合わせも出来た<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/the-challenges-of-making-universes-beyond The Challenges of Making Universes Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037278/ 「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題]([[Making Magic]] [[2023年]]10月3日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | 当初はコンパニオンと関連するドクターを組み合わせるとその[[構築済みデッキ]]の固有色3色を満たすようにデザインされていたが、コンパニオン側の[[フレイバー]]を優先したため、原作通り組んでも3色にならない組み合わせも出来た<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/the-challenges-of-making-universes-beyond The Challenges of Making Universes Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037278/ 「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題]([[Making Magic]] [[2023年]]10月3日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
2023年10月12日 (木) 14:30時点における版
ドクターのコンパニオン/Doctor's companion | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ドクター・フー統率者デッキ |
CR | CR:702.124m |
ドクターのコンパニオン/Doctor's companionとは、ドクター・フー統率者デッキで制定された共闘の変種であるキーワード能力。統率者戦用のデッキを構築するときに機能する常在型能力である。
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Yasmin Khan / ヤズミン・カーン (3)(赤)伝説のクリーチャー ― 人間(Human) 探偵(Detective)
(T):あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。次のあなたの終了ステップまで、それをプレイしてもよい。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクターであるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
※カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
定義
ドクターのコンパニオン/Doctor's companionは共闘の変種能力である。統率者戦フォーマットのデッキ構築のルールを変更する能力であり、ゲームの開始前に作用する。あなたのもう片方の統率者が持つクリーチャー・タイプが「タイムロード・ドクター」のみであるならば、この能力を持つカードを2枚目の統率者として指定してもよい。その他のルールは共闘と同じである。
解説
テレビドラマ「ドクター・フー」において、主人公「ドクター」と共に時空を冒険する相棒は「コンパニオン」と呼ばれる。そのコンパニオンを表現した能力である。その性質上、これを持つカードは全て伝説のクリーチャーである。
ドクター・フー統率者デッキでは無色のクララ・オズワルド/Clara Oswaldを除き、すべて単色である。全色に存在するが、黒はヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughしか存在しない。また、ドクターのコンパニオンを参照するカードとして地球外から来た子供/An Unearthly Childが存在する。
- ドクターとコンパニオンの色の組み合わせ上、3色では白黒緑のみデッキを組むことができない。
- 「コンパニオン」とあるがキーワード能力の相棒(英名:Companion)とは関係がない。ただし、初期構想では相棒能力の一種であった(後述)。
ルール
基本的なルールは共闘を参照。
- 「タイムロード」と「ドクター」以外のクリーチャー・タイプを併せ持つカード(限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundlessなどの多相持ち)では追加の統率者となる条件を満たせない。
開発秘話
当初、コンパニオンのフレイバーを表現する能力は相棒能力の一種であり、特定のドクターをコントロールしている場合のみプレイできるというものであった。しかし下記のような問題点があり没になった。
- コンパニオンは統率者ではないので、ドクターと違い戦場を離れても唱え直せない。
- 原作通りのドクターとコンパニオンの組み合わせしかできないため、トレーディングカードゲームとしての拡張性がない。
- 相棒能力の長い注釈文に圧迫され、魅力的なルール・テキストを書くスペースがない。
その後、「~との共闘」メカニズムの変種を用いることが決まった。「~との共闘」はペア全体の固有色が4色以上にならないようにするというデザイン方針があるため、ドクターは2色、コンパニオンは単色のカードとしてデザインすることになった。
当初はコンパニオンと関連するドクターを組み合わせるとその構築済みデッキの固有色3色を満たすようにデザインされていたが、コンパニオン側のフレイバーを優先したため、原作通り組んでも3色にならない組み合わせも出来た[1]。
脚注
- ↑ The Challenges of Making Universes Beyond/「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題(Making Magic 2023年10月3日 Mark Rosewater著)