奮励
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2024年2月8日 (木) 14:43時点における版
奮励(ふんれい)/Striveは、ニクスへの旅で初登場した能力語。
Ajani's Presence / アジャニの存在 (白)
インスタント
インスタント
奮励 ― この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(2)(白)多くなる。
望む数のクリーチャーを対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+1/+1の修整を受けるとともに破壊不能を得る。(ダメージや「破壊する」効果では、それは破壊されない。)
解説
追加コストを支払うことでソーサリーやインスタントの対象を増やせる能力を表す。
統率者2020で再登場し、新たに銅纏いの呼集/Call the Coppercoatsが追加された。
ルール
- 「望む数の~を対象とする」という語が使われているため誤解を招きがちだが、対象を無制限に増やすメカニズムではない。対象を1つ増やすごとに1回の追加コストを支払うメカニズムである。生撃ちでは対象1つ、奮励コストを1回払えば対象2つ、2回払えば対象3つ…と覚えると理解しやすい。
- 例としてアジャニの存在/Ajani's Presenceならば、クリーチャー1体を対象として唱えるなら追加コストなしの「(白)」、2体なら(白)+(2)(白)で「(2)(白)(白)」、3体なら(白)+(2)(白)+(2)(白)で「(4)(白)(白)(白)」…と総コストが増えていく。
- 一つの奮励呪文で同じ対象を2回選ぶことはできない。
- 何らかの効果(骨の神託者/Oracle of Bonesなど)によって奮励を持つカードをマナ・コストを支払うことなく唱える場合、二つ目以降の対象については追加コストを支払う必要がある。
その他
- 火の玉/Fireballと性質がよく似ている。
- 同様に多重キッカーとも似ている。多重キッカーが呪文の質(火力呪文なら威力)を増やすが、こちらは呪文の量を増やす(火力呪文なら取る対象数)のに特化している。
- 効果が増えるという点では複製とも似ているが、こちらはコピーでなく対象が増えるだけなので、打ち消しは1度で済む。
- 複数のクリーチャーを対象にできることから、英雄的との相性が良い。
- 奮励の能力語は使われていないが、カルロフ邸殺人事件では同一の能力を持った過当な尋問/Officious Interrogationが登場した。