解放の樹/Tree of Redemption

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
13行: 13行:
 
*[[石の壁/Wall of Stone]]や[[新星追い/Nova Chaser]]が持っていた、「印刷されたパワーとタフネスの差」の記録を8点から13点と大きく塗り変えて1位となっていたが、これは後に[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]にその座を開け渡している。
 
*[[石の壁/Wall of Stone]]や[[新星追い/Nova Chaser]]が持っていた、「印刷されたパワーとタフネスの差」の記録を8点から13点と大きく塗り変えて1位となっていたが、これは後に[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]にその座を開け渡している。
 
*[[イニストラード]]の事前情報として与えられていた、「ライフ総量を、今まで交換できたことのないある値と交換するカード」である。
 
*[[イニストラード]]の事前情報として与えられていた、「ライフ総量を、今まで交換できたことのないある値と交換するカード」である。
*{{Gatherer|id=274546}}の背景に描かれているのは[[獄庫/Helvault]]。
 
 
*既存の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[カード・セット]]から最低1枚のカードが[[再録]]されている[[マスターズ25th]]では、[[イニストラード]]からの再録カードの一枚として選出された。[[稀少度]]は元の通り[[神話レア]]。
 
*既存の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[カード・セット]]から最低1枚のカードが[[再録]]されている[[マスターズ25th]]では、[[イニストラード]]からの再録カードの一枚として選出された。[[稀少度]]は元の通り[[神話レア]]。
 
**イニストラードには[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]や[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]など、同じ神話レアでも強力なカードが多かっただけに、この選出は多くのプレイヤーに少なからず困惑をもたらした。
 
**イニストラードには[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]や[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]など、同じ神話レアでも強力なカードが多かっただけに、この選出は多くのプレイヤーに少なからず困惑をもたらした。
26行: 25行:
 
*[[ダメージ]]を負うことと[[タフネス]]が減ることは別だということに注意が必要。例えば解放の樹が10点のダメージを受けた場合は、タフネスは13-10=3ではなく、10点のダメージを受けたタフネス13のクリーチャーである。
 
*[[ダメージ]]を負うことと[[タフネス]]が減ることは別だということに注意が必要。例えば解放の樹が10点のダメージを受けた場合は、タフネスは13-10=3ではなく、10点のダメージを受けたタフネス13のクリーチャーである。
 
*[[パワー]]とタフネスを[[入れ替え]]るような能力の大多数は[[ターン終了時まで]]だが、この能力は[[効果]]の期限がないため、タフネスは[[戦場を離れる]]まで永続的に変更されたままとなる。感覚的には[[クリンナップ・ステップ]]に13に戻ると勘違いしがちなので注意。
 
*[[パワー]]とタフネスを[[入れ替え]]るような能力の大多数は[[ターン終了時まで]]だが、この能力は[[効果]]の期限がないため、タフネスは[[戦場を離れる]]まで永続的に変更されたままとなる。感覚的には[[クリンナップ・ステップ]]に13に戻ると勘違いしがちなので注意。
 
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
*[[地獄の樹/Tree of Perdition]] - タフネスと対戦相手のライフを交換する。
 
*[[地獄の樹/Tree of Perdition]] - タフネスと対戦相手のライフを交換する。
 
*[[ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness]] - パワーとあなたのライフを交換する。
 
*[[ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness]] - パワーとあなたのライフを交換する。
 +
 +
==ストーリー==
 +
===[[イニストラード/Innistrad]]===
 +
[[スレイベン/Thraben]]のアヴァシン大聖堂の中庭に植えられている樹({{Gatherer|id=274546}})。
 +
 +
[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]を観れば分かるように絞首刑に使われている樹であり、背景に描かれているのは[[獄庫/Helvault]]。[[イニストラードを覆う影ブロック]]ではおそらく[[地獄の樹/Tree of Perdition]]へと変化した。
 +
 +
{{フレイバーテキスト|スレイベン大聖堂の処刑人の樹には、そこに吊られた魂よりも多くの赦しの力がある。||[[イニストラード]]版}}
 +
 +
===[[タルキール/Tarkir]]===
 +
[[アブザン家/The Abzan Houses]]の祖先の霊が祀られている族樹/Kin tree({{Gatherer|id=696256}})。
 +
 +
[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]では禁じられていた祖先信仰がアブザン氏族の復興によって「解放」された事を表した名前となった。
 +
 +
{{フレイバーテキスト|ドロモカの軛から解放されると[[アナフェンザ・メヴァク/Anafenza Mevak]]の族樹は真っ先に蘇生され、アブザン復活の象徴となった。||[[タルキール:龍嵐録統率者デッキ]]版}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[神話レア]]
 +
__NOTOC__

2025年4月7日 (月) 17:26時点における最新版


Tree of Redemption / 解放の樹 (3)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant)

防衛
(T):あなたのライフの総量と解放の樹のタフネスを交換する。

0/13

自身のタフネスの値とコントローラーライフ総量という、おかしなものを交換してしまうクリーチャー

とりあえず4マナで13という非常に高いタフネスを活かしてとして役立ち、ライフが減ってきたときには能力によって(これ単体でも)最大12点の回復手段として使える。

タフネス強化と相性がよく、何らかの方法で永続強化ができていればじわじわとライフを回復させていくことも可能(下記ルール参照)だが、カード2枚を使ってまでやるには悠長すぎる感がある。手軽にライフを稼げるコンボ自体は悪くはないので、リミテッドなどでは狙ってみてもいいだろう。

極めて防御特化の1枚で、構築でも緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithサーチ先として仕込まれる場合が多い。

[編集] ルール

  • 能力の解決時に解放の樹が戦場に存在しない場合、交換は実行されない。
  • 現在のライフ総量と解放の樹のタフネスの値が異なる場合、その差分だけあなたはライフを得る、または失うことになる。
  • 解放の樹のタフネスが変更されることは、種類別第7b種である。
  • 何らかの効果で解放の樹のタフネスの値が変動している場合、変動後の値を参照することに注意。
    • 解放の樹がトロール皮/Trollhide(+2/+2の修整、種類別第7c種)をつけており、あなたのライフ総量が7だとする。解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は15(13+2)となり、解放の樹のタフネスは9(7+2)となる。ここで再び解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は9となり、解放の樹のタフネスは17(15+2)となる。
  • ダメージを負うこととタフネスが減ることは別だということに注意が必要。例えば解放の樹が10点のダメージを受けた場合は、タフネスは13-10=3ではなく、10点のダメージを受けたタフネス13のクリーチャーである。
  • パワーとタフネスを入れ替えるような能力の大多数はターン終了時までだが、この能力は効果の期限がないため、タフネスは戦場を離れるまで永続的に変更されたままとなる。感覚的にはクリンナップ・ステップに13に戻ると勘違いしがちなので注意。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

[編集] イニストラード/Innistrad

スレイベン/Thrabenのアヴァシン大聖堂の中庭に植えられている樹(イラスト)。

イラストフレイバー・テキストを観れば分かるように絞首刑に使われている樹であり、背景に描かれているのは獄庫/Helvaultイニストラードを覆う影ブロックではおそらく地獄の樹/Tree of Perditionへと変化した。

スレイベン大聖堂の処刑人の樹には、そこに吊られた魂よりも多くの赦しの力がある。
(出典:イニストラード版)

[編集] タルキール/Tarkir

アブザン家/The Abzan Housesの祖先の霊が祀られている族樹/Kin tree(イラスト)。

ドロモカ氏族/The Dromoka clanでは禁じられていた祖先信仰がアブザン氏族の復興によって「解放」された事を表した名前となった。

ドロモカの軛から解放されるとアナフェンザ・メヴァク/Anafenza Mevakの族樹は真っ先に蘇生され、アブザン復活の象徴となった。

[編集] 参考

MOBILE