存在の破棄/Revoke Existence
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2024年10月12日 (土) 13:35時点における版
解呪/Disenchantの亜種。ソーサリーになったが、破壊ではなく追放するようになっている。
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusといった破壊不能持ちアーティファクトやリアニメイトされるカードにも対処できるようになったのは大きい。また同エキスパンションの神話レア、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil EngineのようなPIG能力持ちにも対処できる。
初出時のスタンダードでは白いデッキのサイドボード要員としてときどき使われていたが、ミラディン包囲戦以降は装備品に強いインスタントである神への捧げ物/Divine Offeringに出番を奪われがちになった。石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic禁止後はエンチャントをキーカードとする白単鍛えられた鋼の台頭もあり、再び採用率が上がっている。
もちろんミラディンの傷跡ブロックのリミテッドでは、アーティファクト対策というだけで取っておく価値はある。
神々の軍勢で再録。今度はエンチャントが主な標的になった。テーロス・ブロックのリミテッドではクリーチャー・エンチャントを除去できるのでいつでも無駄にならない。スタンダードでも出番があるだろう。
パウパーにおいてはイニストラード:真紅の契り後には強化された親和を徹底的にメタるために、メインデッキから塵は塵に/Dust to Dustを積んでサイドボードにはこのカードを採用するボロス・ラリー、Familiar Comboなどが登場している。親和側が動き出す前にアーティファクト・土地を片っ端から追放してマナスクリューさせることで何もさせずに勝つ、という目的で、破壊不能を持つ橋に対抗するため追放除去である塵は塵にやこのカードが選ばれている。
- 類似カードについては供犠台の光/Altar's Lightを参照。
- 以前には、同じくソーサリーかつコモンでクリーチャーとエンチャントを追放するイオナの裁き/Iona's Judgmentがあった。そちらは5マナ。
- 後年、悪魔祓い/Exorciseが登場。対象の性質が変わったときの挙動が若干異なるものの上位互換と言ってよいであろう。
参考
- カード個別評価:テーロス還魂記 - コモン
- カード個別評価:神々の軍勢 - コモン
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - コモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - コモン