セファリッド

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[[オデッセイ・ブロック]]で登場し、[[マーフォーク]]に代わる[[青]]の[[特徴的クリーチャー]]の位置を占めた。だが次の[[オンスロート・ブロック]]ではその座を([[人間]]や[[鳥]]の)[[ウィザード]]に取って代わられ、[[オンスロート]]と[[レギオン]]に1体ずつのみ。以後、過去を振り返る[[時のらせんブロック]]でも全く触れられなかった。[[R&D Playtest cards]]の[[Learned Learner]]にて久々に姿を見せた。[[ニューカペナの街角]]にて[[本流のセット]]では19年ぶりの登場を果たした。
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[[オデッセイ・ブロック]]で登場し、[[マーフォーク]]に代わる[[青]]の[[特徴的クリーチャー]]の位置を占めた。だが次の[[オンスロート・ブロック]]ではその座を([[人間]]や[[鳥]]の)[[ウィザード]]に取って代わられ、[[オンスロート]]と[[レギオン]]に1体ずつのみ。過去を振り返る[[時のらせんブロック]]でも全く触れられなかった。[[R&D Playtest cards]]の[[Learned Learner]]にて久々に姿を見せた。[[ニューカペナの街角]]では容姿を変え、[[本流のセット]]では19年ぶりの登場を果たした。
  
 
[[職業]]としては[[ウィザード]]が多いが、[[ならず者]]や[[貴族]]、[[セファリッドの斥候/Cephalid Scout|スカウト]]、[[アドバイザー]]もいる(それ以外はいない)。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]でも、どういうわけか職業を与えられず無職のままのセファリッドが半数近く(7体)もいた。
 
[[職業]]としては[[ウィザード]]が多いが、[[ならず者]]や[[貴族]]、[[セファリッドの斥候/Cephalid Scout|スカウト]]、[[アドバイザー]]もいる(それ以外はいない)。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]でも、どういうわけか職業を与えられず無職のままのセファリッドが半数近く(7体)もいた。
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*名前は、一見すると同じく青の水棲種族である[[ホマリッド]]や[[カマリッド]]を受け継いでいるように見えるが、英語版では「-rid」と「-lid」で異なる。
 
*名前は、一見すると同じく青の水棲種族である[[ホマリッド]]や[[カマリッド]]を受け継いでいるように見えるが、英語版では「-rid」と「-lid」で異なる。
 
**おそらく、「頭の」「頭部の」を意味する形容詞「cephalic」から来ているためと思われる。
 
**おそらく、「頭の」「頭部の」を意味する形容詞「cephalic」から来ているためと思われる。
*[[Mark Rosewater]]曰く、オデッセイ・ブロックではマーフォークを出さない方針があったのに、[[Odyssey|小説]]の草稿では[[ラクァタス/Laquatus|悪役の一人]]が水生生物であるという設定だった。そこでマーフォークでない水生生物として急遽セファリッドが作られたのだという([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/heres-looking-you-squid-2002-02-04 参考])。ただし結局その[[ラクァタス/Laquatus|当人]]は草稿通りマーフォークとなった。
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*[[Mark Rosewater]]曰く、オデッセイ・ブロックではマーフォークを出さない方針があったのに、[[Odyssey|小説]]の草稿では[[ラクァタス/Laquatus|悪役の一人]]が水生生物であるという設定だった。そこでマーフォークでない水生生物として急遽セファリッドが作られたのだという<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/heres-looking-you-squid-2002-02-04 Here's Looking at You, Squid]([[Making Magic]] [[2002年]]2月4日)</ref>。ただし結局その[[ラクァタス/Laquatus|当人]]は草稿通りマーフォークとなった。ニューカペナの街角でも、セファリッドを出そうとしたのではなく[[次元/Plane]]の設定に合わせた容姿のクリーチャーをデザインし、それにセファリッドを当てはめたと述べている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035997/ こぼれ話:『ニューカペナの街角』]([[Making Magic]] [[2022年]]5月9日)</ref>。
  
 
==ストーリー==
 
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===[[ドミナリア/Dominaria]]===
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タコを人間サイズまで大きくしたような種族(ただし目鼻の位置はタコではなく人間に近い)。
 
[[オタリア/Otaria]]周辺海域の深みに[[海の帝国/Mer Empire]]を築いていた。[[アボシャン/Aboshan]]、[[ラワン/Llawan]]も参照。
 
[[オタリア/Otaria]]周辺海域の深みに[[海の帝国/Mer Empire]]を築いていた。[[アボシャン/Aboshan]]、[[ラワン/Llawan]]も参照。
  
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==参考==
 
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Cephalid|セファリッド(Cephalid)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Cephalid|セファリッド(Cephalid)}}

2022年5月10日 (火) 20:44時点における版

セファリッド/Cephalidは、クリーチャー・タイプの1つ。マジック:ザ・ギャザリングオリジナルのクリーチャーである。海の知的種族で、タコイカが進化したような外見を持つ。


Aboshan, Cephalid Emperor / セファリッドの皇帝アボシャン (4)(青)(青)
伝説のクリーチャー — タコ(Octopus) 貴族(Noble)

あなたがコントロールするアンタップ状態のセファリッド(Cephalid)を1つタップする:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
(青)(青)(青):飛行を持たないすべてのクリーチャーをタップする。

3/3


Cephalid Looter / セファリッドの物あさり (2)(青)
クリーチャー — タコ(Octopus) ならず者(Rogue)

(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。

2/1


Cephalid Pathmage / セファリッドの抜け道魔道士 (2)(青)
クリーチャー — タコ(Octopus) ウィザード(Wizard)

セファリッドの抜け道魔道士はブロックされない。
(T),セファリッドの抜け道魔道士を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、ブロックされない。

1/2

オデッセイ・ブロックで登場し、マーフォークに代わる特徴的クリーチャーの位置を占めた。だが次のオンスロート・ブロックではその座を(人間の)ウィザードに取って代わられ、オンスロートレギオンに1体ずつのみ。過去を振り返る時のらせんブロックでも全く触れられなかった。R&D Playtest cardsLearned Learnerにて久々に姿を見せた。ニューカペナの街角では容姿を変え、本流のセットでは19年ぶりの登場を果たした。

職業としてはウィザードが多いが、ならず者貴族スカウトアドバイザーもいる(それ以外はいない)。クリーチャー・タイプ大再編でも、どういうわけか職業を与えられず無職のままのセファリッドが半数近く(7体)もいた。

すべて青単色だったが、ニューカペナの街角で黒単色及び、白青黒のセファリッドが追加された。戦闘向きのクリーチャーは稀で、システムクリーチャーが多い。部族カードセファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperorのみ。

伝説のセファリッドは、セファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperorセファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress苦悶の占い師、クェザ/Queza, Augur of Agonies 常夜会一家の目、カミーズ/Kamiz, Obscura Oculusの4体。

  • マーフォークなどと比べると地味な印象だが、エクステンデッドではセファリッドの幻術師/Cephalid Illusionistキーカードとしたコンボデッキセファリッド・ブレックファーストが活躍するなど、一定の知名度はある。
  • 名前は、一見すると同じく青の水棲種族であるホマリッドカマリッドを受け継いでいるように見えるが、英語版では「-rid」と「-lid」で異なる。
    • おそらく、「頭の」「頭部の」を意味する形容詞「cephalic」から来ているためと思われる。
  • Mark Rosewater曰く、オデッセイ・ブロックではマーフォークを出さない方針があったのに、小説の草稿では悪役の一人が水生生物であるという設定だった。そこでマーフォークでない水生生物として急遽セファリッドが作られたのだという[1]。ただし結局その当人は草稿通りマーフォークとなった。ニューカペナの街角でも、セファリッドを出そうとしたのではなく次元/Planeの設定に合わせた容姿のクリーチャーをデザインし、それにセファリッドを当てはめたと述べている[2]

ストーリー

ドミナリア/Dominaria

タコを人間サイズまで大きくしたような種族(ただし目鼻の位置はタコではなく人間に近い)。 オタリア/Otaria周辺海域の深みに海の帝国/Mer Empireを築いていた。アボシャン/Aboshanラワン/Llawanも参照。

狡猾で信頼のおけない種族であることが、あちこちのフレイバー・テキストに書かれている。

よこしまなセファリッドと信頼のおけるセファリッドの違いはすぐわかるよ。信頼のおけるほうは死んでるからね。
セファリッドは君の耳に心地よい追従の言葉を囁き、君の手に宝石を握らせ、君の頭の中に夢を作り出す。そして君の背中にナイフを突き刺すんだ。

カペナ/Capenna

ドミナリアと異なり人型にかなり近い。触手は体の各部に小型のものがついており、頭部は触手が頭髪のように生えているタイプと、ヒゲ状に生えているタイプの2種類がいる(イラストイラスト)。

脚注

  1. Here's Looking at You, Squid(Making Magic 2002年2月4日)
  2. こぼれ話:『ニューカペナの街角』(Making Magic 2022年5月9日)

参考

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