正方
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1/1、[[熊 (俗称)|2/2]]、3/3…と、大多数のクリーチャーは正方の[[P/T]]を持つ。[[トークン]]だとその割合はさらに増える(→[[トークン一覧]])。 | 1/1、[[熊 (俗称)|2/2]]、3/3…と、大多数のクリーチャーは正方の[[P/T]]を持つ。[[トークン]]だとその割合はさらに増える(→[[トークン一覧]])。 | ||
− | 把握しやすく、計算が楽であることから、[[呪文]]や[[能力]]がP/Tに[[修整]]を与える場合も[[巨大化/Giant Growth|+3/+3]]、[[蔓延/Infest|-2/-2]]など正方であることが多い。正方でない[[+X/+Yカウンター]]([[+1/+0カウンター]]など)が[[ローウィン・ブロック]]以降使われておらず、[[+1/+1カウンター]]と[[-1/-1カウンター]] | + | 把握しやすく、計算が楽であることから、[[呪文]]や[[能力]]がP/Tに[[修整]]を与える場合も[[巨大化/Giant Growth|+3/+3]]、[[蔓延/Infest|-2/-2]]など正方であることが多い。正方でない[[+X/+Yカウンター]]([[+1/+0カウンター]]など)が[[ローウィン・ブロック]]以降使われておらず、[[+1/+1カウンター]]と[[-1/-1カウンター]]が使われているのには、そういった背景も少なからず絡んでいるだろう。 |
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+ | ただしプレイデザインの観点からは、複雑さの排除が必ずしもいい影響ばかりを残すわけではないことも明かされている。[[Mark Rosewater]]は[[2018年]]のデザイン演説の中で「(「パワーやタフネスを変える[[コモン]]のクリーチャーは正方でなければならない」など)新しい規則をいくつか作ったが、そのせいで[[デベロップ・チーム]]が[[リミテッド]]に深みを持たせることは非常に難しくなった」と語っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/state-design-2018-2018-08-20 State of Design 2018]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030991/ デザイン演説2018]([[Making Magic]] 2018年8月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。その後これらの規則は撤回されている。 | ||
正方であるか否かを参照するカードもある(→[[光り葉の選別者/Gilt-Leaf Winnower]]、[[練達の対称主義者/Master Symmetrist]])。 | 正方であるか否かを参照するカードもある(→[[光り葉の選別者/Gilt-Leaf Winnower]]、[[練達の対称主義者/Master Symmetrist]])。 | ||
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2021年10月16日 (土) 08:37時点における版
正方、正方形/Squareとは、クリーチャーのパワーとタフネスが等しいことを表す、開発部用語。
Bestial Menace / 獣性の脅威 (3)(緑)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
緑の1/1の蛇(Snake)クリーチャー・トークンを1体と、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体と、緑の3/3の象(Elephant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
1/1、2/2、3/3…と、大多数のクリーチャーは正方のP/Tを持つ。トークンだとその割合はさらに増える(→トークン一覧)。
把握しやすく、計算が楽であることから、呪文や能力がP/Tに修整を与える場合も+3/+3、-2/-2など正方であることが多い。正方でない+X/+Yカウンター(+1/+0カウンターなど)がローウィン・ブロック以降使われておらず、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが使われているのには、そういった背景も少なからず絡んでいるだろう。
ただしプレイデザインの観点からは、複雑さの排除が必ずしもいい影響ばかりを残すわけではないことも明かされている。Mark Rosewaterは2018年のデザイン演説の中で「(「パワーやタフネスを変えるコモンのクリーチャーは正方でなければならない」など)新しい規則をいくつか作ったが、そのせいでデベロップ・チームがリミテッドに深みを持たせることは非常に難しくなった」と語っている[1]。その後これらの規則は撤回されている。
正方であるか否かを参照するカードもある(→光り葉の選別者/Gilt-Leaf Winnower、練達の対称主義者/Master Symmetrist)。
参考
- ↑ State of Design 2018/デザイン演説2018(Making Magic 2018年8月20日 Mark Rosewater著)