吐息の盗人/Breathstealer
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(整理。「吐息の盗人の墓所」は「吐息の盗人」自身の墓ではなく、盗人に暗殺された者の墓所と思われます(吐息の盗人の設定と、吐息の盗人の墓所のフレイバー・テキスト参照)) |
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2009年3月3日 (火) 08:12時点における版
赤の「流動石」シリーズと同じパンプアップ能力を持つ黒クリーチャー。
基本サイズは3マナで2/2といまひとつだが、マナを払えば3/1にもなれる。これ単体では大した能力では無いとはいえ、オーラなどでタフネスを強化すれば更にパワーを高められる点は評価できる。
残忍な影/Feral Shadow、アーボーグの豹/Urborg Pantherが場に一緒にいれば、これらを生け贄にしてライブラリーから夜のスピリット/Spirit of the Nightを直接場に出すことができる。
- 赤には同じ性能の流動石のシャンブラー/Flowstone Shamblerがある。
- このクリーチャーの名を冠したカードがある(吐息の盗人の墓所/Breathstealer's Crypt)。
ストーリー
アーボーグ/Urborg発祥の暗殺者ギルド。
確実かつ全く音を立てずに暗殺を遂行する能力を持つことで知られる。事実、吐息の盗人は隣で寝ている妻を起こさずに夫の命を奪うことができ、その腕前を誇りとしている。暗殺技術だけでなく、ある種のクリーチャーを制御するなどの、小魔術(minor magics)を扱える。
夜のスピリット/Spirit of the Nightの崇拝者であり、自分自身を生け贄に捧げ、夜のスピリットの一部となることで、この究極の恐怖の存在を出現させることができる。この召喚術の知識を持つのはギルドのみとされる。あるいはまた、人であることを捨てた闇と邪悪の存在で生き長らえるため他者の命を盗む、とも噂されている。
ケアヴェク/Kaervekの戦争の時代、この暗殺者ギルドはスークアタ/Suq'Ata社会へと巧みに入り込んでいる。市民には子供を怖がらせる空想上の存在くらいの認識だが、当時のスークアタ貴族にとっては、ケアヴェク軍よりも大きな脅威であるとさえ言われた。終戦後もそれまでと変わらず、スークアタ社会において影響力を有している。
登場作品
- Visions: The Backstory(公式記事)
- Dying Breath(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- The Enemy of My Enemy(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Breathstealers、Spirit of the Night(Encyclopedia Dominiaの見出し語)