謎の賢者、カズミナ/Kasmina, Enigma Sage
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2021年4月21日 (水) 11:46時点における版
Kasmina, Enigma Sage / 謎の賢者、カズミナ (1)(緑)(青)
伝説のプレインズウォーカー — カズミナ(Kasmina)
伝説のプレインズウォーカー — カズミナ(Kasmina)
これ以外であなたがコントロールしているすべてのプレインズウォーカーは謎の賢者、カズミナのすべての忠誠度能力を持つ。
[+2]:占術1を行う。
[-X]:緑青の0/0のフラクタル(Fractal)・クリーチャー・トークン1体を生成する。それの上に+1/+1カウンターX個を置く。
[-8]:あなたのライブラリーからこのプレインズウォーカーと共通の色を持ちインスタントかソーサリーであるカード1枚を探し、追放する。その後、ライブラリーを切り直す。あなたはそのカードを、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
二度目の登場となるカズミナのカード。他のプレインズウォーカーに技能を教授するという、龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-Godの能力を逆にしたような常在型能力を持つのが特徴。
- 常在型能力
- 上記の通り、あなたがコントロールするプレインズウォーカー全てにカズミナが持つ忠誠度能力3つをを全て付与する。龍神、ニコル・ボーラスと異なるのは、能力が適用されるのが「あなたの」プレインズウォーカーに限られるという点。スーパーフレンズ系デッキでの運用を前提にしているともいえる。
- +2能力
- 占術1を行うという、極めてささやかな能力。ただし、これを他のプレインズウォーカーも利用できるというのがミソ。忠誠度増加能力が+1のみであるプレインズウォーカーなら、この能力を使うことでもう少し強い(かもしれない)効果と引き換えに倍の速度で奥義へアクセスでき、なおかつ生存性を高めることができる。悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Bloodedのように本来の能力がリスキーなプレインズウォーカーなら、メリットはささやかだがリスクのない+能力で安心して忠誠度を増やしてゆける。
- 恩恵が比較的劇的なのが登場時のスタンダードでも使用でき、色も噛み合っている時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Timeで、使い回すことを前提としてなら最短でも4ターン後でないと発動できない奥義にわずか2ターンで到達でき、さらに奥義を使った後も忠誠度が5確保できる。
- もっと恩恵を蒙るのは太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesisのように本来は忠誠度増加能力を持たないプレインズウォーカーで、使い捨てにすることなく戦場に残しておける。とくに下環境で使える太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heartやビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckonerに至っては使い捨てが前提なためか初期忠誠度が高く設定されており、たった3マナの低コストにも関わらず、わずか2ターン後には-8の奥義を撃てる計算になる。しかもこれらはカズミナとも色が一致しているため、デッキにも容易に組み込める。
- -X能力
- X/Xのフラクタル(Fractal)・クリーチャー・トークンの生成。栄光の頌歌/Glorious Anthemのような全体強化パーマネントや、あるいは想起の拠点/Bastion of Remembranceのようにクリーチャーが死ぬことで効果が誘発されるパーマネントをコントロールしていたりするなら、X=0で使っても問題はない。
- -8能力
- 能力を使ったプレインズウォーカーと同じ色を含むインスタントやソーサリーをライブラリーからサーチし、マナ・コストを支払うことなく唱えられる奥義。ただし、すでに手札にあるカードを唱えることは出来ないので注意。前述のとおり他のプレインズウォーカーもこの能力を共有するため、下環境でもっともカードプールの狭いヒストリックですら「4ターン目で出現の根本原理/Emergent Ultimatumを撃つ」といったロマンプレイも夢ではない。
関連カード
- 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor
- 謎の賢者、カズミナ/Kasmina, Enigma Sage
ストーリー
ローアン/Rowanとウィル/Willを魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenに招待したカズミナ/Kasmina。一方でフクロウを用いてルーカ/Lukkaの動向を監視しており、その思惑は謎に包まれている。
詳細はカズミナ/Kasminaを参照。