噴出ステイシス

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'''噴出ステイシス'''(''Gush Stasis'')は、[[エクステンデッド]][[環境]]で使用された[[ステイシス]][[デッキ]]の一種。
 
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かつてのステイシスデッキは、[[ターボステイシス]]のように何らかの手段で[[停滞/Stasis]]の[[アップキープ・コスト]]を[[支払う|支払おう]]とする場合が多かったが、維持手段を潰されるとすぐに[[ロック]]が外されてしまうという弱点があった。そこで思い切って、特定の[[パーマネント]]に頼らず、[[バウンス]]などでロックを持続するようにしたタイプがこのデッキである。
そこで思い切って、特定の[[パーマネント]]に頼らず、[[バウンス]]などでロックを持続するようにしたタイプがこのデッキである。
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[[宿命/Kismet]]のようなカードを用いないため、相手の[[呪文]]を完全にシャットアウトする事はできない。[[クリーチャー]]の場合は一度殴ったら起きないため問題ないが、除去などの場合は確実に[[カウンター]]する必要がある。
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前述の通り、維持を特定の[[パーマネント]]に依存しないため、これまでの[[ステイシス]]と比べてデッキの安定性が高い。
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前述の通り、維持を特定の[[パーマネント]]に依存しないため、これまでの[[ステイシス]]と比べてデッキの安定性が高い。反面、完全なロックではないため、相手によってはあっけなく隙をつかれて撃沈してしまうことがある。
反面、完全なロックではない為、相手によってはあっけなく隙をつかれて撃沈してしまうことがある。
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事実上、最後の[[ステイシス]]デッキとなった。
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また、現在では[[レガシー]]で[[噴出/Gush]]が禁止されているため、このタイプの[[ステイシス]]は[[ヴィンテージ]]でしか実現できない。
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また、現在では[[レガシー]]で[[噴出/Gush]]が[[禁止カード|禁止]]されているため、このタイプの[[ステイシス]]は[[ヴィンテージ]]でしか実現できない。[[ヴィンテージ]]においては一時期[[噴出/Gush]]が制限解除となったため、容易にこのタイプのデッキを組むことが可能であったが、2008年6月20日より再び禁止カードに指定された。
[[ヴィンテージ]]においては[[噴出/Gush]]が制限解除となったため、現在はより容易にこのタイプのデッキを組むことが可能となった。
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*[[バウンスステイシス]]やピッチステイシスと呼ばれることもある。だが、バウンスステイシスは他のステイシスデッキのことを指すこともあるので注意(詳しくはバウンスステイシスの項目参照)。
だが、バウンスステイシスは他のステイシスデッキのことを指すこともあるので注意(詳しくはバウンスステイシスの項目参照)。
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==参考==
 
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*[[ステイシス]]
 
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*[[デッキ集]]
 
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2008年6月18日 (水) 22:13時点における版

噴出ステイシス(Gush Stasis)は、エクステンデッド環境で使用されたステイシスデッキの一種。

概要


Stasis / 停滞 (1)(青)
エンチャント

プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)を支払わないかぎり、停滞を生け贄に捧げる。



Gush / 噴出 (4)(青)
インスタント

あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。



Boomerang / ブーメラン (青)(青)
インスタント

パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。


かつてのステイシスデッキは、ターボステイシスのように何らかの手段で停滞/Stasisアップキープ・コスト支払おうとする場合が多かったが、維持手段を潰されるとすぐにロックが外されてしまうという弱点があった。そこで思い切って、特定のパーマネントに頼らず、バウンスなどでロックを持続するようにしたタイプがこのデッキである。

具体的には以下のような流れになる。

  • まず、序盤から積極的に停滞/Stasisをプレイし、相手の動きを拘束する。
  • 初めは、手札にある分の島/Islandをプレイしていき、それによって維持していく。
  • 手札の島が尽きたら、今度は噴出/Gush妨害/Thwartで場にある島を戻し、それらを再利用し維持していく。
  • その間にドローした分の島も含め、ある程度島が並びきったら、相手のターン終了時にブーメラン/Boomerangギックスのかぎ爪/Claws of Gixを使用し停滞/Stasisを消去する。
  • 場の島がすべてアンタップされた後、すぐに新しい停滞を場に出し、維持を継続する。
  • 同様の事を繰り返しつつ、頃合を見て変異種/Morphlingを場に出し、そのまま殴り勝つ。

フィニッシャーの変異種は自らアンタップできるため、停滞とも相性抜群である。

宿命/Kismetのようなカードを用いないため、相手の呪文を完全にシャットアウトする事はできない。クリーチャーの場合は一度殴ったら起きないため問題ないが、除去などの場合は確実にカウンターする必要がある。

前述の通り、維持を特定のパーマネントに依存しないため、これまでのステイシスと比べてデッキの安定性が高い。反面、完全なロックではないため、相手によってはあっけなく隙をつかれて撃沈してしまうことがある。

キーカード停滞/Stasisローテーション落ちで消滅。事実上、最後のステイシスデッキとなった。

また、現在ではレガシー噴出/Gush禁止されているため、このタイプのステイシスヴィンテージでしか実現できない。ヴィンテージにおいては一時期噴出/Gushが制限解除となったため、容易にこのタイプのデッキを組むことが可能であったが、2008年6月20日より再び禁止カードに指定された。

  • バウンスステイシスやピッチステイシスと呼ばれることもある。だが、バウンスステイシスは他のステイシスデッキのことを指すこともあるので注意(詳しくはバウンスステイシスの項目参照)。

参考

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