運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny
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2020年5月10日 (日) 12:33時点における版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、運命の神、クローティスはクリーチャーではない。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。それが土地カードであるなら、(赤)か(緑)を加える。そうでないなら、あなたは2点のライフを得て、運命の神、クローティスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
テーロス還魂記で新たに登場した赤緑の神。墓地のカードを追放し、マナ加速かダメージ+ライフゲインを行う。
墓地を利用してマナ加速orダメージ、ライフゲインというのは死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanを思わせる。 それと比較するとダメージとライフ回復が一度に行える上、マナコストも不要とマナ加速のダメージ&ゲインのモードが大幅に強化されている。
よく似た効果の不正相続/Ill-Gotten Inheritanceと比較すると効果が2倍の上に、多色とは言えマナコストが1点軽く強力さがよくわかる。 こちらは墓地にカードがある必要があるとはいえ、いずれのプレイヤーの墓地でもよく土地以外と条件も緩いためそれほど大変なことではない。
マナ加速のモードはスタンダードでは毎ゲーム安定して墓地に土地を置けると考えるのはやや厳しくマナ加速として計算するのは厳しい。 それでも寓話の小道/Fabled Passageなどによって墓地に土地が置かれることはあるしその時一手はやく動ける意味は大きい。
カードパワーは高いものの赤緑という序盤から盤面をとってクリーチャーで押し込んでいくカラーと継続ドレインという能力がややかみ合わずいかに相性がよいデッキが生まれるかがカギか。 登場時のスタンダードでライフ回復をトリガーとしたカードはおおむね白と黒に存在し、対戦相手のライフロスに反応する絢爛は赤黒とこれもやや嚙み合わない。どちらかというとコントロールやミッドレンジで強いカードであり、ライフドレインはエンドカードに、マナ加速はより重く威力のある呪文につながるのでかみ合いが良い。問題は赤緑という色がその手のアーキタイプに少々縁遠いというところか。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
関連カード
サイクル
テーロス還魂記の神サイクル。伝説のクリーチャー・エンチャントで、各色に1枚ずつと多色に2枚存在する。破壊不能を持ち、対応する色への信心が一定数(単色は5、多色は7)未満になるとクリーチャーではなくなる。稀少度は神話レア。
- 太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned(白)
- 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling(青)
- 荒涼とした心のエレボス/Erebos, Bleak-Hearted(黒)
- 青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded(赤)
- 鋭い目、ナイレア/Nylea, Keen-Eyed(緑)
- 運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny(赤緑)
- 埋葬布を纏う者、エイスリオス/Athreos, Shroud-Veiled(白黒)
ストーリー
クローティス/Klothysはテーロス/Therosの神の一柱。運命の神であり、死の国/The Underworldに封印されているタイタンたちを見張る看守でもある。
詳細はクローティス/Klothysを参照。