クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix

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*複数枚のカードを引く場合、1枚ずつ公開しなければならない({{CR|121.2}})。
 
*複数枚のカードを引く場合、1枚ずつ公開しなければならない({{CR|121.2}})。
 
*公開されているライブラリーの一番上の[[ショックランド]]をプレイする場合、まずライフを支払うか選択する。そのうえで、当該のショックランドを戦場に出し、同時に次のライブラリーの一番上を公開する({{CR|614.12a}})。
 
*公開されているライブラリーの一番上の[[ショックランド]]をプレイする場合、まずライフを支払うか選択する。そのうえで、当該のショックランドを戦場に出し、同時に次のライブラリーの一番上を公開する({{CR|614.12a}})。
*[[進化する未開地/Evolving Wilds]]などの[[フェッチランド]]を使った場合、まず該当する土地・カードを戦場に置き、そのあとでライブラリーの一番上のカードを公開する。そしてライブラリーを切り直したあとで、新たなライブラリーの一番上のカードを公開する。フェッチランドで見つけられたカードがライブラリーの一番上のカードだった場合には、その次のカードを公開した上で切りなおすことになる、
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*ライブラリーからカードを[[探す]]ときであっても、ライブラリーの序列を変化させてはならない({{CR|401.2}})。
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**[[進化する未開地/Evolving Wilds]]などの[[フェッチランド]]を使った場合、まず該当する土地・カードを戦場に置き、そのあとでライブラリーの一番上のカードを公開する。そしてライブラリーを[[切り直す|切り直した]]あとで、新たなライブラリーの一番上のカードを公開する。フェッチランドで見つけられたカードがライブラリーの一番上のカードだった場合には、その次のカードを公開した上で切り直すことになる。
  
 
==利用==
 
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2020年2月16日 (日) 21:55時点における版


Courser of Kruphix / クルフィックスの狩猟者 (1)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — ケンタウルス(Centaur)

あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。

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ライブラリーの一番上にある土地カードプレイできるようにするクリーチャー・エンチャント。土地が戦場に出るたびにライフ回復できる。

目次

解説

ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaと似ているが、こちらは土地のプレイ回数を増やすことはできない。その代わりに回復能力が追加された上、マナレシオも向上している。特にタフネスが4になったことで火力やマイナス修整で対処されづらくなったことは大きな利点。ムル・ダヤの巫女が積極的に土地を増やしたいランプデッキに向いていたのに対して、こちらはミッドレンジ系のデッキで擬似的なドローエンジンブロッカーとして採用されることが多い。また、信心系デッキではダブルシンボルであることも長所となる。

これに限ったことではないが、次に引くカードが公開され続ける点はメリットにもデメリットにもなる。自分がライブラリーの一番上のカードを把握できるので、戦術を立てやすくなる以外にライブラリーの一番上を参照するカードとシナジーを形成する(→#シナジー)。一方、同時に対戦相手にも筒抜けになるので、コンバット・トリック打ち消しなどといった奇襲性が肝となるカード群とは併用しづらい。

ルール

  • 複数枚のカードを引く場合、1枚ずつ公開しなければならない(CR:121.2)。
  • 公開されているライブラリーの一番上のショックランドをプレイする場合、まずライフを支払うか選択する。そのうえで、当該のショックランドを戦場に出し、同時に次のライブラリーの一番上を公開する(CR:614.12a)。
  • ライブラリーからカードを探すときであっても、ライブラリーの序列を変化させてはならない(CR:401.2)。
    • 進化する未開地/Evolving Wildsなどのフェッチランドを使った場合、まず該当する土地・カードを戦場に置き、そのあとでライブラリーの一番上のカードを公開する。そしてライブラリーを切り直したあとで、新たなライブラリーの一番上のカードを公開する。フェッチランドで見つけられたカードがライブラリーの一番上のカードだった場合には、その次のカードを公開した上で切り直すことになる。

利用

テーロス・ブロック構築

テーロス・ブロック構築では継続的にカード・アドバンテージを得られる数少ない手段であり、緑の根幹を支えるカードとして森の女人像/Sylvan Caryatidとともに高い使用率を誇る。プロツアー「ニクスへの旅」では、ベスト8に入賞した中で緑を含むデッキを使用した7名全員が森の女人像と共に8枚ずつ採用した(参考/翻訳)。

ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期

スタンダードでは登場直後より、グルールモンスターやその亜種のジャンドモンスター、あるいはジャンドプレインズウォーカーズなど、が入るミッドレンジで幅広く採用されている。

テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期

引き続き緑単信心アブザンミッドレンジシディシウィップなどの緑系ミッドレンジの中核を担っている。

モダン

モダンでは、稲妻/Lightning Bolt神々の憤怒/Anger of the Godsなどの3点火力に耐性があり、フェッチランドタルモゴイフ/Tarmogoyfとのシナジーを持つことから、ジャンドアブザンブリーチ・スケープなどのデッキで採用されている。

シナジー

基本的にライブラリーの一番上のカードを参照するカードとはシナジーを持つ。例えば、卓絶のナーセット/Narset Transcendent忠誠度能力起動する前に確認できるのは恩恵が大きい。グルールモンスターでのドムリ・ラーデ/Domri Rade、ジャンドプレインズウォーカーズでの紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromasterなどとの組み合わせが見られた。

また、土地を直接戦場に出すカードも、回復量を増やす意味で相性が良い。荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveのように土地のプレイ回数を増やすカードも同様。

相性が良いメカニズムとしては以下のようなものが挙げられる。

フェッチランド
フェッチランドは土地を2回戦場に出せることから、クルフィックスの狩猟者とシナジーを持つ。最もよく使われる溢れかえる岸辺/Flooded Strandサイクルライフを1点支払う必要があるため差し引きすると一般的な土地と同じ1点回復になってしまうが、狩猟者を2体以上コントロールしている場合は差が生じる。また、ライブラリーの一番上が不要カードのときにライブラリー切り直すことができるという点でも相性が良い。
占術
占術を行うことで、ライブラリーの一番上の不要カードを処理できる。神殿のように手軽に占術を行えるものと相性が良い。
予示
予示を行うカードの多くは、ライブラリーの一番上のカードを予示する。中でも、タイミングを選べる見えざるものの熟達/Mastery of the Unseenは特に相性が良い。ただし、予示の秘匿性が失われるのは欠点。

その他

  • 基本セット2015 対戦キット運命再編 対戦キットと立て続けに2つの構築済みデッキに収録された。そのうち運命再編では新規イラストでの収録となった(カード画像)。
  • デザイナーでありデベロッパーであるSam Stoddardは、一部の情報が隠されていることはマジックにおける楽しみの一つであると考えており、隠された情報を公開しすぎてしまうことはその楽しみを損なう結果に繋がると指摘している。そのため、クルフィックスの狩猟者のように高いカードパワーを持つカードに多くの情報を公開する能力を与えたことは間違いであったと述べている(参考/翻訳)。

関連カード

サイクル

神々の軍勢レアクリーチャー全体エンチャントサイクル

参考

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