邪術師

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[[エルドレインの王権]]で新設されたクリーチャー・タイプ。同時期の[[オラクル]]更新にて、[[カード名]]に''Warlock''を含む[[戦慄の魔術使い/Dread Warlock]]も邪術師となった。
 
[[エルドレインの王権]]で新設されたクリーチャー・タイプ。同時期の[[オラクル]]更新にて、[[カード名]]に''Warlock''を含む[[戦慄の魔術使い/Dread Warlock]]も邪術師となった。
  
いずれも[[黒]]を含む。[[白青黒]]の[[フェアリー]]である[[Alela, Artful Provocateur]]を除き、その全てが黒[[単色]]で[[人間]]のクリーチャー・タイプを併せ持つ。「魔法使い系」のクリーチャー・タイプの例に漏れず、[[サイズ]]は[[小型クリーチャー|小型]]のものが多く、[[能力]]を活用する[[システムクリーチャー]]が多い。
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いずれも[[黒]]を含む。[[白青黒]]の[[フェアリー]]である[[巧妙な工作員、アリーラ/Alela, Artful Provocateur]]を除き、その全てが黒[[単色]]で[[人間]]のクリーチャー・タイプを併せ持つ。「魔法使い系」のクリーチャー・タイプの例に漏れず、[[サイズ]]は[[小型クリーチャー|小型]]のものが多く、[[能力]]を活用する[[システムクリーチャー]]が多い。
  
[[伝説の]]邪術師はAlela, Artful Provocateurのみ。
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[[伝説の]]邪術師は巧妙な工作員、アリーラのみ。
  
 
*[[Wikipedia:Warlock|''Warlock''(ウォーロックまたはワーロック)]]とは、[[ウィザード|''Wizard''(ウィザード)]]と同様に「魔法使い」を指す言葉。古英語の「誓いを破る者」すなわち「詐欺師」を意味する''wærloga''を語源とし、その由来から「邪悪な魔法使い」というニュアンスが込められる。それに対しウィザードは''Wise''(賢い)から派生した言葉で、善悪に関係なく、単に「魔法を実践する者」となる。
 
*[[Wikipedia:Warlock|''Warlock''(ウォーロックまたはワーロック)]]とは、[[ウィザード|''Wizard''(ウィザード)]]と同様に「魔法使い」を指す言葉。古英語の「誓いを破る者」すなわち「詐欺師」を意味する''wærloga''を語源とし、その由来から「邪悪な魔法使い」というニュアンスが込められる。それに対しウィザードは''Wise''(賢い)から派生した言葉で、善悪に関係なく、単に「魔法を実践する者」となる。
**近世スコットランドでは「男性の[[クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches|ウィッチ]]」を指す言葉として使われていたため、現在もしばしば「男性の魔法使い」として使われることもある。開発段階でも新たに追加するクリーチャー・タイプをWarlockにすべきかWitchにすべきか議論が行われたが、「最近のビデオゲームではWarlockの方が多く使われていた」「現実世界との繋がりをそう強く感じさせない(歴史上の出来事である[[Wikipedia:ja:魔女狩り|魔女狩り]]を想起させる、現代でも[[Wikipedia:ja:ウイッカ|魔女の宗教]]が存在する、など)」という理由からWarlockが選ばれた。またWitchは本来女性にも男性にも使える言葉だが、日本語的にはウィッチとは魔女であり、女性にしか使えない言葉であるため、翻訳する上でも避ける必要があった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033078/ エルドレインに唄えば]([[Making Magic]] 2019年9月16日)</ref>。
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**近世スコットランドでは「男性の[[クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches|ウィッチ]]」を指す言葉として使われていたため、現在もしばしば「男性の魔法使い」として使われることもある。開発段階でも新たに追加するクリーチャー・タイプをWarlockにすべきかWitchにすべきか議論が行われたが、「最近のビデオゲームではWarlockの方が多く使われていた」「現実世界との繋がりをそう強く感じさせない(歴史上の出来事である[[Wikipedia:ja:魔女狩り|魔女狩り]]を想起させる、現代でも[[Wikipedia:ja:ウイッカ|魔女の宗教]]が存在する、など)」という理由からWarlockが選ばれた。またWitchは本来女性にも男性にも使える言葉だが、日本語的にはウィッチとは魔女であり、女性にしか使えない言葉であるため、翻訳する上でも避ける必要があった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/singing-eldraine-2019-09-16 Singing in the Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033078/ エルドレインに唄えば][[Making Magic]] [[2019年]]9月16日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
*[[Mark Rosewater]]は邪術師を新設する利点として、「呪文の使い手」を表すクリーチャー・タイプが[[クレリック]]・[[ウィザード]]・邪術師・[[シャーマン]]・[[ドルイド]]の5つになり、それぞれ[[白]]・[[青]]・[[黒]]・[[赤]]・[[緑]]と関連付けられると述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187535331893/is-cleric-considered-a-spellcaster-type-are Blogatog]</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187537192898/cleric-wizard-warlock-shaman-and-druid-and Blogatog]</ref>。
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*[[Mark Rosewater]]は邪術師を新設する利点として、「呪文の使い手」を表すクリーチャー・タイプが[[クレリック]]・[[ウィザード]]・邪術師・[[シャーマン]]・[[ドルイド]]の5つになり、それぞれ[[白]]・[[青]]・[[黒]]・[[赤]]・[[緑]]と関連付けられると述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187535331893/is-cleric-considered-a-spellcaster-type-are Is Cleric considered a "spellcaster" type? Are...]([[Blogatog]] 2019年9月6日)</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187537192898/cleric-wizard-warlock-shaman-and-druid-and "Cleric, Wizard, Warlock, Shaman and Druid" and...](Blogatog 2019年9月6日)</ref>。なお、これらのクリーチャー・タイプが単色に限定されるということではなく、これからも黒のクレリックは作られ続けるとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187735572933/the-warlock-thing-saddens-me-a-little-you-do The Warlock thing saddens me (a little, you do...](Blogatog 2019年9月15日)</ref>。
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==脚注==
 
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Warlock|邪術師(Warlock)}}
 
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*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|しやしゆつし]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|しやしゆつし]]

2019年9月26日 (木) 23:59時点における版

邪術師/Warlockは、クリーチャー・タイプの1つ。読んで字の如く、邪悪な魔術の使い手。


Tempting Witch / 誘いの魔女 (2)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)

誘いの魔女が戦場に出たとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
(2),(T),食物1つを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは3点のライフを失う。

1/3


Piper of the Swarm / 群れの笛吹き男 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)

あなたがコントロールしているネズミ(Rat)は威迫を持つ。
(1)(黒),(T):黒の1/1のネズミ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(2)(黒)(黒),(T),ネズミ3体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。

1/3


Alela, Artful Provocateur / 巧妙な工作員、アリーラ (1)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — フェアリー(Faerie) 邪術師(Warlock)

飛行、接死、絆魂
他の、あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
あなたがアーティファクトかエンチャントである呪文を唱えるたび、飛行を持つ青の1/1のフェアリー(Faerie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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エルドレインの王権で新設されたクリーチャー・タイプ。同時期のオラクル更新にて、カード名Warlockを含む戦慄の魔術使い/Dread Warlockも邪術師となった。

いずれもを含む。白青黒フェアリーである巧妙な工作員、アリーラ/Alela, Artful Provocateurを除き、その全てが黒単色人間のクリーチャー・タイプを併せ持つ。「魔法使い系」のクリーチャー・タイプの例に漏れず、サイズ小型のものが多く、能力を活用するシステムクリーチャーが多い。

伝説の邪術師は巧妙な工作員、アリーラのみ。

  • Warlock(ウォーロックまたはワーロック)とは、Wizard(ウィザード)と同様に「魔法使い」を指す言葉。古英語の「誓いを破る者」すなわち「詐欺師」を意味するwærlogaを語源とし、その由来から「邪悪な魔法使い」というニュアンスが込められる。それに対しウィザードはWise(賢い)から派生した言葉で、善悪に関係なく、単に「魔法を実践する者」となる。
    • 近世スコットランドでは「男性のウィッチ」を指す言葉として使われていたため、現在もしばしば「男性の魔法使い」として使われることもある。開発段階でも新たに追加するクリーチャー・タイプをWarlockにすべきかWitchにすべきか議論が行われたが、「最近のビデオゲームではWarlockの方が多く使われていた」「現実世界との繋がりをそう強く感じさせない(歴史上の出来事である魔女狩りを想起させる、現代でも魔女の宗教が存在する、など)」という理由からWarlockが選ばれた。またWitchは本来女性にも男性にも使える言葉だが、日本語的にはウィッチとは魔女であり、女性にしか使えない言葉であるため、翻訳する上でも避ける必要があった[1]
  • Mark Rosewaterは邪術師を新設する利点として、「呪文の使い手」を表すクリーチャー・タイプがクレリックウィザード・邪術師・シャーマンドルイドの5つになり、それぞれと関連付けられると述べている[2][3]。なお、これらのクリーチャー・タイプが単色に限定されるということではなく、これからも黒のクレリックは作られ続けるとのこと[4]

脚注

  1. Singing in the Eldraine/エルドレインに唄えばMaking Magic 2019年9月16日 Mark Rosewater著)
  2. Is Cleric considered a "spellcaster" type? Are...Blogatog 2019年9月6日)
  3. "Cleric, Wizard, Warlock, Shaman and Druid" and...(Blogatog 2019年9月6日)
  4. The Warlock thing saddens me (a little, you do...(Blogatog 2019年9月15日)

参考

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