アシュリングの特権/Ashling's Prerogative

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[[クリーチャー]]全体に[[速攻]]か足枷を与える[[エンチャント]]。その選別方法がユニークである。
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自分のデッキを特定のマナコストを持つクリーチャーだけで固めるようにする事で、デメリット側の能力を受けずに済む。
 
自分のデッキを特定のマナコストを持つクリーチャーだけで固めるようにする事で、デメリット側の能力を受けずに済む。
  
<!-- -[[対戦相手]]のクリーチャーをタップインにできるメリットは「おまけ」程度に捉えたほうが良く、これをあてにすべきではないだろう。
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[[構築]]では、複数の自分のクリーチャーに速攻を与えることを利用したデッキが登場している。2007年11月現在、2通りのタイプが主に存在する。
運に左右される点があるとはいえ、これは看過できないものです。
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-もちろん対戦相手のクリーチャーが速攻を持つ可能性は、諦めるしかない。 -->
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1つは[[ゴブリンストーム]]にこれを組み込んだタイプで、偶数を指定する事によって[[トークン]]に速攻を与える働きを担う。このタイプは愛知県選手権07のベスト8に2人輩出している。→[http://diarynote.jp/d/74598/20071028/ デッキレシピ]
  
[[構築]]では、複数の自分のクリーチャーに速攻を与えることを利用したデッキが登場している。
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2つ目は、奇数を指定することによって[[メタ]]に多い[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]のトークンを抑えつつ、奇数で固められた自軍のクリーチャーを加速する[[ビートダウン]]タイプである。このタイプは青森県選手権07のベスト8に入っている(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/cm99 デッキレシピ])。ただし、[[マナカーブ]]を歪める可能性に注意。スムーズな展開との共存は困難なものになるだろう。
2007年11月現在、2通りのタイプが主に存在する。
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*1つは[[ゴブリンストーム]]にこれを組み込んだタイプで、偶数を指定する事によって[[トークン]]に速攻を与える働きを担う。このタイプは愛知県選手権07のベスト8に2人輩出している。→[http://diarynote.jp/d/74598/20071028/ デッキレシピ]
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*2つ目は、奇数を指定することによって[[メタ]]に多い[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]のトークンを抑えつつ、奇数で固められた自軍のクリーチャーを加速する[[ビートダウン]]タイプである。このタイプは青森県選手権07のベスト8に入っている。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/cm99 デッキレシピ] ただし、[[マナカーブ]]を歪める可能性に注意。スムーズな展開との共存は困難なものになるだろう。
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[[リミテッド]]では運否天賦に近く、余程偶然に自軍のマナコストが揃っていない限り、使いたい[[カード]]ではない。
 
[[リミテッド]]では運否天賦に近く、余程偶然に自軍のマナコストが揃っていない限り、使いたい[[カード]]ではない。
  
*2枚貼って、それぞれ「奇数」「偶数」を選べば、全クリーチャーを[[タップイン]]にできる。
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*2枚貼って、それぞれ「奇数」「偶数」を選べば、全クリーチャーを[[タップイン]]にできる。ただし速攻を持っているので[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]などでアンタップさせれば場に出たターンに攻撃が可能。
ただし速攻を持っているので[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]などでアンタップさせれば場に出たターンに攻撃が可能。
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*[[Little Girl]]は偶数でも奇数でもないので、必ずタップ状態で出る。
 
*[[Little Girl]]は偶数でも奇数でもないので、必ずタップ状態で出る。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ローウィンブロック]]
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*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]]

2008年7月30日 (水) 00:39時点における版


Ashling's Prerogative / アシュリングの特権 (1)(赤)
エンチャント

アシュリングの特権が戦場に出るに際し、奇数か偶数かを選ぶ。(0は偶数。)
選ばれた偶奇のマナ総量を持つ各クリーチャーは速攻を持つ。
選ばれた偶奇のマナ総量を持たない各クリーチャーはタップ状態で戦場に出る。


クリーチャー全体に速攻か足枷を与えるエンチャント。その選別方法がユニークである。

自分のデッキを特定のマナコストを持つクリーチャーだけで固めるようにする事で、デメリット側の能力を受けずに済む。

構築では、複数の自分のクリーチャーに速攻を与えることを利用したデッキが登場している。2007年11月現在、2通りのタイプが主に存在する。

1つはゴブリンストームにこれを組み込んだタイプで、偶数を指定する事によってトークンに速攻を与える働きを担う。このタイプは愛知県選手権07のベスト8に2人輩出している。→デッキレシピ

2つ目は、奇数を指定することによってメタに多いタルモゴイフ/Tarmogoyf野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerのトークンを抑えつつ、奇数で固められた自軍のクリーチャーを加速するビートダウンタイプである。このタイプは青森県選手権07のベスト8に入っている(→デッキレシピ)。ただし、マナカーブを歪める可能性に注意。スムーズな展開との共存は困難なものになるだろう。

リミテッドでは運否天賦に近く、余程偶然に自軍のマナコストが揃っていない限り、使いたいカードではない。

  • 2枚貼って、それぞれ「奇数」「偶数」を選べば、全クリーチャーをタップインにできる。ただし速攻を持っているのでスクリブのレインジャー/Scryb Rangerなどでアンタップさせれば場に出たターンに攻撃が可能。
  • Little Girlは偶数でも奇数でもないので、必ずタップ状態で出る。

参考

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