目玉の壺/Jar of Eyeballs

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{{Gatherer|id=244695|イラスト}}の不気味さが際立つ、ちょっと変わった[[サーチ]][[能力]]を有する[[アーティファクト]]。[[死亡]]した[[あなた|自分]]の[[クリーチャー]]から目玉を2つずつ回収し、それを消費することで、目玉1個につき1枚の効率で[[ライブラリー]]を覗いてサーチを行う。
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十分な数のクリーチャーを用意してようやくライブラリーの一部を確認できるという能力なので、[[コンボ]]などの[[キーカード]]を持ってくるのにはあまり向いていない。どちらかと言えば、元からクリーチャーを多用する[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系の[[デッキ]]で、サーチ枚数は重視せずにこまめに[[起動]]し、[[除去]]や[[戦闘]]で失った戦力を補填するのに適していると言える。この場合、長期的にはいくらでも[[アドバンテージ]]を得られるのだが、速効性がなく、優勢時や逆に弾にするクリーチャーもないほどの劣勢時には[[腐る|腐っ]]てしまうのが問題。
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十分な数のクリーチャーを用意してようやくライブラリーの一部を確認できるという能力なので、[[コンボ]]などの[[キーカード]]を持ってくるのにはあまり向いていない。どちらかと言えば、元からクリーチャーを多用する[[ビートダウンデッキ]]で、濾過枚数は重視せずにこまめに[[起動]]し、[[除去]]や[[戦闘]]で失った戦力を補填するのに適していると言える。この場合、長期的にはいくらでも[[アドバンテージ]]を得られるのだが、速効性がなく、優勢時や逆に弾にするクリーチャーもないほどの劣勢時には[[腐る|腐っ]]てしまうのが問題。
  
 
[[構築]]では[[コスト]]・条件のよく似た[[ミミックの大桶/Mimic Vat]]や[[貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision]]を超えられるかどうかが課題となるだろう。
 
[[構築]]では[[コスト]]・条件のよく似た[[ミミックの大桶/Mimic Vat]]や[[貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision]]を超えられるかどうかが課題となるだろう。
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*クリーチャーが[[墓地]]と[[戦場]]を[[無限ループ]]する[[ギミック]]があれば、毎[[ターン]]好きなカードを1枚持ってこられる上にライブラリー全体を好きな順番に並び替えてしまえる。ただし、それができるのであれば素直に[[無限ライフ]]や[[無限ダメージ]]を狙った方がよいかもしれない。
 
*クリーチャーが[[墓地]]と[[戦場]]を[[無限ループ]]する[[ギミック]]があれば、毎[[ターン]]好きなカードを1枚持ってこられる上にライブラリー全体を好きな順番に並び替えてしまえる。ただし、それができるのであれば素直に[[無限ライフ]]や[[無限ダメージ]]を狙った方がよいかもしれない。
 
*死亡したクリーチャーの実際の目の数に関係なく、乗る目玉[[カウンター (目印)|カウンター]]は2つ。[[首無しスカーブ/Headless Skaab]]でも[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]でも[[オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore]]でも同じである。とある[[Timmy, Johnny, and Spike#ヴォーソスとメルヴィン|ヴォーソス]]はこの欠陥に対し、[[マジック:ザ・ギャザリング]]に[[パワー]]、[[タフネス]]に続き眼球個数の値を[[特性]]に追加すべきと[[Doug Beyer]]に進言した。彼は重度のフレイバー精度炎/Flavor Precision Ireと診断された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/inboxing-day-dark-ascension-2012-02-01 Inboxing Day_ Dark Ascension]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004352/ 闇の隆盛 受信メールボックスの日](Savor the Flavor 2012年2月1日)</ref>。
 
*死亡したクリーチャーの実際の目の数に関係なく、乗る目玉[[カウンター (目印)|カウンター]]は2つ。[[首無しスカーブ/Headless Skaab]]でも[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]でも[[オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore]]でも同じである。とある[[Timmy, Johnny, and Spike#ヴォーソスとメルヴィン|ヴォーソス]]はこの欠陥に対し、[[マジック:ザ・ギャザリング]]に[[パワー]]、[[タフネス]]に続き眼球個数の値を[[特性]]に追加すべきと[[Doug Beyer]]に進言した。彼は重度のフレイバー精度炎/Flavor Precision Ireと診断された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/inboxing-day-dark-ascension-2012-02-01 Inboxing Day_ Dark Ascension]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004352/ 闇の隆盛 受信メールボックスの日](Savor the Flavor 2012年2月1日)</ref>。
*[[カード名]]の「jar」は過去の訳に倣い「壺」と訳されているが、{{Gatherer|id=244695|イラスト}}を見る限りでは(広口の)瓶のことであろうと思われる。
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*[[カード名]]の「jar」は過去の訳に倣い「壺」と訳されているが、{{Gatherer|id=337474}}を見る限りでは(広口の)瓶のことであろうと思われる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年10月30日 (水) 13:00時点における最新版


Jar of Eyeballs / 目玉の壺 (3)
アーティファクト

あなたがコントロールするクリーチャーが1体死亡するたび、目玉の壺の上に目玉(eyeball)カウンターを2個置く。
(3),(T),目玉の壺から目玉カウンターをすべて取り除く:あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。Xはこれにより取り除かれた目玉カウンターの数である。それらのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


イラストの不気味さが際立つ、ちょっと変わった濾過能力を有するアーティファクト死亡した自分クリーチャーから目玉を2つずつ回収し、それを消費することで、目玉1個につき1枚の効率でライブラリーを覗いて濾過を行う。

十分な数のクリーチャーを用意してようやくライブラリーの一部を確認できるという能力なので、コンボなどのキーカードを持ってくるのにはあまり向いていない。どちらかと言えば、元からクリーチャーを多用するビートダウンデッキで、濾過枚数は重視せずにこまめに起動し、除去戦闘で失った戦力を補填するのに適していると言える。この場合、長期的にはいくらでもアドバンテージを得られるのだが、速効性がなく、優勢時や逆に弾にするクリーチャーもないほどの劣勢時には腐ってしまうのが問題。

構築ではコスト・条件のよく似たミミックの大桶/Mimic Vat貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Visionを超えられるかどうかが課題となるだろう。

[編集] 参考

  1. Inboxing Day_ Dark Ascension/闇の隆盛 受信メールボックスの日(Savor the Flavor 2012年2月1日)
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