未来予知/Future Sight
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2017年5月10日 (水) 14:52時点における版
ライブラリーの一番上のカードをプレイできるようにするエンチャント。色拘束がきついものの、ライブラリーの一番上のカードが実質キャントリップ付きになるも同然なので、かなりのカード・アドバンテージを稼げる。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期のスタンダードでは、タイトサイトのキーカードとして活躍した。嘘か真か/Fact or Fictionを失った後のサイカトグのアドバンテージ源に採用されたこともある。
またヴィンテージでは、コントロールデッキの手札増強のため重宝されている。呪文全般のマナ・コストが軽い環境であるため使い勝手がよい。
- 呪文を唱えたり能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上のカードが変化した場合、その「唱える」や「起動する」が完了するまで、一番上のカードは公開されず裏向きのままである(CR:401.6)。例えば、ミリキン人形/Millikinと一緒に使うときにこれが問題になる。
- サーチしたカードをライブラリーの一番上に置くタイプの教示者と相性がよい。他ライブラリー操作全般ともうまく機能する(→Sensei, Sensei)。
- 特に、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの二つ目の能力を併用することで、実質1マナにつきカード1枚を引けるようになる。
- ライブラリーの一番上のカードを参照するカードとも相性がよい。特に時間ふるい/Timesifterを置けばライブラリーの一番上に土地や軽い呪文が来てもプレイして次に回すことができ、重い呪文ならそのまま追加のターンを得られる。
- 時のらせんブロックの3番目のエキスパンション、未来予知の名前の由来である。内容に直接の関連性はないが、リメイク版である未来の大魔術師/Magus of the Futureが収録されている。
- 銀枠のYet Another AEther Vortexはこの亜種といえよう。
- Magic Onlineのキューブドラフトイベント用に新規イラストが書き下ろされた。後にデュエルデッキ:ジェイスvsヴラスカに収録された際にもこのイラストが使われている。
関連カード
ライブラリーの一番上のカードを公開し、プレイできるようにする常在型能力を持つカード。プレイできるカード・タイプに制限があるものが多い。
- 未来の大魔術師/Magus of the Future - カード・タイプを問わずプレイできる。(未来予知)
- ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya - 土地カードのみプレイできる。(エルドラージ覚醒)
- ガラクの大軍/Garruk's Horde - クリーチャー・カードのみ唱えられる。(基本セット2014)
- イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon - インスタント・カードかソーサリー・カードのみ唱えられる。(ドラゴンの迷路)
- クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix - 土地カードのみプレイできる。(神々の軍勢)
- 生類の侍臣/Vizier of the Menagerie - クリーチャー・カードのみ唱えられる。ライブラリートップは公開せず、コントローラーがいつでも確認できる。(アモンケット)