先攻

提供：MTG Wiki

2016年11月22日 (火) 21:50時点における版

先攻/Play Firstとは、最初にターンを始めることやそれを行うプレイヤーを指す。対義語は後攻。

先攻のプレイヤーは、最初のターンのドロー・ステップを飛ばす。ただし、多人数戦では、双頭巨人戦などの例外を除きこのルールは適用されないことが多い。

ゲームを開始する際、デッキを切り直した後、手札を引く前に、プレイヤーは先攻・後攻を決める。選ぶ権利については後述。

基本的にカード1枚の差よりも先にプレイできることの方が利点となる場合が多いため、先攻の方が好まれる傾向にある。ただし、状況によっては敢えて後攻を選ぶことも考えられる。具体例については後攻のページを参照のこと。

• 先に始めることから先攻をプレイ、ドロー・ステップでドローすることから後攻をドローと呼び、合わせて"Play or Draw"と呼ぶこともある。チャット略語の"P/D"という表現はここから来ている。
• 先攻・後攻の決定権を持つプレイヤーが宣言をせずに手札を見た場合、先攻を選んだものとみなすとマジック・イベント規定で定められている
• 余談だが、中国語版では先制攻撃をこう書く。
• 多人数戦の場合は開始プレイヤーと呼ぶ。開始プレイヤーでないプレイヤーはすべて後攻扱いとなる。
  • 開始プレイヤーになることができるカードが存在する。→権力行使/Power Play

先攻・後攻の決定権

第1ゲームの先攻・後攻は、認定大会における決勝ラウンドでは、スイスラウンドにおける上位のプレイヤーが決定権を持つ。そのような状況を除けば、じゃんけんやコイン投げ、ダイスロールなど、互いに納得できる手法であれば好きな方法で決定してよい。

複数のゲームからなるマッチの場合、第2ゲーム以降は直前のゲームの敗者が決める。ただし、直前のゲームが引き分けだった場合は、直前のゲームで先攻・後攻を決定したプレイヤーが再び決定権を持つ。

参考

• 後攻
• ルーリング