黒緑ビートダウン
提供:MTG Wiki
Pepperskitter (トーク | 投稿記録) |
|||
208行: | 208行: | ||
==[[神河ブロック]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]期== | ==[[神河ブロック]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]期== | ||
− | [[ | + | [[ラヴニカ:ギルドの都]]参入初期には[[ゴルガリ団/The Golgari|ゴルガリ]]・[[ギルド/Guild|ギルド]]を主力にした[[ビート・コントロール]][[デッキ]]が活躍。 |
− | + | ||
− | + | ||
{{#card:Hypnotic Specter}} | {{#card:Hypnotic Specter}} | ||
+ | {{#card:Putrefy}} | ||
+ | |||
+ | その後しばらくは鳴りを潜めていたが、[[コールドスナップ]]で[[緑]]の[[知恵の蛇/Ophidian]]こと[[オーランのバイパー/Ohran Viper]]が登場したことにより、これと[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]を緑の[[マナ・クリーチャー]]から高速[[展開]]する[[Vipies]]が生まれた。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Birds of Paradise}} | ||
+ | {{#card:Ohran Viper}} | ||
詳細は[[Vipies]]の項を参照のこと。 | 詳細は[[Vipies]]の項を参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルレシピ=== | ||
+ | |||
+ | *備考 | ||
+ | **2005年度広島県選手権チャンピオン | ||
+ | **使用者:[[藤岡一樹]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[第9版]]+[[神河ブロック]]+[[ラヴニカ:ギルドの都]]) | ||
+ | |||
+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
+ | |- | ||
+ | |||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2"|[[メインデッキ]] (60) | ||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2" style="background:#ffddee"|[[クリーチャー]] (26) | ||
+ | |- | ||
+ | |3||[[空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[極楽鳥/Birds of Paradise]] | ||
+ | |- | ||
+ | |3||[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[ウッド・エルフ/Wood Elves]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]] | ||
+ | |- | ||
+ | |3||[[ネクラタル/Nekrataal]] | ||
+ | |- | ||
+ | |3||[[墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab]] | ||
+ | |- | ||
+ | |2||[[鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni]] | ||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2" style="background:#ffeedd"|[[呪文]] (12) | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[最後の喘ぎ/Last Gasp]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[化膿/Putrefy]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]] | ||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2" style="background:#ddffee"|[[土地]] (22) | ||
+ | |- | ||
+ | |6||[[沼/Swamp]] | ||
+ | |- | ||
+ | |6||[[森/Forest]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[草むした墓/Overgrown Tomb]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[ラノワールの荒原/Llanowar Wastes]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers]] | ||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2" style="background:#ddeeff"|[[サイドボード]] | ||
+ | |- | ||
+ | |2||[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber]] | ||
+ | |- | ||
+ | |4||[[帰化/Naturalize]] | ||
+ | |- | ||
+ | |2||[[真髄の針/Pithing Needle]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[ネクラタル/Nekrataal]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[迫害/Persecute]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *[[マナ・クリーチャー]]から[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]などの[[アドバンテージ]][[クリーチャー]]へと繋ぐのが基本である。同様の動きはのちの[[Vipies]]や[[青]]を[[タッチ]]した[[8ヒッピー]]などへと受け継がれた。 | ||
+ | *[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20051120/index.html#hiroshima こちら]([[タカラトミー]]、[[浅原晃]]氏のコラム)も参照。 | ||
+ | ---- | ||
==[[ミラディン・ブロック]]+[[神河ブロック]]期== | ==[[ミラディン・ブロック]]+[[神河ブロック]]期== |
2008年3月20日 (木) 17:38時点における版
黒緑2色で構成されるビートダウンデッキ。 緑のクリーチャーに黒の除去や手札破壊などのコントロール要素を織り交ぜた、ビート・コントロールの形態をとる場合が多い。
この2色は対抗色だが、緑のマナサポートによりマナ基盤の不安はそれほどない。 緑の苦手な除去を黒が補い、黒単色では対処不可能なエンチャント・アーティファクトを緑で対応できるなど、柔軟性に富む。
反面、青緑のクロック・パーミッションと異なり、呪文全般に対し無防備になりやすいという弱点もある。(黒の手札破壊により一定程度は対処できるが。)
また、緑のマナ加速から黒のアドバンテージクリーチャーを展開するスタイルのものも存在する。→Vipies
目次 |
時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期
強力な緑のクリーチャーに黒のサポートを織り交ぜたグッドスタッフ系ビート・コントロール。
いわゆるグッドスタッフの例に漏れず、このデッキも時のらせんブロック〜ローウィンの高額レアを山積みにしたようなデッキであり、時に「札束」などと皮肉を込めて呼ばれることもある。
時のらせんブロックの獣群の呼び声/Call of the Herd・タルモゴイフ/Tarmogoyfや、ローウィンの野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerを主力とし、手札破壊の思考囲い/Thoughtseizeなどでサポートするのが基本。
世界選手権07では優勝したUri Pelegを含めベスト8中5人を占めた。 さらに「ドラン型」、「エルフ型」、「ミッドレンジ型」に分類される。 エルフ型についてはこちらを参照 →緑黒エルフ
その他の部分はメタや製作者の好みにより変化し、グッドスタッフならではのデッキバリエーションに富む。 クリーチャー除去の叫び大口/Shriekmaw、エンドカードに不敬の命令/Profane Commandあたりが一般的なチョイスである。
リリアナ・ヴェス/Liliana Vessの存在によりサイド後シルバーバレット戦略を取ることも可能なので、サイドカードのスペースを広く取れるのも強みである。
サンプルレシピ(ドラン型)
- 白がタッチされ包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Towerが投入されており、これが優勝の原動力となった。
サンプルレシピ(ミッドレンジ型)
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
未来予知で強力アタッカーのタルモゴイフ/Tarmogoyfが登場したことでメガハンデスが誕生、同年の日本選手権07を制した。
詳細はメガハンデス参照のこと。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期
ラヴニカ:ギルドの都参入初期にはゴルガリ・ギルドを主力にしたビート・コントロールデッキが活躍。
その後しばらくは鳴りを潜めていたが、コールドスナップで緑の知恵の蛇/Ophidianことオーランのバイパー/Ohran Viperが登場したことにより、これと惑乱の死霊/Hypnotic Specterを緑のマナ・クリーチャーから高速展開するVipiesが生まれた。
詳細はVipiesの項を参照のこと。
サンプルレシピ
- マナ・クリーチャーから惑乱の死霊/Hypnotic Specterなどのアドバンテージクリーチャーへと繋ぐのが基本である。同様の動きはのちのVipiesや青をタッチした8ヒッピーなどへと受け継がれた。
- こちら(タカラトミー、浅原晃氏のコラム)も参照。
ミラディン・ブロック+神河ブロック期
親和消滅後、以前から存在したネズミデッキに緑をタッチしたヴィリジアン・ラッツが現れた。
苦手とするアーティファクト破壊をヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanで補う。 第9版で復活した対抗色ペインランドのラノワールの荒原/Llanowar Wastesの存在も大きい。
こちらもヴィリジアン・ラッツの項目を参照のこと。
オデッセイ・ブロック期
トーメントで登場したマッドネスを利用した黒緑マッドネスが登場。
詳細は黒緑マッドネスを参照。
マスクス・ブロック構築
強力なブラストダーム/Blastodermの攻撃を殺し/Snuff Outなどの除去で通すスナフ・オ・ダームが登場。
その色構成からスイカと呼ばれたデッキの走りとなった。 詳細はスナフ・オ・ダームを参照のこと。
エクステンデッド
エクステンデッドのThe Rockから発展したビートダウンデッキ、京都迷宮案内が存在する。
緑のクリーチャーを黒の手札破壊や除去でサポートするデッキで、汎用性は極めて高い。
また、時のらせん参入後は、赤をタッチし特殊地形対策の破壊的な流動/Destructive Flowを搭載した亜種、Flow Rockも登場した。