燃え立つ願い/Burning Wish
提供:MTG Wiki
(書き出しを統一、雑多すぎる列挙を削除) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Burning Wish}} | {{#card:Burning Wish}} | ||
− | [[ | + | [[ジャッジメント]]の[[願い]]の[[赤]]版。[[ゲームの外部]]から[[ソーサリー]]を持ってくる[[呪文]]。 |
− | + | [[サイクル]]で[[効果]]が統一されているからということもあるだろうが、[[赤]]にしては貴重な、[[無作為に|ランダム]]要素などを含まない確実な[[サーチ]][[カード]]。[[腐る|腐り]]やすい[[呪文]]を[[サイドボード]]に引っ込めておいて必要なときに引き出したり(→[[シルバーバレット]])、[[キーカード]]や[[エンドカード]]あるいは[[除去]]や[[手札破壊]]などの基本呪文を水増ししたりと、汎用性が非常に高い。 | |
− | + | ソーサリーしか持ってこられないことはネックであるが、[[デッキ]][[構築]]時点で気をつけていればそこまでの欠点ではない。むしろ「燃え立つ願いで持ってこれるから」という理由で[[インスタント]]よりソーサリーを優先するケースが生まれるほどの影響力がある。 | |
− | + | 2[[マナ]]と[[軽い]]ため、これで引っぱってきた[[呪文]]を即座に[[唱える]]ことが容易であるのも強みであり、とりわけ[[ストーム (デッキ)|ストームデッキ]]や[[チェイン・コンボ]]デッキでは、[[コンボ]]が止まりそうになってもこのカードによってうまく立て直したり、エンドカードを引っ張ってきたりと大活躍である。その優秀さたるや、[[ヴィンテージ]]でこの[[カード]]を組み込んだストームデッキが余りにも強力過ぎた為、[[制限カード]]に指定されたほど(→[[ロング・デック]])。 | |
− | + | ||
2004年1月1日より、[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]に指定されたが、2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定された。後に、ヴィンテージ環境でコンボデッキの割合が制限された当時より下がっていることを踏まえ、2012年10月1日よりヴィンテージで制限解除された。 | 2004年1月1日より、[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]に指定されたが、2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定された。後に、ヴィンテージ環境でコンボデッキの割合が制限された当時より下がっていることを踏まえ、2012年10月1日よりヴィンテージで制限解除された。 | ||
− | + | *[[狡猾な願い/Cunning Wish]]と同じく自分自身の[[カード・タイプ]]を持って来られるので、[[ミラーリ/Mirari]]でコピーして回収することでぐるぐると使い回すことができた。 | |
− | * | + | **現在は[[追放]]の制定により、不可能となっている。 |
− | * | + | *別の[[願い]]を引っ張ってくることができるのも強み。特に[[生ける願い/Living Wish]]を持ってきて[[クリーチャー]]などにアクセスするプレイングはよく使われる。 |
− | * | + | *サーチといえば[[青]]や[[黒]]のほうが本家であるが、そちらは強力すぎて禁止・制限を受けていて使えないケースが多い。「禁止・制限されていないサーチ」という前提で見比べればトップクラスに強力。 |
− | * | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | * | + | |
==関連カード== | ==関連カード== |
2013年10月16日 (水) 15:38時点における版
ソーサリー
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるソーサリー・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。燃え立つ願いを追放する。
ジャッジメントの願いの赤版。ゲームの外部からソーサリーを持ってくる呪文。
サイクルで効果が統一されているからということもあるだろうが、赤にしては貴重な、ランダム要素などを含まない確実なサーチカード。腐りやすい呪文をサイドボードに引っ込めておいて必要なときに引き出したり(→シルバーバレット)、キーカードやエンドカードあるいは除去や手札破壊などの基本呪文を水増ししたりと、汎用性が非常に高い。
ソーサリーしか持ってこられないことはネックであるが、デッキ構築時点で気をつけていればそこまでの欠点ではない。むしろ「燃え立つ願いで持ってこれるから」という理由でインスタントよりソーサリーを優先するケースが生まれるほどの影響力がある。
2マナと軽いため、これで引っぱってきた呪文を即座に唱えることが容易であるのも強みであり、とりわけストームデッキやチェイン・コンボデッキでは、コンボが止まりそうになってもこのカードによってうまく立て直したり、エンドカードを引っ張ってきたりと大活躍である。その優秀さたるや、ヴィンテージでこのカードを組み込んだストームデッキが余りにも強力過ぎた為、制限カードに指定されたほど(→ロング・デック)。
2004年1月1日より、Type1(現ヴィンテージ)で制限カード、Type1.5で禁止カードに指定されたが、2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、プリズマティックで禁止カードに指定された。後に、ヴィンテージ環境でコンボデッキの割合が制限された当時より下がっていることを踏まえ、2012年10月1日よりヴィンテージで制限解除された。
- 狡猾な願い/Cunning Wishと同じく自分自身のカード・タイプを持って来られるので、ミラーリ/Mirariでコピーして回収することでぐるぐると使い回すことができた。
- 現在は追放の制定により、不可能となっている。
- 別の願いを引っ張ってくることができるのも強み。特に生ける願い/Living Wishを持ってきてクリーチャーなどにアクセスするプレイングはよく使われる。
- サーチといえば青や黒のほうが本家であるが、そちらは強力すぎて禁止・制限を受けていて使えないケースが多い。「禁止・制限されていないサーチ」という前提で見比べればトップクラスに強力。
関連カード
サイクル
ジャッジメントの願いサイクル。ゲームの外部からカードを手札に加えることができる。
- 黄金の願い/Golden Wish
- 狡猾な願い/Cunning Wish
- 死せる願い/Death Wish
- 燃え立つ願い/Burning Wish
- 生ける願い/Living Wish