狼男

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
8行: 8行:
 
赤と緑に存在するが、オラクル変更によって狼男に加えられた3枚は[[黒]]である。
 
赤と緑に存在するが、オラクル変更によって狼男に加えられた3枚は[[黒]]である。
  
イニストラードに登場する[[狼男]]はすべて[[両面カード]]で、[[正面]]は人間形態、[[背面]]は半狼半人形態となっている。正面は人間や[[職業]]のクリーチャー・タイプを併せ持つが、背面は狼男以外のクリーチャー・タイプを持たない。いずれも共通の[[変身]]条件を持ち、正面から背面は「各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合」、背面から正面は「各アップキープの開始時に、直前のターンのいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合」となっている。
+
イニストラードに登場する[[狼男]]はすべて[[両面カード]]で、[[昼の面]]は人間形態、[[夜の面]]は半狼半人形態となっている。昼の面は人間や[[職業]]のクリーチャー・タイプを併せ持つが、夜の面は狼男以外のクリーチャー・タイプを持たない。いずれも共通の[[変身]]条件を持ち、昼の面から夜の面は「各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合」、夜の面から昼の面は「各アップキープの開始時に、直前のターンのいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合」となっている。
  
 
[[部族カード]]は共に狼を参照する場合が多く、[[ロード (俗称)|ロード]]としては[[吠え群れの頭目/Howlpack Alpha]]、[[常なる狼/Immerwolf]]。専用の[[全体強化]][[エンチャント]]として[[昇る満月/Full Moon's Rise]]がある。また[[プレインチェイス2012]]にて、狼男を参照する[[次元]]カードである[[ケッシグ/Kessig (次元カード)]]が登場した。
 
[[部族カード]]は共に狼を参照する場合が多く、[[ロード (俗称)|ロード]]としては[[吠え群れの頭目/Howlpack Alpha]]、[[常なる狼/Immerwolf]]。専用の[[全体強化]][[エンチャント]]として[[昇る満月/Full Moon's Rise]]がある。また[[プレインチェイス2012]]にて、狼男を参照する[[次元]]カードである[[ケッシグ/Kessig (次元カード)]]が登場した。

2013年10月7日 (月) 11:02時点における版

狼男/Werewolfは、クリーチャー・タイプの1つ。や半狼半人に変身する人間。日本語版では狼男と訳されているが、女性のWerewolfも存在する(#訳語参照)。


Gatstaf Shepherd / ガツタフの羊飼い (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)

各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、ガツタフの羊飼いを変身させる。

2/2
Gatstaf Howler / ガツタフの咆哮者
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

威嚇(このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
各アップキープの開始時に、直前のターンのプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、ガツタフの咆哮者を変身させる。

3/3


Ravager of the Fells / 高原の荒廃者
〔赤/緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

トランプル
このクリーチャーが《高原の荒廃者/Ravager of the Fells》に変身するたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とし、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーがコントロールするクリーチャーを最大1体まで対象とする。高原の荒廃者はその前者に2点のダメージを与え、その後者に2点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が呪文を2つ以上唱えていた場合、高原の荒廃者を変身させる。

4/4
Huntmaster of the Fells / 高原の狩りの達人 (2)(赤)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)

このクリーチャーが戦場に出るか《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》に変身するたび、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成し、あなたは2点のライフを得る。
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、高原の狩りの達人を変身させる。

2/2

イニストラードで新たに追加されたクリーチャー・タイプ。の主要種族に選ばれている。また、大いなる人狼/Greater WerewolfLesser Werewolf不実な人狼/Treacherous Werewolfの3枚もイニストラード発売時のオラクル更新で人間・狼から狼男に変更された。

赤と緑に存在するが、オラクル変更によって狼男に加えられた3枚はである。

イニストラードに登場する狼男はすべて両面カードで、昼の面は人間形態、夜の面は半狼半人形態となっている。昼の面は人間や職業のクリーチャー・タイプを併せ持つが、夜の面は狼男以外のクリーチャー・タイプを持たない。いずれも共通の変身条件を持ち、昼の面から夜の面は「各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合」、夜の面から昼の面は「各アップキープの開始時に、直前のターンのいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合」となっている。

部族カードは共に狼を参照する場合が多く、ロードとしては吠え群れの頭目/Howlpack Alpha常なる狼/Immerwolf。専用の全体強化エンチャントとして昇る満月/Full Moon's Riseがある。またプレインチェイス2012にて、狼男を参照する次元カードであるケッシグ/Kessig (次元カード)が登場した。

伝説の狼男は存在しない。デザインの段階では高原の荒廃者/Ravager of the Fellsを伝説にする案もあったが両面カード特有の問題等から見送られた。

訳語

「Werewolf」は日本語版では「狼男」と訳されているが、無謀な浮浪者/Reckless Waifクルーインの無法者/Kruin Outlawといった「女性のWerewolf」も存在し、さらに大いなる人狼と不実な人狼のカード名から、「Werewolf」を「人狼」と訳すべきだったのではという意見も存在する。

  • Werewolfを「人狼」ではなく「狼男」と訳した理由として、翻訳者の進藤欣也は自身のTwitterで「『人狼』と『人間』の文字の字面がかぶりすぎて認識しづらいため」と述べている(参考1参考2)。なお、言及した時点では女性のWerewolfは公式スポイラーリストで発表されておらず、女性Werewolfの存在を考慮した上の翻訳かは定かではない。
  • Werewolfの"were"は古英語で「男性」を意味するため(参考)、それを踏まえると人狼よりも適切であるという意見もある。
    • ちなみに、wereが男性を意味することから「女性のWerewolfはどうするんだ」という問題は英語圏にもあるようだ(参考)。
    • wereに対応する古英語の「女性」は"wife"(現代では「妻」の意味でのみ用いる)。ただ、古英語でも「女性の人狼」をWifewolfとは呼ばない。

参考

MOBILE