クラークの親指/Krark's Thumb
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**もしこれを2つコントロールしているならば、コインを4枚投げて3枚を無視する。3つ以上の場合も同様である(1つ増えると投げる数が2倍になるので、n個戦場に有れば、コインを2のn乗枚だけ投げる)。 | **もしこれを2つコントロールしているならば、コインを4枚投げて3枚を無視する。3つ以上の場合も同様である(1つ増えると投げる数が2倍になるので、n個戦場に有れば、コインを2のn乗枚だけ投げる)。 | ||
**あなたがこれをn個コントロールしているなら、あなたが指定しなかった方の面だけが出る確率は1/2^(2^n)である。つまり、2つあれば1/16(6.25%)、3つあれば1/256(≒0.4%)、4つならなんと1/65536(≒0.0015%)の確率でしかコイン投げに負けないことになる。 | **あなたがこれをn個コントロールしているなら、あなたが指定しなかった方の面だけが出る確率は1/2^(2^n)である。つまり、2つあれば1/16(6.25%)、3つあれば1/256(≒0.4%)、4つならなんと1/65536(≒0.0015%)の確率でしかコイン投げに負けないことになる。 | ||
− | ***もっともあえて自分が負けるコイン投げの結果を残すこともできるので、[[狂った火猫/Crazed Firecat]]が出ていても(一度でも自分が負けるコイン投げの結果が出ていれば) | + | ***もっともあえて自分が負けるコイン投げの結果を残すこともできるので、[[狂った火猫/Crazed Firecat]]が出ていても(一度でも自分が負けるコイン投げの結果が出ていれば)任意のタイミングでコイン投げをやめられる。その後を省略(無視)することになるので[[対戦相手]]との合意が必要であるが。 |
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***伝説のアーティファクトなので、むろん単純に複数枚並べることはできない。[[鏡の画廊/Mirror Gallery]]あたりを使おう。 | ***伝説のアーティファクトなので、むろん単純に複数枚並べることはできない。[[鏡の画廊/Mirror Gallery]]あたりを使おう。 | ||
− | *クラークの親指が大量に戦場に出ていると、コイントスに負ける確率は異常なまでに低くなり、天文学的確率どころの話ではない。さらに、2枚投げる[[効果]]は強制であるため(1回につき2^ | + | *クラークの親指が大量に戦場に出ていると、コイントスに負ける確率は異常なまでに低くなり、天文学的確率どころの話ではない。さらに、2枚投げる[[効果]]は強制であるため(1回につき2^n枚投げる事になるので)対戦相手との合意がなければ(8個なら256回投げるハメになるので)[[無限ループ]]でも無いのに[[ゲーム]]が止まってしまう。[[Magic Online]]では時間制限による敗北が一気に近づくので大会中に使わないのが無難である。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[クラーク族/Krark-Clan#クラーク/Krark|クラーク/Krark]] | *[[クラーク族/Krark-Clan#クラーク/Krark|クラーク/Krark]] | ||
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] |
2012年6月4日 (月) 22:26時点における版
コイン投げデッキ必携の伝説のアーティファクト。ミラディン・ブロックらしく、「コイン投げの勝率は50%」というルールを破壊する。
2マナと軽く、しかるべくつくられたデッキではとても強い。同時期に出た焦熱の計画/Fiery Gambitをはじめ、Mana Crypt、カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaurなど、コインを用いるカードは少なくない。
ただし、このカード単体では何も出来ない点、何より実用的なコイン投げデッキなんかそもそもないと言う点から、まともなデッキでの出番はあまりない。主にジョニー向けのカードである。
- 開発部はこれを2つコントロールしているときにはコインを3枚投げ2枚を無視するようにしたかったらしいが、書式がかなりややこしくなってしまう。別に4枚投げてもかまわないような気もするが、感覚の問題だろう。→ミラディン開発秘話ダイジェスト(Wizards社;英語)
- もしこれを2つコントロールしているならば、コインを4枚投げて3枚を無視する。3つ以上の場合も同様である(1つ増えると投げる数が2倍になるので、n個戦場に有れば、コインを2のn乗枚だけ投げる)。
- あなたがこれをn個コントロールしているなら、あなたが指定しなかった方の面だけが出る確率は1/2^(2^n)である。つまり、2つあれば1/16(6.25%)、3つあれば1/256(≒0.4%)、4つならなんと1/65536(≒0.0015%)の確率でしかコイン投げに負けないことになる。
- もっともあえて自分が負けるコイン投げの結果を残すこともできるので、狂った火猫/Crazed Firecatが出ていても(一度でも自分が負けるコイン投げの結果が出ていれば)任意のタイミングでコイン投げをやめられる。その後を省略(無視)することになるので対戦相手との合意が必要であるが。
- 伝説のアーティファクトなので、むろん単純に複数枚並べることはできない。鏡の画廊/Mirror Galleryあたりを使おう。
- クラークの親指が大量に戦場に出ていると、コイントスに負ける確率は異常なまでに低くなり、天文学的確率どころの話ではない。さらに、2枚投げる効果は強制であるため(1回につき2^n枚投げる事になるので)対戦相手との合意がなければ(8個なら256回投げるハメになるので)無限ループでも無いのにゲームが止まってしまう。Magic Onlineでは時間制限による敗北が一気に近づくので大会中に使わないのが無難である。