スレイベンの破滅預言者/Thraben Doomsayer

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比較的悠長な[[リミテッド]]では、単なるトークン生産機と考えても十分強力。ただし、[[スピリット]]・[[狼]]・[[吸血鬼]]など、より強力なトークンを生産するカードが豊富な環境であり、それらと生産合戦になると分が悪い。窮地能力をうまく使っていきたい。
 
比較的悠長な[[リミテッド]]では、単なるトークン生産機と考えても十分強力。ただし、[[スピリット]]・[[狼]]・[[吸血鬼]]など、より強力なトークンを生産するカードが豊富な環境であり、それらと生産合戦になると分が悪い。窮地能力をうまく使っていきたい。
  
*日本語訳で「破滅預言者」となっているのはやや奇妙である。「預言者」とは神の「言」葉を「預」かり、代理人としてその意志を伝える者の意。神的存在の[[アヴァシン/Avacyn]]が不在なのに彼女の意志を受け取れる筈がない。あるいは神を騙った悪魔にそそのかされているのかもしれないが、そこまでのイメージは読み取れない。
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*怪物たちの攻撃に絶望した人間たちの間で、終末論を唱えるカルト宗派が流行しはじめた様子を示すカードだと思われる。信者は少しずつ確実に増えていき、その時が来れば暴動を引き起こす。
*自らの予測を語っているだけに過ぎない「破滅予言者」あるいは悲嘆に暮れた「[[流刑の終末論者/Exiled Doomsayer|終末論者]]」とイメージした方が、絶望のあまり混乱状態に陥っている民衆の扇動者という感じで「闇の隆盛」というフレーバーにより噛み合っているだろう。
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**日本語訳で「破滅預言者」となっているのはやや奇妙である。「預言者」とは神の「言」葉を「預」かり、代理人としてその意志を伝える者の意。神的存在の[[アヴァシン/Avacyn]]が不在なのに彼女の意志を受け取れる筈がない。あるいは神を騙った悪魔にそそのかされているのかもしれないが、そこまでのイメージは読み取れない。
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**自らの予測を語っているだけに過ぎない「破滅予言者」あるいは悲嘆に暮れた「[[流刑の終末論者/Exiled Doomsayer|終末論者]]」とイメージした方が、絶望のあまり混乱状態に陥っている民衆の扇動者という感じで「闇の隆盛」というフレーバーにより噛み合っているだろう。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[スレイベン/Thraben]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[スレイベン/Thraben]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]]

2012年3月7日 (水) 02:10時点における版


タップによるトークン生産と、窮地時の全体強化のふたつの能力を併せ持つクリーチャー

トークン生産はゆっくりとだが確実に頭数を増やせてなかなか強力。そしていざ窮地になれば栄光の頌歌/Glorious Anthem2枚分もの後押しをしてくれる。ふたつの能力が噛み合っていて自己完結しているため扱いやすく、ビートダウンでもコントロールでも採用しうる。

しかし登場時のスタンダード環境からするとやや挙動が遅く、「ゆっくり増やしていたらフィニッシャーに踏み潰されました」というパターンになりがち。全体強化のほうも、残りライフ5点以下の状態を維持するのはかなり危険であり、火力はもちろん、ちょっとした飛行トランプル持ちがいるだけで簡単に乗り越えられてしまう。上手に使うには、何らかの工夫は必須と言える。

比較的悠長なリミテッドでは、単なるトークン生産機と考えても十分強力。ただし、スピリット吸血鬼など、より強力なトークンを生産するカードが豊富な環境であり、それらと生産合戦になると分が悪い。窮地能力をうまく使っていきたい。

  • 怪物たちの攻撃に絶望した人間たちの間で、終末論を唱えるカルト宗派が流行しはじめた様子を示すカードだと思われる。信者は少しずつ確実に増えていき、その時が来れば暴動を引き起こす。
    • 日本語訳で「破滅預言者」となっているのはやや奇妙である。「預言者」とは神の「言」葉を「預」かり、代理人としてその意志を伝える者の意。神的存在のアヴァシン/Avacynが不在なのに彼女の意志を受け取れる筈がない。あるいは神を騙った悪魔にそそのかされているのかもしれないが、そこまでのイメージは読み取れない。
    • 自らの予測を語っているだけに過ぎない「破滅予言者」あるいは悲嘆に暮れた「終末論者」とイメージした方が、絶望のあまり混乱状態に陥っている民衆の扇動者という感じで「闇の隆盛」というフレーバーにより噛み合っているだろう。

参考

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