屍賊/Nim
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− | * | + | *英語名の「Nim」は造語。別の意味の英単語として存在はするが、上記のような生物や怪物に近い意味を持つわけではない。 |
+ | **むろん日本語訳もあるはずがなく、「屍賊」という訳語そのものも完全な造語。極めて珍しい例であり、ある意味で名訳とも言える。(→[[誤訳/名訳]]) | ||
*[[神河物語]]の[[返礼/Reciprocate]]の[[イラスト]]にも、屍賊風の姿のクリーチャー(大峨?)が登場している。 | *[[神河物語]]の[[返礼/Reciprocate]]の[[イラスト]]にも、屍賊風の姿のクリーチャー(大峨?)が登場している。 | ||
2023年9月27日 (水) 04:03時点における最新版
屍賊/Nimは、ミラディン・ブロックおよびミラディンの傷跡ブロックに登場する、黒のクリーチャー群である。
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[編集] ストーリー上の設定
ミラディン/Mirrodinの沼地、メフィドロス/Mephidross(ドロス)に生息するアンデッドであり、ドロスに充満する腐食金属のガス、屍気の霧/Necrogen Mistsによって産み出される。この霧に長時間触れていると、生物は精神と肉体を蝕まれ、最終的にこの異形の怪物となる。
奇妙なヘルメット状の金属板で頭部を覆っているのが特徴で、辺りに疫病をばら撒く。思考こそしないが、多くは若干の人間性(および元々の生物としての性質)が残されており、自らの苦しみと恐怖を他者に与えるべく行動するとされる。このため度々群れを成して平地である剃刀ヶ原/Razor Fieldsへ侵攻し、オーリオック/Auriokやレオニン/Leoninと敵対する。
- このヘルメットは頭蓋囲い/Cranial Platingと屍賊の死のマント/Nim Deathmantleとしてカード化(いずれも装備品)されている。
[編集] ゲーム上の設定
クリーチャー・タイプはゾンビに区分される。
ミラディン・ブロックにおいては、コントロールするアーティファクトの数を自らのパワーに算入する常在型能力を持つものが大半であり、屍賊の代名詞ともなっていた。頭蓋囲い/Cranial Platingとして装備品化されたこの能力は、フィフス・ドーン後の親和デッキにさらなる爆発力を与えた。
ミラディンの傷跡ブロックでも復活しており、ファイレクシア陣営感染持ちクリーチャーの一角を成す。これは当初からの設定「疫病を振りまく」(屍賊の金切り魔/Nim Shriekerのフレイバー・テキスト参照)にも合致している。しかし元々の能力に近い金属術を持つものは残念ながら新たなるファイレクシア現在は存在しない。
[編集] 備考
- 英語名の「Nim」は造語。別の意味の英単語として存在はするが、上記のような生物や怪物に近い意味を持つわけではない。
- むろん日本語訳もあるはずがなく、「屍賊」という訳語そのものも完全な造語。極めて珍しい例であり、ある意味で名訳とも言える。(→誤訳/名訳)
- 神河物語の返礼/Reciprocateのイラストにも、屍賊風の姿のクリーチャー(大峨?)が登場している。