ウィニー
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[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]発祥であるこの用語は他の[[トレーディングカードゲーム]]にも流用されている(例:「ガンダムウォー」の「ジオンウィニー」など)。 | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]発祥であるこの用語は他の[[トレーディングカードゲーム]]にも流用されている(例:「ガンダムウォー」の「ジオンウィニー」など)。 |
2021年5月4日 (火) 22:22時点における最新版
ウィニー(Weenie)とは、マナ総量が1~2程度の軽量クリーチャーを指す総称。または、そのようなクリーチャーを主体としたビートダウンデッキの名称。
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
プロテクション(白)(このクリーチャーは白のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
目次 |
[編集] クリーチャー
主にマナ総量が1~2程度のクリーチャーがウィニークリーチャーと呼ばれる。その軽さから基本的に小型であるが、モグの下働き/Mogg Flunkiesのように、コストに比してサイズが大きいものであっても、高速展開が可能であればこの範疇に含まれる。マナ総量が2以下でパワーが1~3の防衛を持っていないクリーチャーがひとつの目安とされる。
[編集] デッキ
ウィニーデッキは、ウィニークリーチャーを主体としたビートダウンデッキであり、カードを低コスト域に集中させ、大量のクリーチャーを高速で展開することを目的とする。弱点克服か早期決着のために、3マナ以上のカードが入ることもある。
極楽鳥/Birds of Paradiseや暗黒の儀式/Dark Ritualなどのマナ加速から成るタイプはウィニーの定義からはずれるが、場合によってはこれらもウィニーデッキと呼ぶことがある。ウィニーデッキは攻撃重視のデッキなので、サマイトの癒し手/Samite Healerのようにパワーがコストを下回るクリーチャーはあまり使用されない。
白ウィニーや青のフィッシュなどはウィニーデッキとして有名。しかし黒のスーサイドブラックや赤のスライ、緑のストンピィは環境によってウィニーに含まれたり含まれなかったりする。スーサイドブラックはペナルティ能力付きのファッティが使われている事が多々あるし、スライも火力呪文に偏っている場合も少なくない。ストンピィは色の役割上、元々クリーチャーにファッティが多い。
- 火力が混じるとウィニー・バーンと呼ばれることもある。
[編集] 他のデッキとの相性
コントロールデッキ全般に対して強く、パーミッションのようなカード・アドバンテージに特化したタイプはもちろんのこと、ボードコントロールに長けたデッキに対しても、特別ウィニーを意識した構成となっている場合を別にすれば、コントロールが確立する前に押し切れてしまうことが多い。逆に、ミッドレンジ相手にはクリーチャーのサイズで劣り中盤以降で巻き返されやすく、コンボデッキ相手にも妨害手段がほとんど無いので、押し切る前にコンボが確定して逆転されることが多いため相性は悪い。ただしこちらが鬼回りすると多少の相性差を無視して押し切れてしまう場合も多く、この爆発力もウィニーの魅力の一つである。
[編集] その他
一般的に「ちっぽけな」を意味する英語"Weenie"が名前の由来とされているが、クリーチャーが次々に繰り出されるさまをウィンナーソーセージが製造機から連なって出てくる様子に例えたことに由来するとする説もある。
マジック発祥であるこの用語は他のトレーディングカードゲームにも流用されている(例:「ガンダムウォー」の「ジオンウィニー」など)。