飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(16人の利用者による、間の25版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | + | {{#card:Vorinclex, Voice of Hunger}} | |
− | + | [[緑]]の派閥の[[法務官]]。[[あなた|自分]]の[[土地]]が出す[[マナ]]は倍になり、[[対戦相手]]の土地は2[[ターン]]に一度しか[[アンタップ]]しなくなる。これの他に似た[[効果]]の[[カード]]は殆ど存在しないが、[[Winter's Night]]のメリットだけが自分に、デメリットだけが対戦相手に影響すると考えると分かりやすい。 | |
− | + | 通常、8[[マナ]]が出る状況で[[マナ加速]]しても意味は小さく、そのような状況では対戦相手のマナを縛ることの意義も小さい。[[リアニメイト]]などで[[コスト]]を踏み倒して高速で[[戦場に出す]]手段を伴わないと活躍は難しい。 | |
− | == | + | *[[モミール・ベーシック]]ではしばしば勝負を決める存在となる。これが出るということは土地が8枚並んでいるはずなので、X=13にして確実に[[約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End]]を引き当てることができる。登場時点ではX=15にして1/2の確率で[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]が呼び出すこともできた。 |
− | + | *[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。 | |
− | + | ==[[ルール]]== | |
− | + | *自分のマナを追加で生む能力は誘発型[[マナ能力]]であり({{CR|605.1b}})、[[スタック]]に置かれない。 | |
− | + | *相手の土地に[[アンタップ制限]]をかける能力は通常の誘発型能力であり、スタックに置かれる。このカードが戦場を離れても次の[[アンタップ・ステップ]]までアンタップ制限はかかり続ける。 | |
− | + | ||
+ | ==関連カード== | ||
+ | {{キャラクターを表すカード/ヴォリンクレックス}} | ||
+ | |||
+ | ===サイクル=== | ||
+ | {{サイクル/新たなるファイレクシアの法務官}} | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''ヴォリンクレックス'''/''Vorinclex''は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]のファイレクシア人。男性。 | ||
+ | |||
+ | [[緑]]の派閥[[悪意の大群/Vicious Swarm]]を率いる[[法務官/Praetor]]。 | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[ヴォリンクレックス/Vorinclex (ストーリー)]]を参照。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/new-phyrexia-wallpapers-2011-05-13 壁紙] ([[WotC]],十八段目) |
− | + | *[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ファイレクシア陣営 - [[神話レア]] | |
+ | *[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:多元宇宙の伝説]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ヒストリック・アンソロジー5]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2024年#Outlaw Anthology Vol.2: Sinister Scoundrels|Secret Lair Drop Series: Outlaw Anthology Vol.2: Sinister Scoundrels]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2021年#Phyrexian Praetors: Compleat Edition|Secret Lair Drop Series: Phyrexian Praetors: Compleat Edition]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年5月11日 (土) 11:13時点における最新版
Vorinclex, Voice of Hunger / 飢餓の声、ヴォリンクレックス (6)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
トランプル
あなたがマナを引き出す目的で土地を1つタップするたび、その土地が生み出したいずれかのタイプのマナ1点を加える。
対戦相手1人がマナを引き出す目的で土地を1つタップするたび、その土地はそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
緑の派閥の法務官。自分の土地が出すマナは倍になり、対戦相手の土地は2ターンに一度しかアンタップしなくなる。これの他に似た効果のカードは殆ど存在しないが、Winter's Nightのメリットだけが自分に、デメリットだけが対戦相手に影響すると考えると分かりやすい。
通常、8マナが出る状況でマナ加速しても意味は小さく、そのような状況では対戦相手のマナを縛ることの意義も小さい。リアニメイトなどでコストを踏み倒して高速で戦場に出す手段を伴わないと活躍は難しい。
- モミール・ベーシックではしばしば勝負を決める存在となる。これが出るということは土地が8枚並んでいるはずなので、X=13にして確実に約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised Endを引き当てることができる。登場時点ではX=15にして1/2の確率で引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornが呼び出すこともできた。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
[編集] ルール
- 自分のマナを追加で生む能力は誘発型マナ能力であり(CR:605.1b)、スタックに置かれない。
- 相手の土地にアンタップ制限をかける能力は通常の誘発型能力であり、スタックに置かれる。このカードが戦場を離れても次のアンタップ・ステップまでアンタップ制限はかかり続ける。
[編集] 関連カード
- 飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger
- 巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider
- ヴォリンクレックス/Vorinclex
[編集] サイクル
新たなるファイレクシアのファイレクシアン・法務官サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャーであり、コントローラーに利益を与える能力と、対戦相手に不利益を与える能力を併せ持つ。2つの能力は対称的な効果となっている。
- 大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
- 核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur
- 囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One
- 隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden
- 飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger
[編集] ストーリー
ヴォリンクレックス/Vorinclexは新ファイレクシア/New Phyrexiaのファイレクシア人。男性。
緑の派閥悪意の大群/Vicious Swarmを率いる法務官/Praetor。
詳細はヴォリンクレックス/Vorinclex (ストーリー)を参照。