処罰の力線/Leyline of Punishment
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− | + | 当時はまだ赤の[[色の役割|役割]]に[[ルーター]]や[[衝動的ドロー]]が存在しなかった頃であり、[[燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze]]などの腐ったカードを再利用する手段も必ずしも実際の採用に堪えなかった。[[ドロー・ステップ]]の1枚の重要性が他のデッキに比して非常に重い[[赤単色デッキ|赤単デッキ]]にとって、「初手に来ないとほとんど意味がない上に2枚目以降が腐るカード」「『対策の対策』という後ろ向きなカード」を採用すること自体が非常にリスキーであり、さらに刺さると思っていた相手に案外刺さらないことも多い。そのため[[スタンダード]]では継戦を見越した[[スライ/スタンダード/ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期|赤単]]以外で採用されることはかなり稀であり、そういった気の長い赤単自体の数が少なかったことからほとんど見かけないカードだった。 | |
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+ | 赤の[[ドロー]]事情が改善したのちは細々と使われている。赤にとってプロテクション対策ができるのは嬉しいのだが難点も無視できず、採用は好みによるところが大きい。 | ||
*ライフを[[得る]]ことを[[置換効果|置換]]するのではなく、ライフを得ること自体を禁止する。 | *ライフを[[得る]]ことを[[置換効果|置換]]するのではなく、ライフを得ること自体を禁止する。 | ||
− | **自分よりライフが多い[[プレイヤー]] | + | **自分よりライフが多い[[プレイヤー]]とライフを[[交換]]することはできない({{CR|119.7}})。 |
**ライフを得ることを含む[[コスト]]を[[支払う]]ことはできない([[激励/Invigorate]]など)。 | **ライフを得ることを含む[[コスト]]を[[支払う]]ことはできない([[激励/Invigorate]]など)。 | ||
**ライフを得ることを置換する[[効果]]は働かない。 | **ライフを得ることを置換する[[効果]]は働かない。 |
2024年6月23日 (日) 03:42時点における最新版
エンチャント
処罰の力線があなたのゲーム開始時の手札にある場合、あなたはそれが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
プレイヤーはライフを得られない。
ダメージは軽減できない。
基本セット2011の赤の力線。恒久の拷問/Everlasting Torment系エンチャント。
スライのようなデッキが大の苦手とする、回復やプロテクションなどへの対策になる。ゲーム開始時に手札にあれば4マナという重さも気にならず、うまく初期手札に来てくれるなら当時の赤にとってこれほど嬉しいカードもないのだが、それを狙って複数採用すると腐る可能性があるのが難点。
当時はまだ赤の役割にルーターや衝動的ドローが存在しなかった頃であり、燃え立つチャンドラ/Chandra Ablazeなどの腐ったカードを再利用する手段も必ずしも実際の採用に堪えなかった。ドロー・ステップの1枚の重要性が他のデッキに比して非常に重い赤単デッキにとって、「初手に来ないとほとんど意味がない上に2枚目以降が腐るカード」「『対策の対策』という後ろ向きなカード」を採用すること自体が非常にリスキーであり、さらに刺さると思っていた相手に案外刺さらないことも多い。そのためスタンダードでは継戦を見越した赤単以外で採用されることはかなり稀であり、そういった気の長い赤単自体の数が少なかったことからほとんど見かけないカードだった。
赤のドロー事情が改善したのちは細々と使われている。赤にとってプロテクション対策ができるのは嬉しいのだが難点も無視できず、採用は好みによるところが大きい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
基本セット2011の力線サイクル。ゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント。
- 神聖の力線/Leyline of Sanctity
- 予期の力線/Leyline of Anticipation
- 虚空の力線/Leyline of the Void
- 処罰の力線/Leyline of Punishment
- 活力の力線/Leyline of Vitality
虚空の力線/Leyline of the Voidのみ再録で、それ以外は新規カード。
このセットの力線のイラストは、基本土地のイラストを元にしている(→Target: Face(Internet Archive)/顔、顔を狙う (Internet Archive)参照)。