マインドマスター
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''マインドマスター( | + | '''マインドマスター'''(''MindMaster'')とは、[[Kelly Digges]]考案・命名による、2006年8月に発表された[[ハウスルール]]。 |
− | + | プレリリースなどで手に入れた[[ブースターパック|ブースター]]を開封してプレイするのにうってつけのルールである。 | |
== 基本ルール == | == 基本ルール == | ||
− | |||
*[[プレイヤー]]:2人 | *[[プレイヤー]]:2人 | ||
− | * | + | *パック:計30枚(1人あたり未開封[[ブースターパック|ブースター]]1パック相当の15枚)。 |
#はじめに[[基本土地]]10枚~15枚を束にする。 | #はじめに[[基本土地]]10枚~15枚を束にする。 | ||
#ブースターを開封しそのまま全部[[手札]]にする。 | #ブースターを開封しそのまま全部[[手札]]にする。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
以下の特別ルールがある。 | 以下の特別ルールがある。 | ||
− | *[[ライブラリー]] | + | *[[ライブラリー]]を参照したりカードを[[引く]]または[[手札に加える|手札に加え]]たりする[[効果]]は無視する。 |
− | * | + | **ライブラリーの土地カードを[[探す]]ような効果の場合、代わりに基本土地の束から探す。 |
− | *[[ | + | *1[[ターン]]に1回、基本土地の束、もしくは手札から[[土地]]を1枚[[プレイ]]できる。 |
+ | *ライブラリーから土地を[[戦場に出す]]効果により、基本土地の束の中から好きな基本土地を出せる。また、手札から出してもよい。 | ||
+ | *1[[ゲーム]]中に基本土地の束からは10枚までの土地しか[[戦場]]に出せない。これには通常のプレイだけでなく、土地[[サーチ]]呪文などによって戦場に出す場合も含める。 | ||
+ | その他、カードの機能性を維持するために、プレイヤー同士で調整を加えてもよい。 | ||
+ | *例:[[糾弾/Condemn]]のように[[ライブラリーの一番下]]に送る効果は、ライブラリー関連の効果を無視するというルールに従えば無効となるが、[[追放]]に変更する。 | ||
+ | [[ドロー・ステップ]]のドローがない性質上、[[先攻]]は[[後攻]]に比べて非常に有利になる。そのため、その差を埋めるようなルールを追加してもよい。もちろん、互いに納得するならば特にルールを設ける必要はない。 | ||
+ | *例:後攻プレイヤーは、[[ゲーム]]中に1度だけ自身が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する基本土地1つを他の基本土地と交換することが許される。この行動は[[ソーサリー・タイミング]]で行われ、[[タップ]]状態の土地を交換したならば、新たに戦場に出る土地もタップ状態で戦場に出る。 | ||
+ | *例:[[ライフ]]初期値をかけて[[競り]]を行い、より少ない初期値となるような値を提示したプレイヤーが先攻になる。先攻を獲得したプレイヤーはその値で、後攻プレイヤーは通常通りの初期値(20点)で開始する。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://www.magikuin.com/archive/2008/04_20.html リミテッドの選択肢: マインドマスターの紹介](まじっ九印どっとこむ) | ||
*[[パックウォーズ]] | *[[パックウォーズ]] | ||
− | + | *[[フォーマット]] | |
− | *[ | + | |
− | + |
2011年6月12日 (日) 04:16時点における最新版
マインドマスター(MindMaster)とは、Kelly Digges考案・命名による、2006年8月に発表されたハウスルール。
プレリリースなどで手に入れたブースターを開封してプレイするのにうってつけのルールである。
[編集] 基本ルール
以下の特別ルールがある。
- ライブラリーを参照したりカードを引くまたは手札に加えたりする効果は無視する。
- ライブラリーの土地カードを探すような効果の場合、代わりに基本土地の束から探す。
- 1ターンに1回、基本土地の束、もしくは手札から土地を1枚プレイできる。
- ライブラリーから土地を戦場に出す効果により、基本土地の束の中から好きな基本土地を出せる。また、手札から出してもよい。
- 1ゲーム中に基本土地の束からは10枚までの土地しか戦場に出せない。これには通常のプレイだけでなく、土地サーチ呪文などによって戦場に出す場合も含める。
その他、カードの機能性を維持するために、プレイヤー同士で調整を加えてもよい。
- 例:糾弾/Condemnのようにライブラリーの一番下に送る効果は、ライブラリー関連の効果を無視するというルールに従えば無効となるが、追放に変更する。
ドロー・ステップのドローがない性質上、先攻は後攻に比べて非常に有利になる。そのため、その差を埋めるようなルールを追加してもよい。もちろん、互いに納得するならば特にルールを設ける必要はない。
- 例:後攻プレイヤーは、ゲーム中に1度だけ自身がコントロールする基本土地1つを他の基本土地と交換することが許される。この行動はソーサリー・タイミングで行われ、タップ状態の土地を交換したならば、新たに戦場に出る土地もタップ状態で戦場に出る。
- 例:ライフ初期値をかけて競りを行い、より少ない初期値となるような値を提示したプレイヤーが先攻になる。先攻を獲得したプレイヤーはその値で、後攻プレイヤーは通常通りの初期値(20点)で開始する。
[編集] 参考
- リミテッドの選択肢: マインドマスターの紹介(まじっ九印どっとこむ)
- パックウォーズ
- フォーマット