側面攻撃

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|英名=Flanking
 
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'''側面攻撃/Flanking'''は、[[ミラージュ・ブロック]]に登場し、[[時のらせん]]で復活した[[キーワード能力]]で、[[クリーチャー]]の持つ[[誘発型能力]][[]][[]]に多い。
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'''側面攻撃'''(そくめんこうげき)/''Flanking''は、[[ミラージュ・ブロック]]で初登場し、[[時のらせんブロック]]および[[統率者2016]]で再登場した[[キーワード能力]][[クリーチャー]]が持つ、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間に[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
  
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側面攻撃を持つクリーチャーが、側面攻撃を持たないクリーチャーに[[ブロック#rule|ブロック]]された場合、[[ブロック・クリーチャー]]はターン終了時まで-1/-1の[[修整]]を受ける。ブロックされると[[誘発]]するので、これが[[スタック]]に乗り[[解決]]されるのは[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間。つまり、[[先制攻撃]]よりも先。
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==定義==
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'''側面攻撃'''/''Flanking''は、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーに[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されるたび、その[[ブロック・クリーチャー]]は[[ターン終了時まで]]-1/-1の[[修整]]を受ける。」を意味する。
  
また、側面攻撃を複数持っていればその数だけ誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーが居た場合、そいつと殴りあったクリーチャーは都合-3/-3の修正を受ける事になる。
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==解説==
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騎士の機動力を表現した[[能力]]である。これを持つクリーチャーは主に[[騎士]](またはそれに類似するもの)で、その多くが3[[マナ]]2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。側面攻撃を持つクリーチャーは[[赤]]や[[白]]に多い。
  
*「相手の側面攻撃を無効化する」意味での側面攻撃は、相手がいくつ側面攻撃を持っていようと、1つ持っていれば十分である。
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===ルール===
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*側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これが[[スタック]]に乗り[[解決]]されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。
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*側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。
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**相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。
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*[[対象]]をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手が[[プロテクション]]を持っていてもマイナス修整は有効。
  
序盤の防御を[[タフネス]]1の[[再生]]クリーチャー([[リバー・ボア/River Boa]]など)に頼っている場合には、手痛い能力といえる。
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===その他===
 
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*「'''側面攻撃を持つ相手には効かない'''」という点を忘れやすいので注意。
*[[対象]]をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手が[[プロテクション]]を持っていても修整は有効。
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**[[Mark Rosewater]]は、この点が直観的ではなく間違いやすいことを、デザイン的視点から見たときの側面攻撃最大の欠点としている。([https://web.archive.org/web/20130522010607/http://wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/114a 参考]/[https://web.archive.org/web/20130403201836/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010422/mm114a.cgi 翻訳] 設問44、解答と解説は前者でのみ表示可能)
*「側面攻撃を持つ相手には効かない」という点を忘れやすいので注意。
+
*ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御を[[タフネス]]1の[[再生]]クリーチャー([[リバー・ボア/River Boa]]など)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
*騎士の機動力を能力化したものであり、これをもつクリーチャーは主に[[騎士]](またはそれに類似するもの)で、そのほとんどが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。
+
*ある意味でのリメイク版が[[武士道]]である。
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**この側面攻撃自体、[[ランページ]]の見直し修整版とも言える能力。『[[攻撃]]時に有利な能力』『ブロック相手が多いほどお得』という観点で、ランページの雰囲気が残っている。
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*「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
 
*「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
**複数[[ブロック]]を受けてもきっちり全てに対して[[誘発]]する。10体くらいに囲まれていても横に回りこむ[[側面攻撃]]持ちクリーチャーは物凄く忙しいに違いない。
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*ブロックされたときに誘発する、[[パワー]][[タフネス]]に関係するキーワード能力には、他に[[ランページ]]や[[武士道]]がある。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|側面攻撃}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|側面攻撃}}
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
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*[[ルーリング]]
  
{{#cr:502.3}}
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{{#cr:{{キーワード能力のCR番号|側面攻撃}}}}
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[[Category:キーワード能力|そくめんこうけき]]
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__NOTOC__

2024年5月20日 (月) 14:10時点における最新版

側面攻撃/Flanking
種別 誘発型能力
登場セット ミラージュ・ブロック
時のらせんブロック
統率者2016
CR CR:702.25

側面攻撃(そくめんこうげき)/Flankingは、ミラージュ・ブロックで初登場し、時のらせんブロックおよび統率者2016で再登場したキーワード能力クリーチャーが持つ、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。


Benalish Cavalry / ベナリアの騎兵 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

側面攻撃(側面攻撃を持たないクリーチャーがこのクリーチャーをブロックするたび、ターン終了時まで、ブロックしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。)

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[編集] 定義

側面攻撃/Flankingは、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーにブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」を意味する。

[編集] 解説

騎士の機動力を表現した能力である。これを持つクリーチャーは主に騎士(またはそれに類似するもの)で、その多くが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。側面攻撃を持つクリーチャーはに多い。

[編集] ルール

  • 側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これがスタックに乗り解決されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。
  • 側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。
    • 相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。
  • 対象をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手がプロテクションを持っていてもマイナス修整は有効。

[編集] その他

  • 側面攻撃を持つ相手には効かない」という点を忘れやすいので注意。
    • Mark Rosewaterは、この点が直観的ではなく間違いやすいことを、デザイン的視点から見たときの側面攻撃最大の欠点としている。(参考/翻訳 設問44、解答と解説は前者でのみ表示可能)
  • ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御をタフネス1の再生クリーチャー(リバー・ボア/River Boaなど)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
  • 「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
  • ブロックされたときに誘発する、パワータフネスに関係するキーワード能力には、他にランページ武士道がある。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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