針先の蜘蛛/Needlepeak Spider
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− | + | [[構築]]ではさすがに力不足。色相応に対空は火力に任せ、もっと素直なクリーチャーを使うべきだろう。 | |
− | + | *[[ヴィーアシーノの戦士/Viashino Warrior]]の[[上位互換]]。 | |
− | + | *[[マジック・オリジン]]において、頭でっかちの到達を赤の役割として持たせることをテストしたいということになり、このカードの[[再録]]が検討されたが、[[クリーチャー・タイプ]]の蜘蛛が赤にふさわしくないとされたため、没となった。この役割のカードには、新カードの[[空荒らしの巨人/Skyraker Giant]]が作られ、収録されることになった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-magic-origins-part-2-2015-07-31 The M Files: Magic Origins, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0015348/ Mファイル『マジック・オリジン』編・パート2]([[Latest Developments]] 2015年8月1日)</ref>。 | |
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+ | *[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[コモン]] |
2021年3月19日 (金) 20:08時点における最新版
緑の定番クリーチャーであった蜘蛛が次元の混乱らしく赤に登場した。到達による対空防御は健在ではあるが、赤らしくP/Tは緑の大蜘蛛/Giant Spiderをひっくり返した頭でっかちとなっている。
リミテッドでは悪くない性能。マナ・コストと同点のパワーがあり、大抵の飛行クリーチャーとは相打ちを狙える。隙あらば高いパワーを生かした攻撃もできる。そうは言ってもパワー2の飛行クリーチャーを並べられて攻撃されると厳しいし、攻撃も熊がいるだけで相討ちで終了してしまうため、性能を生かしきれないことも少なくない。また、時のらせんブロックはコモンに除去が非常に多く、タフネス2のこのクリーチャーはあっさり除去されてしまうことも。性能自体は悪くないが、総じて過信できるクリーチャーではないため、デッキの4マナ域の穴埋め程度に考えておくべきだろう。
構築ではさすがに力不足。色相応に対空は火力に任せ、もっと素直なクリーチャーを使うべきだろう。
- ヴィーアシーノの戦士/Viashino Warriorの上位互換。
- マジック・オリジンにおいて、頭でっかちの到達を赤の役割として持たせることをテストしたいということになり、このカードの再録が検討されたが、クリーチャー・タイプの蜘蛛が赤にふさわしくないとされたため、没となった。この役割のカードには、新カードの空荒らしの巨人/Skyraker Giantが作られ、収録されることになった[1]。