ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter
提供:MTG Wiki
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
12行: | 12行: | ||
*日本語版の[[ルール文章]]は、通常版は「'''自分の'''追放したカードの」、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート版]]は「'''その'''追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。 | *日本語版の[[ルール文章]]は、通常版は「'''自分の'''追放したカードの」、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート版]]は「'''その'''追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。 | ||
− | *映画シリーズ「[[wikipedia:ja:ジュラシック・パーク|ジュラシック・ワールド]]」と[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]での[[別名]]は'''[[カオス理論家、イアン・マルコム/Ian Malcolm, Chaotician| | + | *映画シリーズ「[[wikipedia:ja:ジュラシック・パーク|ジュラシック・ワールド]]」と[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]での[[別名]]は'''[[カオス理論家、イアン・マルコム/Ian Malcolm, Chaotician|Malcolm's Mercurial Mirth]]'''。 |
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
19行: | 19行: | ||
[[魔女王、ターシャ/Tasha, the Witch Queen|'''ターシャ'''/''Tasha'']](またの名をナターシャ/Natasha<!--あるいは高名な悪魔学者/Demonologist、イグウィルヴ/Iggwilv-->)は、「グレイホーク/Greyhawk」([[フォーゴトン・レルム/Forgotten Realms]]とは異なる世界)における大魔術師であり、様々な呪文や書物にその名を残している。“狂大魔術師”ザギグ/Zagigの弟子であり、かの[[モルデンカイネン/Mordenkainen#ストーリー|モルデンカイネン/Mordenkainen]]とも比肩しえる存在。だがその実──無邪気な好奇心から彼女について必要以上の詮索を行う愚者には、死すら慈悲深いと思わせるような、永劫の恐怖と狂気とが確実に、そして速やかに約束される。 | [[魔女王、ターシャ/Tasha, the Witch Queen|'''ターシャ'''/''Tasha'']](またの名をナターシャ/Natasha<!--あるいは高名な悪魔学者/Demonologist、イグウィルヴ/Iggwilv-->)は、「グレイホーク/Greyhawk」([[フォーゴトン・レルム/Forgotten Realms]]とは異なる世界)における大魔術師であり、様々な呪文や書物にその名を残している。“狂大魔術師”ザギグ/Zagigの弟子であり、かの[[モルデンカイネン/Mordenkainen#ストーリー|モルデンカイネン/Mordenkainen]]とも比肩しえる存在。だがその実──無邪気な好奇心から彼女について必要以上の詮索を行う愚者には、死すら慈悲深いと思わせるような、永劫の恐怖と狂気とが確実に、そして速やかに約束される。 | ||
+ | *「ターシャの大爆笑」あるいは「ターシャの抱腹絶倒」という訳もある。作品によっては非常に強力な[[デビル]]などにも有効で、世界を滅ぼすような陰謀の黒幕が笑い転げたまま息絶えるというシュールな決着を演出することもある。 | ||
*さらなる元ネタは、D&Dの製作者である[[Gary Gygax]]にクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。 | *さらなる元ネタは、D&Dの製作者である[[Gary Gygax]]にクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。 | ||
2024年8月17日 (土) 18:13時点における最新版
ソーサリー
各対戦相手はそれぞれ、その追放したカードのマナ総量の合計が20以上になるまでライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放していく。
青におなじみのライブラリー破壊呪文。削る枚数は不安定だが、切削するものと違い追放するため墓地利用されるリスクはなくなっている。
スタンダードでは遺跡ガニ/Ruin Crabや荒れ狂う騒音/Maddening Cacophonyと同居するため、ライブラリーアウト戦略を大きく強化した。単色でも構築できるほどの種類と速度を手に入れたが、青単色ではアグロの猛攻をしのぐための一工夫は必要。
モダン以下でも直近のセットで追加された正気破砕/Fractured Sanityなどとともにライブラリー破壊の速度に拍車をかけている。さらにこれは追放してくれるため、墓地利用の豊富な環境ではありがたく、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどのライブラリー修復手段を搔い潜れる。
削る枚数は、過去のカードからマナ効率を考えると、正気破砕よろしく15枚程度は欲しいところ。極端にマナ総量が偏っているデッキも存在するが、基本的にはこの程度は削れる計算である。
リミテッドでは当然強力なものの、流石にこれ1枚では削り切れず、またフォーゴトン・レルム探訪では低稀少度のライブラリー破壊カードがデモゴルゴンの手中/Demogorgon's Clutches、バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gateくらいしかないので決めきれない。精神異常のソーサラー/Aberrant Mind Sorcererで再利用できるのなら勝ちの目が見える。
- 日本語版のルール文章は、通常版は「自分の追放したカードの」、拡張アート版は「その追放したカードの」となっており、「その」に統一する訂正が出されている[1]。
- 映画シリーズ「ジュラシック・ワールド」とコラボレーションしたユニバースビヨンドでの別名はMalcolm's Mercurial Mirth。
[編集] ストーリー
ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter(ターシャの恐ろしい笑い)は、ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する呪文(第5版では1レベル・バード/ウィザード呪文)。周囲の誰もを強制的に笑い転げさせて1分間行動不能に陥らせる(イラスト)。同名のカード(忌まわしい笑い/Hideous Laughter)がすでに存在するが、効果に関連はない。
ターシャ/Tasha(またの名をナターシャ/Natasha)は、「グレイホーク/Greyhawk」(フォーゴトン・レルム/Forgotten Realmsとは異なる世界)における大魔術師であり、様々な呪文や書物にその名を残している。“狂大魔術師”ザギグ/Zagigの弟子であり、かのモルデンカイネン/Mordenkainenとも比肩しえる存在。だがその実──無邪気な好奇心から彼女について必要以上の詮索を行う愚者には、死すら慈悲深いと思わせるような、永劫の恐怖と狂気とが確実に、そして速やかに約束される。
- 「ターシャの大爆笑」あるいは「ターシャの抱腹絶倒」という訳もある。作品によっては非常に強力なデビルなどにも有効で、世界を滅ぼすような陰謀の黒幕が笑い転げたまま息絶えるというシュールな決着を演出することもある。
- さらなる元ネタは、D&Dの製作者であるGary Gygaxにクレヨンでファンレターを描いて送り、「笑い」の呪文を提案した少女の名前が“ターシャ”だったことによる。
[編集] 関連カード
[編集] 脚注
- ↑ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月9日)