まどろむ島、アリクスメテス/Arixmethes, Slumbering Isle
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2023年10月3日 (火) 15:10時点における最新版
Arixmethes, Slumbering Isle / まどろむ島、アリクスメテス (2)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — クラーケン(Kraken)
伝説のクリーチャー — クラーケン(Kraken)
まどろむ島、アリクスメテスはタップ状態でまどろみ(slumber)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
まどろむ島、アリクスメテスの上にまどろみカウンターが置かれているかぎり、これは土地である。(これはクリーチャーではない。)
あなたが呪文を唱えるたび、あなたはまどろむ島、アリクスメテスの上からまどろみカウンターを1個取り除いてもよい。
(T):(緑)(青)を加える。
眠っている姿が陸地と勘違いされるほど巨大な伝説のクラーケン。
青に時々現れる、条件を満たすまで休眠しているファッティのひとつ。目覚めるまでの間は土地として振る舞うのが最大の特徴で、マナ能力を持つためしっかりマナも出る。土地対策カードの標的となってしまう反面、通常の除去がほぼ効かず、目覚めを待つ間に全体除去で戦場を更地にしておくなど応用も効く。また、呪文を唱えるためのマナを自力で捻出できるので、見た目よりずっと早く覚醒できるし、マナ加速からファッティを連打するような戦略にもよく合う。
一方で、目覚めの一手間がある割に、単体でフィニッシャーとするには不安の残るスペック。起きてしまってからは除去耐性も回避能力もなく、ボード・コントロールに役立つような能力もない、ただ「大きいだけ」の存在である点が寂しい。マナ加速呪文としては爆発的植生/Explosive Vegetation並に効率がいいため、「後でおまけの巨大クリーチャーがついてくるランプ呪文」として採用するのも手。
- ”眠っている”状態で戦場に出るフレーバーのカードとしては、他にまどろむドラゴン/Slumbering Dragonがある。
- 緑のクリーチャーなので、例によって緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithでサーチできる。
[編集] ルール
- 土地になっている場合、アリクスメテスは基本ではないのでこれは基本でない土地である。
- 血染めの月/Blood Moonとまどろみカウンターが置かれたアリクスメテスが戦場にある場合、アリクスメテスは山になりすべての能力を失う(同時に、山であることにより「(T):(赤)を加える」を持つ)。
- まどろみカウンターが置かれた状態で戦場に出たなら、それは土地が戦場に出たイベントとして扱われる。上陸は誘発するが、「クリーチャーが戦場に出た」ことで誘発する誘発型能力は誘発しない。
- まどろみカウンターが置かれてタップ状態で戦場に出るかどうかを決める段階ではアリクスメテスはまだクリーチャーである。
- 例:血染めの月や血染めの太陽/Blood Sunがあるときにアリクスメテスが戦場に出る場合、通常通りまどろみカウンターが置かれてタップ状態で出る。
- 例:謙虚/Humilityがあるときにアリクスメテスが戦場に出る場合、まどろみカウンターは置かれずにアンタップ状態で出る。それは謙虚が戦場にあるかぎり1/1のバニラである。
- 戦場に出る際の置換効果を適用する段階では、アリクスメテスは土地ではない。まどろみカウンターを置いた状態で戦場に出る自身の効果を適用した後も、その「戦場に出る時点で取るであろう特性」はクリーチャーとして扱われる。
- 例:封じ込める僧侶/Containment Priestがあるときにアリクスメテスが唱えられずに戦場に出る場合、戦場に出ずに追放される。
- 土地になっている間にクウィリーオン・ドルイド/Quirion Druidのような効果によりクリーチャー化した場合、その効果はまどろみカウンターがなくなり土地でなくなったあとも残り、パワーやタフネスは上書きされたままになる。
- 土地になっている間、アリクスメテスはクラーケンでは無くなりパワーとタフネスを持たないが、依然として伝説であり、マナ・コストを持ち緑であり青でもある。
[編集] ストーリー
アリクスメテス/Arixmethesはテーロス/Therosの巨大なクラーケン。海面でまどろんでいる間に島と思われ、その上に都市が築かれてしまった。
詳細はアリクスメテス/Arixmethesを参照。
- 作中で「コジレック/Kozilekに匹敵する巨大さ」と表現されていたためか、P/Tは真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truthおよび大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortionと同じ12/12となっている。