ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluse
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2023年11月15日 (水) 22:55時点における最新版
クリーチャー — ゴルゴン(Gorgon)
ゴルゴンの世捨てが黒でないクリーチャーをブロックするか、黒でないクリーチャーによってブロックされるたび、戦闘終了時にそのクリーチャーを破壊する。
マッドネス(黒)(黒)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
WHISPERのテキストには誤りがあります。「黒でないクリーチャーをブロックするか、黒でないクリーチャーによってブロックされるたび、」は「黒でないクリーチャー1体をブロックするか黒でないクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、」と読み替えて下さい。
黒い、擬似バジリスク能力を持つゴルゴン。マナ・コストとP/TもInfernal Medusaと同じ。
ゴルゴンの世捨ての能力は凶眼のトカゲ/Deathgazerと同様に黒のクリーチャーには効果がなく、バジリスク能力としてはほかに劣るといえる。ただしマッドネスにより、瞬速のように奇襲的にブロックに用いることができる。これはほかにはない大きな利点。
マッドネス・コストは2マナと軽いのだが、色拘束がややきついため(リミテッドでは特に)序盤から展開することが難しく、結果的にそれほどコストの軽さが生かせない。
構築では黒に有用な軽い共鳴者が出現するかどうかが、このクリーチャーを活用する鍵となる。ただしその場合も、黒相手だとほとんど役に立たなくなるため、使うにはやや不安が残る。結局、最大限にマッドネスを生かすことは難しく、構築レベルには達していないと思われる。
リミテッドならば、マッドネス・コストの軽さが活用しにくいとはいえ、それほど悪くない選択である。ふつうに唱えても悪くはないうえ、構築の場合より多少遅くなるとはいえマッドネスで唱えられればアドバンテージを稼げる場合も多く良い働きをしてくれる。