ドゥームスカール/Doomskar

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[[クリーチャー]]の[[全体除去]][[ソーサリー]]。
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[[予顕]]付きの対[[クリーチャー]]の[[全体除去]][[ソーサリー]]。
  
通常の[[マナ・コスト]]は5[[マナ]]だが、[[予顕]]することにより、次[[ターン]]以降3マナで[[唱える]]ことができる柔軟性が特徴。
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2[[ターン]]目に予顕すれば最速で3ターン目に[[唱える]]ことが可能という[[軽い|軽さ]]が魅力であり、中~低速の[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール・デッキ]]における高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]対策として極めて有効。中盤以降に[[マナ]]に余裕が出てきた場面ならば全体除去した直後に[[フィニッシャー]]を唱えるという動きも取りやすいし、他の予顕と併用することで[[ブラフ]]としても機能する。また当然ながら5マナでの[[生撃ち]]も可能であり、緊急時に[[今引き]]した際にも頼りになる。取りえる[[プレイング]]の幅が広く、扱いやすい全体除去である。
  
2ターン目に予顕すれば最速で3ターン目に唱えることが可能であり、中~低速デッキでの高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に対する有効な対抗策となる。また、コスト分割することでタイトな[[マナ基盤]]でも扱えることから、逆の立場の高速デッキ側でも、もたついている隙に出されてしまった[[大型クリーチャー]]や[[呪禁]]持ちを自軍もろとも流し去り仕切りなおす手段としても使える。
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また、タイトな[[マナ基盤]]でも扱えることから、逆の立場の高速デッキ側でも、もたついている隙に出されてしまった[[大型クリーチャー]]や[[呪禁]]持ちを自軍もろとも流し去り仕切りなおす手段としても使える。
  
{{未評価|カルドハイム}}
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*最速3ターン目に3マナで唱えられる無条件クリーチャー全体除去としては[[バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning]]と比較的近い。実際の[[テンポ]]消費は額面以上である点も共通で、そちらも一定の活躍を見せた。
  
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==ストーリー==
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'''ドゥームスカール'''/''Doomskar''は、[[カルドハイム/Kaldheim]]で発生する現象。この[[次元/Plane]]を構成する多数の[[カルドハイム/Kaldheim#領界/Realm|領界/Realm]]はそれぞれ異なる自然環境と住民を持つが、[[カルドハイム/Kaldheim#世界観|世界樹/The World Tree]]の周りを絶えず移動しているため、時に重なり合うことがある。この領界同士の重なり合いがドゥームスカールである。それは世界を変えるほどの地震と地質学的な不安定化を特徴とする、暴力的で爆発的な出来事だ。必然的に、重なり合う領界の住民同士は衝突する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-kaldheim-part-1-2021-01-08 Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034705/ プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1](Feature [[2021年]]1月8日 [[Ari Zirulnik]] and [[Jenna Helland]]著)</ref>。
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またこの[[カード]]は、[[カルドハイム]]の[[注目のストーリー]]の1枚でもある。[[ティボルト/Tibalt]]は[[戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle#ストーリー|領界の剣/Sword of the Realms]]を用いて領界と領界を繋ぐ裂け目を切り開き、人工的なドゥームスカールを起こした({{Gatherer|id=505118}})。[[人間]]の領界[[ブレタガルド/Bretagard]]に[[トロール/Troll#カルドハイム|トロール/Troll]]、[[デーモン/Demon#カルドハイム|デーモン/Demon]]、[[巨人/Giant#カルドハイム|巨人/Giant]]、[[ドローガー/Draugr]]の軍勢が雪崩れ込み、戦争が勃発した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-demons-realm-2021-01-27 Episode 4: Into the Demons' Realm]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034750/ メインストーリー第4話:デーモンの領界へ](Magic Story 2021年1月27日 [[Roy Graham]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-5-battle-kaldheim-2021-02-03 Episode 5: The Battle for Kaldheim]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034767/ メインストーリー第5話:決戦、カルドハイム](Magic Story 2021年2月3日 Roy Graham著)</ref>。
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{{フレイバーテキスト|領界は互いに衝突したが、惨劇の中心はブレタガルドにあった。}}
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
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*[[リセットカード]]
 
*[[カルドハイム/Kaldheim#ドゥームスカール/Doomskar|ドゥームスカール/Doomskar]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カルドハイム/Kaldheim#ドゥームスカール/Doomskar|ドゥームスカール/Doomskar]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[レア]]

2021年3月28日 (日) 16:53時点における最新版


Doomskar / ドゥームスカール (3)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。
予顕(1)(白)(白)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい。)


予顕付きの対クリーチャー全体除去ソーサリー

2ターン目に予顕すれば最速で3ターン目に唱えることが可能という軽さが魅力であり、中~低速のコントロール・デッキにおける高速ビートダウン対策として極めて有効。中盤以降にマナに余裕が出てきた場面ならば全体除去した直後にフィニッシャーを唱えるという動きも取りやすいし、他の予顕と併用することでブラフとしても機能する。また当然ながら5マナでの生撃ちも可能であり、緊急時に今引きした際にも頼りになる。取りえるプレイングの幅が広く、扱いやすい全体除去である。

また、タイトなマナ基盤でも扱えることから、逆の立場の高速デッキ側でも、もたついている隙に出されてしまった大型クリーチャー呪禁持ちを自軍もろとも流し去り仕切りなおす手段としても使える。

[編集] ストーリー

ドゥームスカール/Doomskarは、カルドハイム/Kaldheimで発生する現象。この次元/Planeを構成する多数の領界/Realmはそれぞれ異なる自然環境と住民を持つが、世界樹/The World Treeの周りを絶えず移動しているため、時に重なり合うことがある。この領界同士の重なり合いがドゥームスカールである。それは世界を変えるほどの地震と地質学的な不安定化を特徴とする、暴力的で爆発的な出来事だ。必然的に、重なり合う領界の住民同士は衝突する[1]

またこのカードは、カルドハイム注目のストーリーの1枚でもある。ティボルト/Tibalt領界の剣/Sword of the Realmsを用いて領界と領界を繋ぐ裂け目を切り開き、人工的なドゥームスカールを起こした(イラスト)。人間の領界ブレタガルド/Bretagardトロール/Trollデーモン/Demon巨人/Giantドローガー/Draugrの軍勢が雪崩れ込み、戦争が勃発した[2][3]

領界は互いに衝突したが、惨劇の中心はブレタガルドにあった。

[編集] 脚注

  1. Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1(Feature 2021年1月8日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
  2. Episode 4: Into the Demons' Realm/メインストーリー第4話:デーモンの領界へ(Magic Story 2021年1月27日 Roy Graham著)
  3. Episode 5: The Battle for Kaldheim/メインストーリー第5話:決戦、カルドハイム(Magic Story 2021年2月3日 Roy Graham著)

[編集] 参考

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