致命傷/Mortal Wound
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(トーク) |
|||
(8人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Mortal Wound}} | {{#card:Mortal Wound}} | ||
− | [[クリーチャー]]を、極端に[[ダメージ]]に弱くする[[ | + | [[クリーチャー]]を、極端に[[ダメージ]]に弱くする[[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されたクリーチャーは1点でもダメージでも受けると[[破壊]]されてしまう。 |
− | + | ||
− | [[火力]]や[[ティム]][[能力]]、[[先制攻撃]] | + | [[火力]]や[[ティム]][[能力]]、[[先制攻撃]]持ちと相性が良いが、これらはいずれも[[緑]]の苦手なものなので、相性を活かしたければ他の[[色]]を[[タッチ]]する必要がある。[[つける|つけ]]られたクリーチャーは実質的に[[戦闘]]に参加すればまず死んでしまうので、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系ならば「弱めの[[除去]]の一種」として考えることもできる。もちろんこの場合は、[[システムクリーチャー]]には通用しないが。 |
− | + | なんにしろ、色が違うとはいえ[[命取り/Fatal Blow]]のほうが[[インスタント]]である分奇襲効果が高く、この手の[[カード]]としては向こうのほうが使いやすい。 | |
− | + | ||
− | + | *{{Gatherer|id=3670}}は[[淘汰/Preferred Selection]]の{{Gatherer|id=3402}}の続きになっている。 | |
− | + | ||
− | * | + | ==関連カード== |
− | * | + | 対象がダメージを受けると破壊するカード。特記しない限りオーラ。既にダメージを与えてから後出しで使うと倒せるものは[[命取り/Fatal Blow]]の項を参照。 |
− | + | *[[ラースの死の奈落/Death Pits of Rath]] - 致命傷の[[全体エンチャント]]版ともいえる[[黒]]の[[カード]]。([[テンペスト]]) | |
+ | *[[しなびた腐敗/Shriveling Rot]] - 致命傷の効果が1ターン限定の全体版。[[インスタント]]なので戦闘が成立してから使えば命取りに近い機能になる。黒の[[双呪]]カード。([[ダークスティール]]) | ||
+ | *[[ぬかるみの荒廃/Mire Blight]] - 致命傷の色をそのまま黒にしたカード。([[ゼンディカー]]) | ||
+ | *[[凍結/Frozen Solid]] - [[アンタップ]]阻害効果も持つ[[青]]のカード。([[スカージ]]) | ||
+ | *[[グリーン・ドラゴン/Green Dragon]] - 全体版だがターン終了時までしか持続しない。[[緑]]のクリーチャーの[[ETB]]能力。([[フォーゴトン・レルム探訪]]) | ||
+ | *[[終了世話人/Termination Facilitator]] - [[タップ能力]]で対象に致命傷と同じ効力の賞金カウンターを与える。黒のクリーチャー。([[ジャンプスタート2022]]) | ||
+ | *[[ひび割れた頭蓋骨/Cracked Skull]] - [[ETB]]能力でプレイヤー1人の手札を見て土地でないカードを1枚選んで捨てさせる。黒のカード。([[ダスクモーン:戦慄の館]]) | ||
+ | *[[胞子形成感染/Sporogenic Infection]] - ETB能力でエンチャント先以外に[[布告]]。黒のカード。(ダスクモーン:戦慄の館) | ||
+ | また、[[タフネス]]自体を1に変えてしまう[[謙虚/Humility]]とその亜種も同様に機能すると言える。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/dinner-time-2002-04-17 Dinner time] (Arcana [[2002年]]4月17日 [[WotC]]著) |
+ | *[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[コモン]] |
2024年10月20日 (日) 11:22時点における最新版
クリーチャーを、極端にダメージに弱くするオーラ。エンチャントされたクリーチャーは1点でもダメージでも受けると破壊されてしまう。
火力やティム能力、先制攻撃持ちと相性が良いが、これらはいずれも緑の苦手なものなので、相性を活かしたければ他の色をタッチする必要がある。つけられたクリーチャーは実質的に戦闘に参加すればまず死んでしまうので、ビートダウン系ならば「弱めの除去の一種」として考えることもできる。もちろんこの場合は、システムクリーチャーには通用しないが。
なんにしろ、色が違うとはいえ命取り/Fatal Blowのほうがインスタントである分奇襲効果が高く、この手のカードとしては向こうのほうが使いやすい。
- イラストは淘汰/Preferred Selectionのイラストの続きになっている。
[編集] 関連カード
対象がダメージを受けると破壊するカード。特記しない限りオーラ。既にダメージを与えてから後出しで使うと倒せるものは命取り/Fatal Blowの項を参照。
- ラースの死の奈落/Death Pits of Rath - 致命傷の全体エンチャント版ともいえる黒のカード。(テンペスト)
- しなびた腐敗/Shriveling Rot - 致命傷の効果が1ターン限定の全体版。インスタントなので戦闘が成立してから使えば命取りに近い機能になる。黒の双呪カード。(ダークスティール)
- ぬかるみの荒廃/Mire Blight - 致命傷の色をそのまま黒にしたカード。(ゼンディカー)
- 凍結/Frozen Solid - アンタップ阻害効果も持つ青のカード。(スカージ)
- グリーン・ドラゴン/Green Dragon - 全体版だがターン終了時までしか持続しない。緑のクリーチャーのETB能力。(フォーゴトン・レルム探訪)
- 終了世話人/Termination Facilitator - タップ能力で対象に致命傷と同じ効力の賞金カウンターを与える。黒のクリーチャー。(ジャンプスタート2022)
- ひび割れた頭蓋骨/Cracked Skull - ETB能力でプレイヤー1人の手札を見て土地でないカードを1枚選んで捨てさせる。黒のカード。(ダスクモーン:戦慄の館)
- 胞子形成感染/Sporogenic Infection - ETB能力でエンチャント先以外に布告。黒のカード。(ダスクモーン:戦慄の館)
また、タフネス自体を1に変えてしまう謙虚/Humilityとその亜種も同様に機能すると言える。
[編集] 参考
- Dinner time (Arcana 2002年4月17日 WotC著)
- カード個別評価:ビジョンズ - コモン