アングルード
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また、カードの効果はおろかデザインやレイアウトまで冗談に溢れており、しかもカードの縁が銀色([[銀枠]])であるため、一目見ればアングルードのカードは見分けがつくだろう。 | また、カードの効果はおろかデザインやレイアウトまで冗談に溢れており、しかもカードの縁が銀色([[銀枠]])であるため、一目見ればアングルードのカードは見分けがつくだろう。 | ||
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*[[NetRep]]([[WotC]]公式のルール回答者)のStephen D'Angeloによって「Unglued Rulings Summary(アングルードルール裁定集)」が出された。また、[[相良守人]]による私訳版も公開されている([http://www.asahi-net.or.jp/~CN9M-SGR/mtg/unglued/ungl-j.txt Unglued Ruling Summery日本語訳])。 | *[[NetRep]]([[WotC]]公式のルール回答者)のStephen D'Angeloによって「Unglued Rulings Summary(アングルードルール裁定集)」が出された。また、[[相良守人]]による私訳版も公開されている([http://www.asahi-net.or.jp/~CN9M-SGR/mtg/unglued/ungl-j.txt Unglued Ruling Summery日本語訳])。 | ||
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*当初はすぐ後に「'''[[アングルード2]]'''」を出す予定だったらしいが、中止されてしまった。その後、2004年11月に続編が「[[アンヒンジド]]」として登場した。 | *当初はすぐ後に「'''[[アングルード2]]'''」を出す予定だったらしいが、中止されてしまった。その後、2004年11月に続編が「[[アンヒンジド]]」として登場した。 | ||
**デザインはほぼ完成しており、[[絵|アート]]も全て揃っていたようだ。いくつかは[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/023320/ アンの視点]で紹介されている。 | **デザインはほぼ完成しており、[[絵|アート]]も全て揃っていたようだ。いくつかは[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/023320/ アンの視点]で紹介されている。 | ||
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− | *[https://magic.wizards.com/ja/products/unglued UNGLUED](マジック英語公式日本語版) | + | *[https://web.archive.org/web/20170119050449/https://magic.wizards.com/ja/products/unglued UNGLUED(Internet Archive)](マジック英語公式日本語版) |
*[https://mtg-jp.com/products/0000134/ Unglued 製品情報](マジック日本公式サイト) | *[https://mtg-jp.com/products/0000134/ Unglued 製品情報](マジック日本公式サイト) | ||
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/ よ~いドン!](Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/ よ~いドン!](Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unglued-qas-questions-asked-sometimes Unglued QAS (Questions Asked, Sometimes)]([[Daily MTG]] 1998年8月11日) | ||
==脚注== | ==脚注== | ||
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*[[カード個別評価:アングルード]] | *[[カード個別評価:アングルード]] | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
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2024年2月21日 (水) 00:02時点における最新版
アングルード/Unglued | |
シンボル | 割れた卵 |
略号 | UG, UGL |
発売日 | 1998年8月 |
セット枚数 | 全94種類 |
アングルード/Ungluedは、公式のジョーク・セット。1998年8月に発売された。銀枠のカード83種類、基本土地カード5種類、トークン・カード6種類で構成される。
目次 |
[編集] 概要
アン・ゲーム用のアン・セット第1弾。ジョーク・セットの名の通り、アングルードのカードの効果には奇抜なものが多く、ニワトリの鳴きまねをしたり(Mesa Chicken)、韻を踏んでしゃべったり(I'm Rubber, You're Glue)、いきなり服を脱ぎ始めたり(Hurloon Wrangler)、アングルードのカードを用いてゲームを行うと普通では見られない光景が見られる……かもしれない。特有の種族としてはクラムフォーク、メカニズムとしては「カードを破る」ことをコストに要求するもの(Blacker Lotusなど)や、ダイスを振る(Goblin Tutorなど)ものがあった。しかし、いずれも不評に終わっている。
また、カードの効果はおろかデザインやレイアウトまで冗談に溢れており、しかもカードの縁が銀色(銀枠)であるため、一目見ればアングルードのカードは見分けがつくだろう。
- もっとも、黒枠の方でも分割カードや反転カード、イラストが枠からはみ出したプレインズウォーカー、未来予知タイムシフト、無色のエルドラージ、両面カード、奇跡カード、クリーチャー・エンチャントおよびアーティファクト・エンチャント、そもそも枠がない上にデザインまでエジプト風なAmonkhet Invocationsといった奇妙なレイアウトのものが登場してしまったのだが。
基本土地カードでもトークン・カードでもないカードは、どのフォーマットでも使用できない。ただし、マジックのカードであることには変わりないため、このセットにしかないカード名やクリーチャー・タイプも「マジックに存在する」として認められ、カード名やクリーチャー・タイプを選ぶ際に、それらを選ぶことができた。しかし、2007年9月サブタイプ変更に伴うルール変更によって、現在ではそれらは選べない。
- NetRep(WotC公式のルール回答者)のStephen D'Angeloによって「Unglued Rulings Summary(アングルードルール裁定集)」が出された。また、相良守人による私訳版も公開されている(Unglued Ruling Summery日本語訳)。
- このセットの基本土地カードは、その独特なレイアウトから人気が高い(画像:平地 / 島 / 沼 / 山 / 森)。なお基本土地カードは銀枠ではなく黒枠であり、公式フォーマットで使うことができる。
- 当初はすぐ後に「アングルード2」を出す予定だったらしいが、中止されてしまった。その後、2004年11月に続編が「アンヒンジド」として登場した。
- これ以降、冗談のような内容のカードが出るたびに「アングルードのようだ」と言われることになる。
- 特にミラディン・ブロックではルール破壊カードがとても多かったため、そのようなカードが多かったといえる(精神隷属器/Mindslaver、白金の天使/Platinum Angelなど)。
- 実際に、アングルード2のために用意されていたネタのいくつかが黒枠へ採用されている(→上記の精神隷属器/Mindslaverなど)。
- ジョーク・セットのため、第6版や基本セット2010でのルール変更にオラクルは対応していなかったが、Unstableが発売された2017年12月に現在のテンプレートに沿ったテキストに改訂された。
[編集] パッケージ・イラスト
[編集] 隠しメッセージ
カード下部に書かれた謎の英単語をコレクター番号順に並べるとボツカードの名前になる。
Here are some cards that didn't make it to print:
- Socks of Garfield
- Hot Monkey Love
- Colonel's Secret Recipe
- Squee's Play
- Banned in France
- Spoon
- Disrobing Scepter
- Butt Wolf
- Lotus Roach
- Sesame Efreet
- Needless Reminder Text
- Chicken Choker
- Clockwork Doppelganger
- Henway
- HELP I'M TRAPPED IN CARTA MUNDI
- Mad Cow
- Poke
- Lord of Wombats
- Gratuitous Babe Art
- Brothers' War Bonds
- Dwarven Kickboxer
- Mickey's Drunk
- Pact with the Wastes
- CoP:BO
- Urza's Chia® Pet
- Thallid Shooter
- Shoelace
- When Chihuahuas Attack
- Wall of Cookies
- Kobold Ninja
- Mucusaur
- Kjeldoran Outhouse
- Bear in the Woods
- Dental Thrull
- Flavatog
- Cereal Killer
[編集] 主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Mark Rosewater (リード)
- デベロップ・チーム - Mark Rosewater (リード) (参考)
[編集] 公式特集ページ
- UNGLUED(Internet Archive)(マジック英語公式日本語版)
- Unglued 製品情報(マジック日本公式サイト)
- Un-Seen/アンの視点(Making Magic 2013年8月12日 Mark Rosewater著)
- Un-Seen 2: Electric Bugaloo/アンの視点・その2 エレキ・ブーガルー(Making Magic 2014年11月10日 Mark Rosewater著)
- よ~いドン!(Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について
- Unglued QAS (Questions Asked, Sometimes)(Daily MTG 1998年8月11日)
[編集] 脚注
- ↑ 終わりなき銀枠物語 その1(Making Magic 2017年11月6日)