凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil
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− | [[対戦相手]]の[[墓地]]から[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を強奪する[[海賊]]。 | + | [[対戦相手]]の[[墓地]]から[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を強奪する[[人間]]・[[海賊]]。 |
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− | 参入時の[[スタンダード]]では[[ラムナプ・レッド]]など赤系の[[ビートダウン]] | + | 参入時の[[スタンダード]]では[[ラムナプ・レッド]]など赤系の[[ビートダウン]]に採用された。[[ローテーション]]後は一時期[[環境]]から姿を消したが、[[ラヴニカの献身]]が追加されると再び[[黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|ラクドス・ミッドレンジ]]や[[黒赤緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|ジャンド・デスチェイン]]、[[ステロイド/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|グルール・ミッドレンジ]]等で[[メインデッキ]]から採用された。[[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|赤単アグロ]]にも[[サイドボード]]から投入される場合がある。[[アグロ]]同士の[[ミラーマッチ]]では[[火力]]等を奪いつつ先制攻撃でブレーキをかけ、[[青黒]]系[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対しては[[思考消去/Thought Erasure]]や[[漂流自我/Unmoored Ego]]を撃ち返すなど、幅広い活躍を見せる。 |
+ | [[モダン]]でも[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]で使われる。強力な呪文の多い[[エターナル]]でも採用されることがある。 | ||
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+ | *[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]]で[[再録]]された際の日本語版カードには、[[ルール文章]]中の「その呪文が墓地に置かれるなら」が「その呪文が'''あなたの'''墓地に置かれるなら」となっている[[誤植]]があり、訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。 | ||
*[[マナ・コスト]]や[[P/T]]、能力から、[[赤]]版[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]と言った趣のデザイン。 | *[[マナ・コスト]]や[[P/T]]、能力から、[[赤]]版[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]と言った趣のデザイン。 | ||
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*能力で対象にしたカードは墓地から[[追放]]される。[[唱える]]のは追放領域からであるため、[[余波]]呪文を唱えることはできない。 | *能力で対象にしたカードは墓地から[[追放]]される。[[唱える]]のは追放領域からであるため、[[余波]]呪文を唱えることはできない。 | ||
*[[ETB]]能力の[[解決]]中に唱えることを許可しているわけではない。[[カード・タイプ]]による唱えるタイミングの制限は守らなくてはならない。[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]]との違いに注意。 | *[[ETB]]能力の[[解決]]中に唱えることを許可しているわけではない。[[カード・タイプ]]による唱えるタイミングの制限は守らなくてはならない。[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]]との違いに注意。 | ||
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2021年7月18日 (日) 21:06時点における最新版
Dire Fleet Daredevil / 凶兆艦隊の向こう見ず (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
先制攻撃
凶兆艦隊の向こう見ずが戦場に出たとき、対戦相手の墓地からインスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とし、それを追放する。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。あなたはその呪文を唱えるために、任意のタイプのマナを支払ってもよい。その呪文が墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
対戦相手の墓地からインスタントかソーサリーを強奪する人間・海賊。
2マナ2/1先制攻撃と十分な戦力でありつつ、不確定ながら相手の墓地のカードを使用してアドバンテージを得ることができる。相手の墓地に強力なインスタントやソーサリーが多くなるゲーム後半ほど能力の価値が高まるが、それに気を取られて出すのが遅れると2/1先制攻撃という自身の優位を活かせなくなりがちなので出すタイミングには気をつけたい。また、相手がインスタントやソーサリーをあまり使用しないデッキの場合は躊躇わずなるべく早いターンに出したいところ。
参入時のスタンダードではラムナプ・レッドなど赤系のビートダウンに採用された。ローテーション後は一時期環境から姿を消したが、ラヴニカの献身が追加されると再びラクドス・ミッドレンジやジャンド・デスチェイン、グルール・ミッドレンジ等でメインデッキから採用された。赤単アグロにもサイドボードから投入される場合がある。アグロ同士のミラーマッチでは火力等を奪いつつ先制攻撃でブレーキをかけ、青黒系コントロールデッキに対しては思考消去/Thought Erasureや漂流自我/Unmoored Egoを撃ち返すなど、幅広い活躍を見せる。
モダンでも5色人間で使われる。強力な呪文の多いエターナルでも採用されることがある。
- フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキで再録された際の日本語版カードには、ルール文章中の「その呪文が墓地に置かれるなら」が「その呪文があなたの墓地に置かれるなら」となっている誤植があり、訂正が出されている[1]。
- マナ・コストやP/T、能力から、赤版瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと言った趣のデザイン。
[編集] ルール
- 「任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払う」ルールに関しては豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryを参照。
- 能力で対象にしたカードは墓地から追放される。唱えるのは追放領域からであるため、余波呪文を唱えることはできない。
- ETB能力の解決中に唱えることを許可しているわけではない。カード・タイプによる唱えるタイミングの制限は守らなくてはならない。奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkとの違いに注意。
[編集] 脚注
- ↑ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月9日)