デッドガイレッド
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+ | 最終的には火炎破、呪われた巻物、[[ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan]]などで相手を沈めていく。 | ||
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*[[テンペスト・ブロック構築]](時期の関係で、[[テンペスト]]のみ)のタイプ。 | *[[テンペスト・ブロック構築]](時期の関係で、[[テンペスト]]のみ)のタイプ。 | ||
− | * | + | *このデッキが余りにも強力だったため、呪われた巻物はテンペスト・ブロック構築の[[禁止カード]]に指定されている。 |
+ | *[[Mike Flores]]の[http://web.archive.org/web/20190602184053/http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010607a,,en Finding the Tinker Deck(Internet Archive)]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/tinker-%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8E%A2%E7%A9%B6-2000-01-01 Tinkerデッキへの探究]の中では、[[スライ]]ではなく[[ネクロ・ドネイト]]に分類されている。 | ||
==参考== | ==参考== |
2021年3月14日 (日) 10:32時点における最新版
デッドガイレッド(Deadguy Red)は、Team Deadguyの構築した赤単デッキ。テンペスト・ブロック構築及びミラージュ・ブロック~テンペスト・ブロック期のスタンダードで存在した。超強力ダメージソース、呪われた巻物/Cursed Scrollによって相手のライフを高速で削っていく。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
モグの狂信者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。モグの狂信者はそれに1点のダメージを与える。
1/1アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。カード名を1つ選ぶ。その後、あなたの手札からカードを1枚、無作為に公開する。そのカードが選ばれた名前を持つ場合、呪われた巻物はそれに2点のダメージを与える。
いわゆるスライの亜種であり、スライとの差は境界線が難しいが「スライよりマナカーブを多少意識せず、クリーチャーの質を上げ安定性を増し、一般的なビートダウン・デッキ的な動きをする」のが特徴。例を挙げるなら「スライには1マナクリーチャーが12~16体が標準とされているが、デッドガイレッドには8~12体程度で構成するのが標準」とされている。これは微々たる差ではあるが、確実に4ターン目あたりの自分の手札の量、そして4ターン目以降の戦場の状況に影響を及ぼしてくる。
目次 |
[編集] スタンダード
呪われた巻物/Cursed Scrollに加え、火炎破/Fireblast、火葬/Incinerateと歴代最高クラスの火力呪文が充実していた。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
モグの狂信者/Mogg Fanaticやボール・ライトニング/Ball Lightningの他、モグの下働き/Mogg Flunkies、鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs、投火師/Fireslingerなど、デメリットを持つクリーチャーも多数投入されており、製作者であるDavid Priceの「メタゲームなんぞ知らん」的な精神が表れている。
最終的には火炎破、呪われた巻物、ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardanなどで相手を沈めていく。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権98 ベスト4
- 使用者:Jon Finkel
- デザイン:David Price
- フォーマット
Deadguy Red [1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- スタンダードのタイプ。
[編集] テンペスト・ブロック構築
呪われた巻物/Cursed Scrollがメタの中心にあったため、その対策として巨人の力/Giant Strengthが採用された。1マナクリーチャーをボトルのノーム/Bottle Gnomesを突破できるサイズに変える、当時のメタゲームに合致した選択であった。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーロサンゼルス98 優勝 (参考)
- 使用者:David Price
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (26) | |
4 | ジャッカルの仔/Jackal Pup |
4 | モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts |
4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic |
4 | モグの略奪者/Mogg Raider |
4 | 峡谷の山猫/Canyon Wildcat |
4 | 投火師/Fireslinger |
2 | ラースのドラゴン/Rathi Dragon |
呪文 (14) | |
4 | 焚きつけ/Kindle |
4 | 巨人の力/Giant Strength |
4 | 呪われた巻物/Cursed Scroll |
2 | 煮沸ばさみ/Scalding Tongs |
土地 (20) | |
16 | 山/Mountain |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
1 | ラースのドラゴン/Rathi Dragon |
1 | 黙示録/Apocalypse |
2 | 凶運の彫像/Jinxed Idol |
2 | 煮沸ばさみ/Scalding Tongs |
4 | 粉砕/Shatter |
4 | 石の雨/Stone Rain |
1 | 拷問室/Torture Chamber |
- テンペスト・ブロック構築(時期の関係で、テンペストのみ)のタイプ。
- このデッキが余りにも強力だったため、呪われた巻物はテンペスト・ブロック構築の禁止カードに指定されている。
- Mike FloresのFinding the Tinker Deck(Internet Archive)/Tinkerデッキへの探究の中では、スライではなくネクロ・ドネイトに分類されている。