ドメインズ/The Domains
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− | [[ | + | ==解説== |
+ | [[エローナ/Aerona]]大陸を中心に、周囲の小大陸や島々、海域を含む広大な地域。また[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上、最古の地域の一つである。[https://media.wizards.com/2018/images/daily/oSHyRGiPmp.jpg マジック初期の地図]、[http://www.wizards.com/magic/expert/invasion/magicinvasion/invasion_storymap_nn.asp インベイジョン・ブロック期の地図]、[https://media.wizards.com/2018/images/daily/7UiWFNy1SI_%208TtRE0aGpX.jpg ドミナリア期の地図] | ||
− | + | [[ベナリア/Benalia]]、[[フォライアス/Foriys]]、[[ハールーン山脈/Hurloon Mountains]]、[[鉄爪山脈/Ironclaw Mountains]]、[[ケルド/Keld]]、[[ラノワール/Llanowar]]、[[シャノーディン/Shanodin]]、[[サーシ/Sursi]]、[[新緑の森/Verdura]]といった[[リミテッド・エディション]]からの地域がドメインズに含まれる。ストーリー上でも、初の小説[[アリーナ/Arena]]を皮切りに数多くの小説の舞台となっている。 | |
− | + | ==概要== | |
+ | ドメインズおよびエローナは、グリーンスリーヴズ三部作([[ささやきの森/Whispering Woods]]、[[Shattered Chains]]、[[Final Sacrifice]])の地理情報を叩き台に[[マジック・コンティニュイティ]]が[[基本セット]]や[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]、Harper Prismの小説群の地名を中心に統合した地域である。ドメインズは当時企画されていたTRPG版MTG用の低レベル時の冒険の舞台として、様々な気候や地形を網羅した十分に広い地図を作成する必要があったため、結果としてドミナリア球自体が巨大になってしまった。 | ||
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+ | 歴史ある地域で彩り豊かで厚みのある設定を持つ反面、元々相互に矛盾する作品をも含めて統合した経緯もあり、各資料ごとに大小様々な差異が見られる。特にウェザーライト・サーガの際に行われた、大規模な世界設定の整理・変更のあおりを受けたことも、その原因に挙げられる。 | ||
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==訳語== | ==訳語== | ||
− | 「Domains」とは「版図」、「領土」を意味する語。[[時のらせん]]の[[版図の踏みつけ/Tromp the Domains]]では、その[[カード名]]で定冠詞付きの「the Domains」として登場するが、一般名詞として扱われ、「版図」と訳されている(版図の踏みつけの[[フレイバー・テキスト]]に挙げられている地名はいずれもドメインズのものであることから、カード名の「the Domains」は「ドメインズ」地方と見て間違いないだろう)。地域名として「版図」では納まりが悪いので、小説[[アリーナ/Arena]]と[[ささやきの森/Whispering Woods]] | + | 「Domains」とは「版図」、「領土」を意味する語。[[時のらせん]]の[[版図の踏みつけ/Tromp the Domains]]では、その[[カード名]]で定冠詞付きの「the Domains」として登場するが、一般名詞として扱われ、「版図」と訳されている(版図の踏みつけの[[フレイバー・テキスト]]に挙げられている地名はいずれもドメインズのものであることから、カード名の「the Domains」は「ドメインズ」地方と見て間違いないだろう)。地域名として「版図」では納まりが悪いので、小説[[アリーナ/Arena]]と[[ささやきの森/Whispering Woods]]に従って、ここでは慣例的にも最も通りのよい「ドメインズ」とした。 |
*[[インベイジョン・ブロック]]のテーマである[[所有地カード|所有地カード/Domain Card]](および[[ドメイン|ドメイン(Domain)]]・[[デッキ]])、そして[[プレーンシフト]]の[[テーマデッキ]]の[[版図/Domain]]でも、「Domain(s)」は登場。これは、「ドメインズ」がインベイジョン・ブロックの舞台の中心として取り上げられたための命名であろうか。 | *[[インベイジョン・ブロック]]のテーマである[[所有地カード|所有地カード/Domain Card]](および[[ドメイン|ドメイン(Domain)]]・[[デッキ]])、そして[[プレーンシフト]]の[[テーマデッキ]]の[[版図/Domain]]でも、「Domain(s)」は登場。これは、「ドメインズ」がインベイジョン・ブロックの舞台の中心として取り上げられたための命名であろうか。 | ||
==参考== | ==参考== |
2018年11月21日 (水) 00:51時点における最新版
ドメインズ/The Domainsはドミナリア/Dominariaの地名。
目次 |
[編集] 解説
エローナ/Aerona大陸を中心に、周囲の小大陸や島々、海域を含む広大な地域。またマジック史上、最古の地域の一つである。マジック初期の地図、インベイジョン・ブロック期の地図、ドミナリア期の地図
ベナリア/Benalia、フォライアス/Foriys、ハールーン山脈/Hurloon Mountains、鉄爪山脈/Ironclaw Mountains、ケルド/Keld、ラノワール/Llanowar、シャノーディン/Shanodin、サーシ/Sursi、新緑の森/Verduraといったリミテッド・エディションからの地域がドメインズに含まれる。ストーリー上でも、初の小説アリーナ/Arenaを皮切りに数多くの小説の舞台となっている。
[編集] 概要
ドメインズおよびエローナは、グリーンスリーヴズ三部作(ささやきの森/Whispering Woods、Shattered Chains、Final Sacrifice)の地理情報を叩き台にマジック・コンティニュイティが基本セットやレジェンド、Harper Prismの小説群の地名を中心に統合した地域である。ドメインズは当時企画されていたTRPG版MTG用の低レベル時の冒険の舞台として、様々な気候や地形を網羅した十分に広い地図を作成する必要があったため、結果としてドミナリア球自体が巨大になってしまった。
歴史ある地域で彩り豊かで厚みのある設定を持つ反面、元々相互に矛盾する作品をも含めて統合した経緯もあり、各資料ごとに大小様々な差異が見られる。特にウェザーライト・サーガの際に行われた、大規模な世界設定の整理・変更のあおりを受けたことも、その原因に挙げられる。
[編集] 地域
[編集] エローナ/Aerona
- 北エローナ
- 南エローナ
[編集] Icehaven(アイスヘイブン)
[編集] エローナ南東の小大陸
[編集] 香辛料諸島/Spice Isles
エローナ大陸西部からテリシア大陸にかけて広がる海域の島々の総称
[編集] 炎熱の島々/The Burning Isles
ドメインズ最南東地域、ジャムーラ/Jamuraa北西沖に広がる群島。ドメインズと独立した別地域として扱われることも多い。
[編集] その他の小大陸・島
- アヴナント/Avenant
- フォライアス/Foriys
- Kieve(キーヴ)
- キシュ/Kish
- Ru-Nora(ル=ノーラ)
- オルヴァーダ/Orvada
- Sardnia(サルドニア)
- スタハーン/Stahaan
- ヴァーナルカ/Varnalca
- 新緑の森/Verdura
- ヴェズーヴァ/Vesuva
- ヴォソク/Vosok
[編集] 海・大洋
- 流れる海/the flowing sea
- 蜜潮の海/Honeyed Sea
- The Rip(激流海)
- Sea of Whales(鯨の海)
- ヴォーダ海/Voda Sea
[編集] 不明
- エキタール/Equitar
- エスタークから500リーグ(約2400km)離れた町
- 登場:アリーナ/Arena(小説)
- カラカス/Karakas
- Savea(サヴィア)
- ユーリン/Yulin
- エスタークから500リーグ(約2400km)離れた町
- 登場:アリーナ/Arena(小説)
[編集] 登場カード
- 侵略計画/Invasion Plans(イラスト。右側の大陸がエローナ、左側の大陸群はテリシア/Terisiare)
- 版図の踏みつけ/Tromp the Domains(カード名)
[編集] 訳語
「Domains」とは「版図」、「領土」を意味する語。時のらせんの版図の踏みつけ/Tromp the Domainsでは、そのカード名で定冠詞付きの「the Domains」として登場するが、一般名詞として扱われ、「版図」と訳されている(版図の踏みつけのフレイバー・テキストに挙げられている地名はいずれもドメインズのものであることから、カード名の「the Domains」は「ドメインズ」地方と見て間違いないだろう)。地域名として「版図」では納まりが悪いので、小説アリーナ/Arenaとささやきの森/Whispering Woodsに従って、ここでは慣例的にも最も通りのよい「ドメインズ」とした。
- インベイジョン・ブロックのテーマである所有地カード/Domain Card(およびドメイン(Domain)・デッキ)、そしてプレーンシフトのテーマデッキの版図/Domainでも、「Domain(s)」は登場。これは、「ドメインズ」がインベイジョン・ブロックの舞台の中心として取り上げられたための命名であろうか。