ティロナーリの肌変わり/Tilonalli's Skinshifter

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(106.129.114.36トーク)による第309981版を取り消し)
 
(5人の利用者による、間の7版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Tilonalli's Skinshifter}}
 
{{#card:Tilonalli's Skinshifter}}
  
[[攻撃]]するたびに、同時に攻撃した他の[[クリーチャー]]の[[コピー]]になれるクリーチャー。[[速攻]]も持つ。
+
[[速攻]]と、同時に攻撃した他の[[クリーチャー]]の[[コピー]]になる[[能力]]を持つ[[人間]]・[[シャーマン]]
  
[[クローン/Clone]]系クリーチャーの一種であるが、使い勝手はかなり異なる。クローンと比較し、3[[マナ]][[軽い]]、速攻を持つ、コピーしたいクリーチャーがいなくても先に[[戦場に出す|戦場に出して]]おける、[[ターン]]毎にコピー先を切り替えられるなどの長所がある。その一方で短所も多く、コピー先と同時に攻撃させる必要がある、コピーが[[ターン終了時まで|ターン終了時]]に終わってしまう、基本的に[[対戦相手]]のクリーチャーをコピーできない、[[伝説のクリーチャー]]は[[対象]]外、[[CIP]][[能力]]や攻撃時に[[誘発]]する能力を利用できないなど、融通の効かない点が目立つ。単体では役に立たず、[[コンボ]]的な運用にも向かない、非常にクセの強い[[カード]]。
+
コピークリーチャーだが、[[クローン/Clone]]よりは[[背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger]]系統の亜種であり、[[熱の陽炎/Heat Shimmer]]をクリーチャー化させたデザインとも言える。クローン系と比べると、コピーしたいクリーチャーがいなくても先に[[戦場に出す|戦場に出して]]おける、[[ターン]]毎にコピー先を切り替えられるなどの長所がある。その一方で短所も多く、コピー先と同時に攻撃させる必要がある、コピーが[[ターン終了時まで|ターン終了時]]に終わってしまう、[[対戦相手]]のクリーチャーをコピーできない、[[ETB]]能力や攻撃時に[[誘発]]する能力を利用できないなど、融通の効かない点が目立つ。単体では役に立たず、[[コンボ]]的な運用にも向かない、非常にクセの強い[[カード]]。
  
 
トリッキーな使い方は難しいため、ごく単純に、優秀な[[アタッカー]]の水増し要員としての運用になるだろう。攻撃を第一に考える[[アグロ]]系デッキならばコピーさせる条件を満たすのも容易で、コピー時間の短さも気にならないだろう。とは言え、単体で役に立たない点や、2マナ以下のクリーチャーをコピーした時の[[コスト・パフォーマンス]]の悪さは無視できないため、普通の3マナのクリーチャーとこれのどちらを優先するかは慎重に考慮したい。
 
トリッキーな使い方は難しいため、ごく単純に、優秀な[[アタッカー]]の水増し要員としての運用になるだろう。攻撃を第一に考える[[アグロ]]系デッキならばコピーさせる条件を満たすのも容易で、コピー時間の短さも気にならないだろう。とは言え、単体で役に立たない点や、2マナ以下のクリーチャーをコピーした時の[[コスト・パフォーマンス]]の悪さは無視できないため、普通の3マナのクリーチャーとこれのどちらを優先するかは慎重に考慮したい。
  
*コピー能力の[[総合ルール|ルール]]に関しては[[コピー可能な値]]および[[クローン/Clone#ルール|クローン/Clone]]の項を参照。
+
==ルール==
*この能力は[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]に誘発する能力である。[[敵意ある征服者/Vicious Conquistador]]のコピーになっても「攻撃するたびに」の能力は誘発せず、[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]][[生成]]する[[トークン]]を対象にする機会もない。
+
*[[解決]]前に対象としたクリーチャーが[[戦場]]から離れたり[[攻撃クリーチャー]]でなくなったりしたら、[[能力]]は[[対象不適正]]で[[立ち消え]]ティロナーリの肌変わりは何のコピーにもならない。
 +
*コピーするのは[[コピー可能な値]]のみである。対象のクリーチャーの上に置かれた[[カウンター (目印)|カウンター]]や、[[オーラ]]や[[装備品]]、コピー効果を除くその他の[[継続的効果]]はコピーされない。
 +
*一緒に攻撃した[[機体]]をコピーした場合、[[搭乗]]による[[アーティファクト・クリーチャー]]化はコピーされないため、ただの[[アーティファクト]]となって[[戦闘]]から取り除かれる。
 +
*新たに[[戦場]]に出るわけではないので、「戦場に出るたび」に[[誘発]]する[[誘発型能力]]が誘発することはない。
 +
*コピーしたクリーチャーが「攻撃するたび」に誘発する誘発型能力を持っていたとしても、それが誘発することはない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[コピーカード]]
 
*[[コピーカード]]
 +
*[[太陽帝国/The Sun Empire#ティロナーリ/Tilonalli|ティロナーリ/Tilonalli]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]]

2022年8月13日 (土) 13:27時点における最新版


Tilonalli's Skinshifter / ティロナーリの肌変わり (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

速攻
ティロナーリの肌変わりが攻撃するたび、伝説でない他の攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、これはそれのコピーになる。

0/1

速攻と、同時に攻撃した他のクリーチャーコピーになる能力を持つ人間シャーマン

コピークリーチャーだが、クローン/Cloneよりは背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger系統の亜種であり、熱の陽炎/Heat Shimmerをクリーチャー化させたデザインとも言える。クローン系と比べると、コピーしたいクリーチャーがいなくても先に戦場に出しておける、ターン毎にコピー先を切り替えられるなどの長所がある。その一方で短所も多く、コピー先と同時に攻撃させる必要がある、コピーがターン終了時に終わってしまう、対戦相手のクリーチャーをコピーできない、ETB能力や攻撃時に誘発する能力を利用できないなど、融通の効かない点が目立つ。単体では役に立たず、コンボ的な運用にも向かない、非常にクセの強いカード

トリッキーな使い方は難しいため、ごく単純に、優秀なアタッカーの水増し要員としての運用になるだろう。攻撃を第一に考えるアグロ系デッキならばコピーさせる条件を満たすのも容易で、コピー時間の短さも気にならないだろう。とは言え、単体で役に立たない点や、2マナ以下のクリーチャーをコピーした時のコスト・パフォーマンスの悪さは無視できないため、普通の3マナのクリーチャーとこれのどちらを優先するかは慎重に考慮したい。

[編集] ルール

[編集] 参考

MOBILE