ゲートウォッチの誓い

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の7版が非表示)
8行: 8行:
 
|セット枚数=全184種類
 
|セット枚数=全184種類
 
}}
 
}}
'''ゲートウォッチの誓い'''/''Oath of the Gatewatch''は、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]の2番目の[[エキスパンション]]。[[2016年]]1月22日発売。キャッチコピーは「'''誓いを立てろ、世界を救え!'''/''Take the Oath. Retake the World.''」。
+
'''ゲートウォッチの誓い'''/''Oath of the Gatewatch''は、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]の2番目の[[カードセット]]。[[2016年]]1月22日発売。キャッチコピーは「'''誓いを立てろ、世界を救え!'''/''Take the Oath. Retake the World.''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
14行: 14行:
  
 
コジレックの特徴を表すため[[無色マナ]]・シンボルが導入され、無色マナを要求するカードが初めて登場した。無色マナを出す新しい[[基本土地]]として[[荒地/Wastes]]も登場している。またエルドラージに対してプレインズウォーカーたちが結束して戦うというデザインテーマの結果、マジックの歴史上最も[[双頭巨人戦]]に向いたセットとなった<ref>[http://wpn.wizards.com/en/event/prerelease-oath-gatewatch Prerelease Oath of the Gatewatch](Wizards Play Network)</ref>。
 
コジレックの特徴を表すため[[無色マナ]]・シンボルが導入され、無色マナを要求するカードが初めて登場した。無色マナを出す新しい[[基本土地]]として[[荒地/Wastes]]も登場している。またエルドラージに対してプレインズウォーカーたちが結束して戦うというデザインテーマの結果、マジックの歴史上最も[[双頭巨人戦]]に向いたセットとなった<ref>[http://wpn.wizards.com/en/event/prerelease-oath-gatewatch Prerelease Oath of the Gatewatch](Wizards Play Network)</ref>。
 +
 +
*のちに、双頭巨人戦に特化させた[[バトルボンド]]が登場している。
  
 
新規[[キーワード能力]]として[[怒濤]]、新規[[キーワード処理]]として[[支援]]、新規[[能力語]]として[[盟友]]が登場した。戦乱のゼンディカーに引き続き[[上陸]]と[[欠色]]も再登場している。
 
新規[[キーワード能力]]として[[怒濤]]、新規[[キーワード処理]]として[[支援]]、新規[[能力語]]として[[盟友]]が登場した。戦乱のゼンディカーに引き続き[[上陸]]と[[欠色]]も再登場している。
  
*このセットで多数登場した従来より[[軽い|軽量]]のエルドラージ達は[[2マナランド]]をはじめとする過去の[[特殊地形]]と相性抜群であり、[[モダン]]や[[レガシー]]、果ては[[ヴィンテージ]]に至るまで影響を及ぼしている。特に[[ウギンの目/Eye of Ugin]][[禁止カード|禁止]]前のモダンでは[[Sam Stoddard]]に「エルドラージの冬」と称される大惨事となり、このセットを売るためにエルドラージを超強力にしたという陰謀論までが彼の耳に届くほどであった<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017036/ モダンを想う](Latest Developments 2016年6月3日)</ref>。
+
*このセットで多数登場した従来より[[軽い|軽量]]のエルドラージ達は、[[2マナランド]]をはじめとする過去の[[基本でない土地]]と相性抜群であり、[[モダン]]や[[レガシー]]、果ては[[ヴィンテージ]]に至るまで影響を及ぼしている。特に[[ウギンの目/Eye of Ugin]][[禁止カード|禁止]]前のモダンでは[[Sam Stoddard]]に「エルドラージの冬」と称される大惨事となり、このセットを売るためにエルドラージを超強力にしたという陰謀論までが彼の耳に届くほどであった<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017036/ モダンを想う](Latest Developments 2016年6月3日)</ref>。
  
 
===[[Zendikar Expeditions]]===
 
===[[Zendikar Expeditions]]===
38行: 40行:
 
2016年1月16日、17日に行われた。
 
2016年1月16日、17日に行われた。
  
参加した各プレイヤーは[[面晶体/Hedron]]を模したプレリリース・キットを受け取り、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を構築しプレイする。プレイ方式には双頭巨人戦が推奨された。プレリリース・キットには
+
参加した各プレイヤーは[[面晶体/Hedron]]を模した[[プレリリース・パック]]を受け取り、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を構築しプレイする。プレイ方式には双頭巨人戦が推奨された。プレリリース・パックには
 
*ゲートウィッチの誓いのブースターパック4つ
 
*ゲートウィッチの誓いのブースターパック4つ
 
*戦乱のゼンディカーのブースターパック2つ
 
*戦乱のゼンディカーのブースターパック2つ
74行: 76行:
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0015672/# 『ゲートウォッチの誓い』 発表](News 2015年9月1日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0015672/# 『ゲートウォッチの誓い』 発表](News 2015年9月1日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0016266/# 『ゲートウォッチの誓い』のメカニズム](Feature  2015年12月28日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0016266/# 『ゲートウォッチの誓い』のメカニズム](Feature  2015年12月28日)
 +
*[http://mtg-jp.com/publicity/0016267/ 『ゲートウォッチの誓い』のパッケージ](Feature  2015年12月28日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0016278/# 『ゲートウォッチの誓い』のプロモカード](Article  2015年12月29日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0016278/# 『ゲートウォッチの誓い』のプロモカード](Article  2015年12月29日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0016273/# 『ゲートウォッチの誓い』 Fat Packパッケージの誤表記のお知らせとお詫び]
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0016273/# 『ゲートウォッチの誓い』 Fat Packパッケージの誤表記のお知らせとお詫び]
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/oath-gatewatch-release-notes-2016-01-13 Oath of the Gatewatch Release Notes]/[http://mtg-jp.com/rules/docs/faq_ogw_j.html ゲートウォッチの誓い リリースノート](Feature  2015年1月13日)
+
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/daily-magic-update/daily-magic-update-2016-01-11 The Jan. 11, 2016 Update](Daily Magic Update 2016年1月11日) - 収録される[[トークン・カード]]
 +
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/oath-gatewatch-release-notes-2016-01-13 Oath of the Gatewatch Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0016329/ ゲートウォッチの誓い リリースノート](Feature  2015年1月13日)
 +
*[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ja_oathofthegatewatch/ カードイメージギャラリー]
  
 
===開発コラム===
 
===開発コラム===
94行: 99行:
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016349/ Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2](2016年1月29日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016349/ Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2](2016年1月29日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016559/ フューチャー・フューチャーの日々『ゲートウォッチの誓い』編](2016年2月19日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016559/ フューチャー・フューチャーの日々『ゲートウォッチの誓い』編](2016年2月19日)
 +
 +
その他
 +
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0016299/ ゲートウォッチの誓い』のデベロップ](Feature 2016年1月12日)
  
 
===広報===
 
===広報===
113行: 121行:
 
*[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]
 
*[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
**[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]
+
**[[タルキール覇王譚ブロック]]([[タルキール覇王譚]] - [[運命再編]] - [[タルキール龍紀伝]]) - [[マジック・オリジン]]
***[[戦乱のゼンディカー]]
+
**[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]([[戦乱のゼンディカー]] - [[ゲートウォッチの誓い]]) - [[イニストラードを覆う影ブロック]]([[イニストラードを覆う影]] - [[異界月]])
***[[ゲートウォッチの誓い]]
+
**[[カラデシュ・ブロック]]([[カラデシュ]] - [[霊気紛争]]) - [[アモンケット・ブロック]]([[アモンケット]] - [[破滅の刻]])
 +
 
 
[[Category:エキスパンション|けえとうおつちのちかい]]
 
[[Category:エキスパンション|けえとうおつちのちかい]]

2021年12月21日 (火) 20:32時点における最新版

ゲートウォッチの誓い/Oath of the Gatewatch
シンボル コジレック/Kozilekの周囲に浮遊している板片
略号 OGW
コードネーム Sweat
発売日 2016年1月22日
セット枚数 全184種類

ゲートウォッチの誓い/Oath of the Gatewatchは、戦乱のゼンディカー・ブロックの2番目のカードセット2016年1月22日発売。キャッチコピーは「誓いを立てろ、世界を救え!/Take the Oath. Retake the World.」。

目次

[編集] 概要

戦乱のゼンディカーの続編。ウラモグ/Ulamogに加え新たに姿を現したエルドラージ/Eldraziの巨人コジレック/Kozilekに対して、若きプレインズウォーカー/Planeswalkerたちは共同戦線ゲートウォッチ/The Gatewatchを結成。ゼンディカー/Zendikar多元宇宙/Multiverseを守るために立ち向かう。

コジレックの特徴を表すため無色マナ・シンボルが導入され、無色マナを要求するカードが初めて登場した。無色マナを出す新しい基本土地として荒地/Wastesも登場している。またエルドラージに対してプレインズウォーカーたちが結束して戦うというデザインテーマの結果、マジックの歴史上最も双頭巨人戦に向いたセットとなった[1]

新規キーワード能力として怒濤、新規キーワード処理として支援、新規能力語として盟友が登場した。戦乱のゼンディカーに引き続き上陸欠色も再登場している。

[編集] Zendikar Expeditions

ゲートウォッチの誓いのブースターパックには、特殊な土地カードが封入されている場合がある。これらはフルアート仕様のプレミアム・カードであり、英語版のみ存在する(日本語版のブースターパックなど、他の言語のパックであっても英語版のみの封入となる)。

これらのカードは独自のエキスパンション・シンボルを持ち、ゲートウォッチの誓いのセットの一部としては扱われない。よって、構築では同名のカードが許可されているフォーマットでのみ使用できる。リミテッドではカードプールに加えることができる。

収録カードの内容など、詳細はZendikar Expeditionsの項を参照。

[編集] 発売前情報

2015年12月11日のワールド・マジック・カップ15にて、新メカニズムとして無色のマナ・シンボルと怒濤が紹介され、それを使った新カードとして大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortionと荒地/Wastesと押し潰す触手/Crush of Tentaclesが先行公開された。

[編集] カード情報の漏洩

公式でのプレビューが開始される以前に、多数の新カードの情報がインターネット上に漏洩した。これに対してウィザーズ・オブ・ザ・コーストWhy Leak Hurt/なぜリークは困るのかを公開し、情報漏洩に対する考えと対処を改めて宣言した。

この事件に関わったプレイヤー12名に、23日~3ヶ月間の資格停止処分が下された[3]

[編集] イベント

[編集] プレリリース

2016年1月16日、17日に行われた。

参加した各プレイヤーは面晶体/Hedronを模したプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを構築しプレイする。プレイ方式には双頭巨人戦が推奨された。プレリリース・パックには

が含まれている。

[編集] 構築済みデッキ

[編集] エントリーセット

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] 主な開発スタッフ

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。

Sam Stoddardによるコラム、Latest Developments -デベロップ最先端-。

その他

[編集] 広報

[編集] 動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

[編集] 脚注

  1. Prerelease Oath of the Gatewatch(Wizards Play Network)
  2. モダンを想う(Latest Developments 2016年6月3日)
  3. Learning Opportunities(News 2016年1月13日)

[編集] 参考

MOBILE