もう一人の自分/Altered Ego
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(4人の利用者による、間の8版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Altered Ego}} | {{#card:Altered Ego}} | ||
− | [[クローン/Clone]]の亜種の一つ。[[ | + | [[クローン/Clone]]の亜種の一つ。[[緑青]]の[[多色カード]]になったことで、[[打ち消されない|打ち消し耐性]]と[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]能力が加わった。 |
− | + | [[マナ]]をつぎ込むことでコピー元を上回る[[サイズ]]で出すことができるので、クローン系カードを使うときにありがちなコピー元と相打ちにするしかない事態になりにくい。 | |
+ | |||
+ | [[パイオニア]]では[[ジャイルーダ・コンボ#パイオニア|ジャイルーダ・コンボ]]でクローン系カードの一つとして採用されていた。 | ||
+ | |||
+ | *"Alter Ego"は「少し違う自分」の意で、「自分の別人格」もしくは「無二の親友」のこと。哲学では「[[Wikipedia:ja:他我|他我]]」を指す用語でもある。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | *コピーについての[[総合ルール|ルール]] | + | *コピーについての[[総合ルール|ルール]]の基本は、「[[コピー]]」および「[[クローン/Clone#ルール|クローンのルール]]」を参照。 |
− | *[[両面カード]] | + | *[[両面カード]]をコピーする場合、現在表を向いている側の特性をコピーする。このカードは[[変身する両面カード]]ではないため[[変身]]はできない。 |
− | * | + | *コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれていない0/0の状態で[[戦場に出る]]。+1/+1カウンターは、戦場に出る際に何かをコピーすることを選択した場合のみ置かれる。 |
− | * | + | *コピーするクリーチャーが自身の[[マナ・コスト]]のXを参照するタイプの[[常在型能力]]を持っていた場合、そのXの値は0になる。もう一人の自分を[[唱える]]際に宣言したXの値は参照されない。この点は[[イニストラードを覆う影]]発売に伴う総合ルールの変更により追加された{{CR|107.3j}}によって規定された。 |
− | **例えば、もう一人の自分をX=5で唱えて[[搭載歩行機械/Hangarback Walker]]をコピーした場合、置かれる+1/+ | + | **例えば、もう一人の自分をX=5で唱えて[[搭載歩行機械/Hangarback Walker]]をコピーした場合、置かれる+1/+1カウンターの数はもう一人の自分の能力によって置かれる5個だけであり、コピー効果によって得た搭載歩行機械の能力のXは0として扱われるためそちらの能力で+1/+1カウンターが置かれることはない。 |
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dark-shadows-part-1-2016-03-28 Dark Shadows, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016642/ 暗き影 その1]([[Making Magic]] [[2016年]]3月28日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
*[[コピーカード]] | *[[コピーカード]] | ||
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]] | *[[マナ・コストにXを含むカード一覧]] | ||
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[レア]] |
2023年3月19日 (日) 23:30時点における最新版
Altered Ego / もう一人の自分 (X)(2)(緑)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
この呪文は打ち消されない。
あなたはもう一人の自分を、追加の+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出ることを除いて、戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
クローン/Cloneの亜種の一つ。緑青の多色カードになったことで、打ち消し耐性とキヅタの精霊/Ivy Elemental能力が加わった。
マナをつぎ込むことでコピー元を上回るサイズで出すことができるので、クローン系カードを使うときにありがちなコピー元と相打ちにするしかない事態になりにくい。
パイオニアではジャイルーダ・コンボでクローン系カードの一つとして採用されていた。
- "Alter Ego"は「少し違う自分」の意で、「自分の別人格」もしくは「無二の親友」のこと。哲学では「他我」を指す用語でもある。
[編集] ルール
- コピーについてのルールの基本は、「コピー」および「クローンのルール」を参照。
- 両面カードをコピーする場合、現在表を向いている側の特性をコピーする。このカードは変身する両面カードではないため変身はできない。
- コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、カウンターが置かれていない0/0の状態で戦場に出る。+1/+1カウンターは、戦場に出る際に何かをコピーすることを選択した場合のみ置かれる。
- コピーするクリーチャーが自身のマナ・コストのXを参照するタイプの常在型能力を持っていた場合、そのXの値は0になる。もう一人の自分を唱える際に宣言したXの値は参照されない。この点はイニストラードを覆う影発売に伴う総合ルールの変更により追加されたCR:107.3jによって規定された。
- 例えば、もう一人の自分をX=5で唱えて搭載歩行機械/Hangarback Walkerをコピーした場合、置かれる+1/+1カウンターの数はもう一人の自分の能力によって置かれる5個だけであり、コピー効果によって得た搭載歩行機械の能力のXは0として扱われるためそちらの能力で+1/+1カウンターが置かれることはない。