ハンド・アドバンテージ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''ハンド・アドバンテージ'''(''Hand Advantage'')とは、[[手札]] | + | '''ハンド・アドバンテージ'''(''Hand Advantage'')とは、[[手札]]の枚数における[[アドバンテージ]](優位性)のこと。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | 手札が多ければ多いほど、行動に関して選択肢が増えるので、有利であると考えられる。[[カード・アドバンテージ]]と類似の概念であるため、あわせて考えられることが多いが、[[非公開情報]]を増やすことで[[対戦相手]]へのプレッシャーを高めるという意味合いもある。 | |
− | [[ | + | |
− | + | さらに、手札の枚数だけでなくその質も含める場合がある。例えば、[[目録/Catalog]]は手札の枚数は変わらないが、[[引く|ドロー]]を先取りし、その時不要なカードを有用なカードに変えられるため、「ハンド・アドバンテージを得た」と考えることになる。あるいは、不要なカードが手札にあることで「失っていた」ハンド・アドバンテージを、必要なカードと入れ替えることで「取り返した」とも考えられる。現実的には常に100%の手札を維持することは不可能なのだが、可能な限りそれを目指すことには価値がある。 | |
− | [[入念な研究/Careful Study]] | + | |
+ | また、例えば[[上天の閃光/Aether Flash]]を出すことで相手の手札にある[[ウィニー]]を[[腐る|腐らせる]]ことで「潜在的なハンド・アドバンテージを得た」と考えることができる。([[デュエリスト・ジャパン]]vol.1参照) | ||
+ | |||
+ | *枚数を犠牲にする([[入念な研究/Careful Study]]など)[[カード]]で、手札全体の質を高めるというのは、相当に限られた場合でのみ可能。カード1枚1枚に役割がある以上、余程無意味なカードが手札に溜まらない限り、枚数が減少する損害が大きいためである。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[アドバンテージ]] | *[[アドバンテージ]] | ||
+ | *[[用語集]] |
2020年12月28日 (月) 12:30時点における最新版
ハンド・アドバンテージ(Hand Advantage)とは、手札の枚数におけるアドバンテージ(優位性)のこと。
手札が多ければ多いほど、行動に関して選択肢が増えるので、有利であると考えられる。カード・アドバンテージと類似の概念であるため、あわせて考えられることが多いが、非公開情報を増やすことで対戦相手へのプレッシャーを高めるという意味合いもある。
さらに、手札の枚数だけでなくその質も含める場合がある。例えば、目録/Catalogは手札の枚数は変わらないが、ドローを先取りし、その時不要なカードを有用なカードに変えられるため、「ハンド・アドバンテージを得た」と考えることになる。あるいは、不要なカードが手札にあることで「失っていた」ハンド・アドバンテージを、必要なカードと入れ替えることで「取り返した」とも考えられる。現実的には常に100%の手札を維持することは不可能なのだが、可能な限りそれを目指すことには価値がある。
また、例えば上天の閃光/Aether Flashを出すことで相手の手札にあるウィニーを腐らせることで「潜在的なハンド・アドバンテージを得た」と考えることができる。(デュエリスト・ジャパンvol.1参照)
- 枚数を犠牲にする(入念な研究/Careful Studyなど)カードで、手札全体の質を高めるというのは、相当に限られた場合でのみ可能。カード1枚1枚に役割がある以上、余程無意味なカードが手札に溜まらない限り、枚数が減少する損害が大きいためである。