ガラクの目覚め/In Garruk's Wake
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− | * | + | やはり[[多人数戦]]で真価が発揮される。 |
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+ | *[[カード名]]は[[誤訳]]。このカードの「wake」は「目覚め」でなく「航跡、通った跡」を意味する別の単語で、「in one's wake」の成句で「(人)の通った跡で、(人)に倣って」となる。カード和訳の先例には[[破壊の爪痕/Wake of Destruction|爪痕]]や[[ひずんだ航跡/Distorting Wake|航跡]]、[[我が過ぎし跡の全ては燃え尽きよ/All Shall Smolder in My Wake|過ぎし跡]]がある。 | ||
+ | **古くはロックバンド「キング・クリムゾン」が1970年に発表したアルバム、[[Wikipedia:ja:ポセイドンのめざめ|ポセイドンのめざめ]](外部リンク)でも同様の誤訳が問題となった。 | ||
+ | *[[基本セット2015]]の[[発売記念週末]]の[[プロモーション・カード]]として、[[2014年]]7月18日の[[フライデー・ナイト・マジック]]などでこれの[[絵|イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布された([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/promos-packaging-and-promos-some-more-2014-07-01 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0010797/ 翻訳])。 | ||
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+ | ==開発秘話== | ||
+ | [[Mark Rosewater]]によると、「''プレイヤーが[[ガラク/Garruk]]を怖がるようにしたかった。我々は[[頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator]]を作ったが、それだけでは充分とは言えなかった。対戦相手を踏みにじるような呪文を作りたいと考えた''」とのこと([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-duty-part-2-2014-07-14-0 Card Duty, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010829/ カードの義務 その2])。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[リセットカード]] | *[[リセットカード]] | ||
+ | *[[ガラク/Garruk]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]] |
2014年12月16日 (火) 22:52時点における最新版
In Garruk's Wake / ガラクの目覚め (7)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールしていないすべてのクリーチャーと、あなたがコントロールしていないすべてのプレインズウォーカーを破壊する。
疫病風/Plague Windと同じマナ・コストの全体除去。再生を許すかわりにプレインズウォーカーも破壊できるようになった。
やはり多人数戦で真価が発揮される。
- カード名は誤訳。このカードの「wake」は「目覚め」でなく「航跡、通った跡」を意味する別の単語で、「in one's wake」の成句で「(人)の通った跡で、(人)に倣って」となる。カード和訳の先例には爪痕や航跡、過ぎし跡がある。
- 古くはロックバンド「キング・クリムゾン」が1970年に発表したアルバム、ポセイドンのめざめ(外部リンク)でも同様の誤訳が問題となった。
- 基本セット2015の発売記念週末のプロモーション・カードとして、2014年7月18日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布された(参考/翻訳)。
[編集] 開発秘話
Mark Rosewaterによると、「プレイヤーがガラク/Garrukを怖がるようにしたかった。我々は頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predatorを作ったが、それだけでは充分とは言えなかった。対戦相手を踏みにじるような呪文を作りたいと考えた」とのこと(Card Duty, Part 2/カードの義務 その2)。