巨大オサムシ/Giant Adephage
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+ | *[[落とし悶え/Spawnwrithe]]の[[上位種]]。 | ||
+ | *[[巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid]]という、日本語名の似た[[カード]]が以前に存在している。[[クリーチャー・タイプ]]以外に特に共通点はない。 | ||
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+ | 開発時には、このカードは[[サイクル]]を形成するカードの1枚だった。 | ||
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+ | [[ラヴニカへの回帰]]に存在した[[打ち消されない]][[呪文]]サイクル(→[[至高の評決/Supreme Verdict]])の代わりとして、別のサイクルを考案する必要があった。ラヴニカへの回帰のサイクルは「[[Timmy, Johnny, and Spike|スパイク]]」向けのものだったため、今度は「ジョニー」向けのサイクルとして、[[対戦相手]]に戦闘ダメージを与えるたびにコピー・トークンを作るカードのサイクルが考案されていた。しかしそれらはプレイテストで不評だったため、その中から[[緑]]の1枚のみを残して手を加え、巨大オサムシが印刷されることとなった。 | ||
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+ | 結果的にサイクルの分のカード枠が空いてしまったため、別のサイクルが新たに考案されることになった。このときリード・デベロッパーである[[Dave Humpherys]]より、[[ギルド門侵犯]]全体を通して「ティミー」向けのカード、特に[[多人数戦]]用のカードが不足していると指摘されたため、「始源体」サイクル(→[[発光の始源体/Luminate Primordial]])が生み出されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/storming-gatecrash-part-2-2013-01-28 Storming the Gatecrash, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004215/ ギルド門侵犯の嵐 その2]([[Making Magic]] [[2013年]]1月28日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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+ | *[[カード名百科事典#オサムシ|オサムシ]]([[カード名百科事典]]) | ||
*[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ギルド門侵犯]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2023年#Buggin' Out|Secret Lair Drop Series: Buggin' Out]] |
2023年8月29日 (火) 21:18時点における最新版
クリーチャー — 昆虫(Insect)
トランプル
巨大オサムシがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、巨大オサムシのコピーであるトークンを1体生成する。
プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびに自身のコピー・トークンを生み出すクリーチャー。戦場に出た次のターンに7点、その次には合計14点のパワーで殴りかかることができ、対処できなければ、出てから2ターンでゲームが終わる。
1点でも戦闘ダメージを与えればコピー・トークンが出る上に、トークンも同じ能力を持つため、チャンプブロックすら許さない。
リミテッドでは出ればゲームエンド級の爆弾レア。不毛の地のバイパー/Wasteland Viperを握っていれば、湧血で接死を付加することでさらにダメージを与えることが容易になる。他にもグルールの魔除け/Gruul Charmや最上位権限/Alpha Authorityなど同エキスパンション内にも相性のよいカードが多く存在するので、それらサポートカードと共にピックしたい。
構築でもマナ・コストを踏み倒し早期に登場させられればチャンスはあるかもしれない。除去耐性が無いのがネックなので、打ち消し呪文などでのサポートが欲しいところ。
- 落とし悶え/Spawnwritheの上位種。
- 巨怪なオサムシ/Monstrous Carabidという、日本語名の似たカードが以前に存在している。クリーチャー・タイプ以外に特に共通点はない。
[編集] 開発秘話
開発時には、このカードはサイクルを形成するカードの1枚だった。
ラヴニカへの回帰に存在した打ち消されない呪文サイクル(→至高の評決/Supreme Verdict)の代わりとして、別のサイクルを考案する必要があった。ラヴニカへの回帰のサイクルは「スパイク」向けのものだったため、今度は「ジョニー」向けのサイクルとして、対戦相手に戦闘ダメージを与えるたびにコピー・トークンを作るカードのサイクルが考案されていた。しかしそれらはプレイテストで不評だったため、その中から緑の1枚のみを残して手を加え、巨大オサムシが印刷されることとなった。
結果的にサイクルの分のカード枠が空いてしまったため、別のサイクルが新たに考案されることになった。このときリード・デベロッパーであるDave Humpherysより、ギルド門侵犯全体を通して「ティミー」向けのカード、特に多人数戦用のカードが不足していると指摘されたため、「始源体」サイクル(→発光の始源体/Luminate Primordial)が生み出されることになった[1]。