プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
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+ | *ほとんどのプレインズウォーカーと異なり、ラストネームが[[プレインズウォーカー・タイプ]]になっている。詳細は[[ボーラス]]を参照。 | ||
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*[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[神話レア]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[アジャニvsニコル・ボーラス]] | ||
+ | *[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2024年#Outlaw Anthology Vol.1: Rebellious Renegades|Secret Lair Drop Series: Outlaw Anthology Vol.1: Rebellious Renegades]] | ||
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2024年5月11日 (土) 10:42時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)
[+3]:クリーチャーでないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
[-2]:クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。
[-9]:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。プレインズウォーカー、ニコル・ボーラスはそれに7点のダメージを与える。そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーはカードを7枚捨て、その後パーマネントを7つ生け贄に捧げる。
伝説のエルダー・ドラゴン/Elder Dragonにして比類なきプレインズウォーカー/Planeswalker、ストーリーの黒幕としてアラーラの断片から存在を匂わせていたニコル・ボーラス/Nicol Bolasが、第2エキスパンションのコンフラックスにて満を持して登場。
忠誠度能力は、非クリーチャーであるパーマネント破壊、コントロール奪取、強化版ニコル・シュート。
- +3能力
- 後の緑に登場した茨潰し/Bramblecrushと同じ能力。構成色の青・黒・赤らしからぬ、汎用性の高い除去。そのうえ忠誠度が3も上がるので、メインとして積極的に使うことになるだろう。
- 対戦相手のプレインズウォーカーを破壊できるのはもちろん、無条件でエンチャントを破壊できるというのも本来この構成3色の色の役割ではできないはずの事であり、見逃せない。とりあえず土地を破壊することで相手のマナ基盤を揺るがしつつ忠誠度を貯めていくのも有効。
- -2能力
- クリーチャーのコントロール奪取。この能力と+3能力により、どんなカード・タイプのパーマネントにも対処できる。
- 単純な除去よりボード・アドバンテージ効率がよく、戦場の状況をあっという間に有利に変えてくれるだろう。ただし戦場に出してすぐに使った場合、ボーラスの忠誠度が稲妻/Lightning Boltなどの射程内に落ちてしまう点に注意。
- -9能力
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolasが持つ能力を意識した、強烈かつ豪快な能力。7点のダメージと大量手札破壊に加え、さらにパーマネントの生け贄まで追加されている。
- ダメージで即座にライフを0にできる可能性も高く、そうでなくとも対戦相手の手札は空になり戦場も壊滅する。ずば抜けた決定力を誇る、文字通り「撃てば勝ち」といえる能力。
3色8マナと今までのプレインズウォーカーの中でも最重量だが、それに見合った汎用性と決定力を兼ね備えた能力が揃っており、1枚で勝負を決めうるカードである。重さと色拘束から積めるデッキは限られるものの、マナ基盤を確保できるカードプールがあれば、専用デッキの構築も視野に入れられるスペック。
構築だと、コンフラックスでの登場時は友好3色推奨というおあつらえ向きな環境であったが、同時に比較的軽く即効性のある残酷な根本原理/Cruel Ultimatumが存在しており、グリクシスカラーのデッキを組む場合はそちらが優先されることが多かった(残酷コントロール)。稲妻/Lightning Boltや荒廃稲妻/Blightningなど、プレインズウォーカーの苦手とする軽量火力が多かったのも向かい風。ただし残酷な根本原理はある程度相手を選ぶため、より汎用性の高いこのカードが残酷な根本原理と共に用いられることもあった。思考の大出血/Thought Hemorrhageで残酷な根本原理を抜いてくる相手に対するサブプランとしても用いられる。
- ローウィンでの設定刷新の前から登場していたプレインズウォーカーとしては初のプレインズウォーカー・カードである。
- 設定上の、大修復/The Mending以前を経験している「旧世代プレインズウォーカー」としてもこの時点では初のカード化である。ただし後にリリアナ・ヴェス/Liliana Vessが旧世代という設定が明らかになったため、この称号はそちらに譲っている。
- ほとんどのプレインズウォーカーと異なり、ラストネームがプレインズウォーカー・タイプになっている。詳細はボーラスを参照。
- デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013および基本セット2013でキーキャラクターに取り上げられており、基本セット初の多色カードとして再録された。
- アジャニvsニコル・ボーラス(イラスト)、Archenemy: Nicol Bolas(イラスト)、Guilds of Ravnica Mythic Edition(イラスト)と、3度に渡り新規イラストが描かれている。
- このカードのパロディとしてNicol Bolas, Plains+Walkerが2009年エイプリル・フールに公開された。
[編集] 関連カード
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
- 王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh
- 欺瞞の主、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Deceiver
- 破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager - 覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisen
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
- Nicol Bolas, Plains+Walker(ジョークカード)
[編集] サイクル
アラーラの断片ブロックのプレインズウォーカー。各断片に1人ずつ配置されている。プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalkerのみコンフラックスでの登場で、他はアラーラの断片に収録されている。
- 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(バント/Bant)
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(エスパー/Esper)
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker(グリクシス/Grixis)
- サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ジャンド/Jund)
- 復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ナヤ/Naya)
基本セット2013のプレインズウォーカーサイクル。群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Prideと闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realmsは新規カード、それ以外は再録。イラストはいずれもD. Alexander Gregoryによるもの。
- 群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride
- 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
- 闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms
- 炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand
- 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
多色カードのプレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalkerも再録されている。
[編集] ストーリー
詳細はニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)を参照。