Urza's Chalice
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+ | ''Urza's Chalice''('''ウルザの杯''')は[[ウルザ/Urza]]の[[アーティファクト]]({{Gatherer|id=1031}})。 | ||
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+ | [[フレイバー・テキスト]]によると、「ウルザはひどく負傷したり疲労したときには、徒弟の工房に引きこもることがよくあった。水を飲むごとにウルザがみるみる回復する様に、徒弟たちは大いに驚いた。」という。徒弟がアーティファクトを製造するごとに[[ライフ]]を得ている描写と解釈でき、見事にメカニズムと合致している。 | ||
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+ | 小説[[The Brothers' War]]では、ウルザが30代半ばになった頃から作中に登場した。ウルザ自身が加工した細工物であり、材料は[[トカシア/Tocasia]]が遺した[[オニュレット/Onulet#ストーリー|オニュレット/Onulet]]の最後1体に使われていた中心ポンプである。このカードとオニュレットのライフを得るメカニズム、そして、ウルザとトカシアの絆を結びつけた設定となっている。また、小説には徒弟の工房にこもって飲む描写はないが、[[アルガイヴ/Argive]]の式典の祝いの場や、[[タウノス/Tawnos]]を窮地から救出した後で、このお気に入りの重みのある杯を傾けている。 | ||
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2019年1月17日 (木) 02:32時点における最新版
アーティファクト対応版ラッキーチャーム。アーティファクトを多用するデッキは速いことが多いため、テンポを失ってライフを得るこのカードは適さないといえる。
- 各色の旧ラッキーチャームと違い、Masters Editionシリーズ以外の再録は一度もない。
- のちのミラディンの傷跡で、新しいラッキーチャームに合わせたゴーレムの心臓/Golem's Heartが登場した。
[編集] ストーリー
Urza's Chalice(ウルザの杯)はウルザ/Urzaのアーティファクト(イラスト)。
フレイバー・テキストによると、「ウルザはひどく負傷したり疲労したときには、徒弟の工房に引きこもることがよくあった。水を飲むごとにウルザがみるみる回復する様に、徒弟たちは大いに驚いた。」という。徒弟がアーティファクトを製造するごとにライフを得ている描写と解釈でき、見事にメカニズムと合致している。
小説The Brothers' Warでは、ウルザが30代半ばになった頃から作中に登場した。ウルザ自身が加工した細工物であり、材料はトカシア/Tocasiaが遺したオニュレット/Onuletの最後1体に使われていた中心ポンプである。このカードとオニュレットのライフを得るメカニズム、そして、ウルザとトカシアの絆を結びつけた設定となっている。また、小説には徒弟の工房にこもって飲む描写はないが、アルガイヴ/Argiveの式典の祝いの場や、タウノス/Tawnosを窮地から救出した後で、このお気に入りの重みのある杯を傾けている。