鉄葉/Steel Leaf
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===特徴的な姿=== | ===特徴的な姿=== | ||
− | 鉄葉は全員が片目に眼帯をつけるか、片目か両目を覆うゴーグルをかけている。全員が刺青をして、髪を明るい色に染め上げ、しばしばモヒカン風(mohawk | + | 鉄葉は全員が片目に眼帯をつけるか、片目か両目を覆うゴーグルをかけている。全員が刺青をして、髪を明るい色に染め上げ、しばしばモヒカン風(mohawk fashion)に剃り上げる({{Gatherer|id=2228|ラノワールのエルフのイラスト}})。 |
鉄葉の眼帯の中にはフレイアリーズから直に授けられたものがある。そうした眼帯は着用者に魔法的視覚を与え、ものの本質を見せると言われている。 | 鉄葉の眼帯の中にはフレイアリーズから直に授けられたものがある。そうした眼帯は着用者に魔法的視覚を与え、ものの本質を見せると言われている。 | ||
− | *小説[[Invasion]] | + | *小説[[Invasion]]によると、鉄葉の姿はフレイアリーズを真似たものである。この時代のフレイアリーズは眼帯をつけ、髪を短く剃り、顔には刺青のような模様があるが、氷河期の彼女を描いたコミックや小説によればまだこの格好をしていない(片目を負傷するのは氷河期の終焉間際)。したがって、鉄葉独特の姿も創設からある程度の時代を経て、フレイアリーズの格好が変わった後に、定着したと考えられる。 |
*ラノワールのエルフを描いたイラストでは、鉄葉に似た特徴を部分的に備えている場合も少なくない。眼帯はつけていないが髪形がモヒカン風であったり、顔に刺青模様がある、といった具合に。 | *ラノワールのエルフを描いたイラストでは、鉄葉に似た特徴を部分的に備えている場合も少なくない。眼帯はつけていないが髪形がモヒカン風であったり、顔に刺青模様がある、といった具合に。 | ||
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2018年5月17日 (木) 17:19時点における最新版
鉄葉/Steel Leaf(てつよう)はラノワール/Llanowarに住むエルフを象徴する組織。鉄葉の設定にはラノワールのエルフ/Llanowar Elvesのカードイラストとフレイバー・テキストが反映されている。
目次 |
[編集] 解説
鉄葉こと鉄葉教団(Order of the Steel Leaf)はラノワール/Llanowarに住むエルフが組織する軍団。ドミナリア/Dominariaの氷河期に、ラノワールのエルフが女神と信奉するプレインズウォーカー/Planeswalkerのフレイアリーズ/Freyaliseによって創設された。氷河期にラノワールへの侵略者撃退に尽力し、以後は森の守護者の役割に従事する。鉄葉教団はフレイアリーズの聖なる掟を頑なに守り伝えてきたが、時には厳格であるがためにラノワールの内部抗争の火種となった。
[編集] 特徴的な姿
鉄葉は全員が片目に眼帯をつけるか、片目か両目を覆うゴーグルをかけている。全員が刺青をして、髪を明るい色に染め上げ、しばしばモヒカン風(mohawk fashion)に剃り上げる(ラノワールのエルフのイラスト)。
鉄葉の眼帯の中にはフレイアリーズから直に授けられたものがある。そうした眼帯は着用者に魔法的視覚を与え、ものの本質を見せると言われている。
- 小説Invasionによると、鉄葉の姿はフレイアリーズを真似たものである。この時代のフレイアリーズは眼帯をつけ、髪を短く剃り、顔には刺青のような模様があるが、氷河期の彼女を描いたコミックや小説によればまだこの格好をしていない(片目を負傷するのは氷河期の終焉間際)。したがって、鉄葉独特の姿も創設からある程度の時代を経て、フレイアリーズの格好が変わった後に、定着したと考えられる。
- ラノワールのエルフを描いたイラストでは、鉄葉に似た特徴を部分的に備えている場合も少なくない。眼帯はつけていないが髪形がモヒカン風であったり、顔に刺青模様がある、といった具合に。
[編集] 孤立主義
外国人嫌いで知られるラノワールのエルフは外部からの影響を努めて避けてきた。鉄葉教団はこの孤立主義哲学を支持しており、ラノワールの純粋さを守ることにとりわけ熱心である。ラノワールの住人でない者が鉄葉教団の支配する領域へ立ち入ったならば、死を覚悟しなければならない。鉄葉は警告無しにありとあらゆる侵入者を射殺すことで有名で、不運な死体はすぐに「森の肥やし」となる。
[編集] エピソード
[編集] 氷河期
鉄葉教団がフレイアリーズによって創設され、侵略者と戦うラノワールの守護者となる。
[編集] The Ambassador's Journal
Girian(ギリアン)と部下たち、総勢12人ほどの鉄葉エルフが登場。聖なる土地Hedressel(ヘドレセル)に在任するシャノーディンからのドライアド大使Sythia(シシア)がエルフェイム/ElfhameのLoridalh(ロリダル)に旅する際に随伴した。
[編集] Taysir's Journal
ミラージュ戦争当時の極端すぎる鉄葉についてテイザー/Taysirは日誌に書き記している。
- 鉄葉は、非エルフ族との協力もしくは「共謀」を許さないため、他のラノワールの者たちが熱心に孤立主義を守っているか監督していることで知られている。ある時、他者との交際を理由に自らの民を反逆者と考え、教団が剣と矢を向ける…これが想像の領域のみにとどまっているとは限らない。
- 種族の保存にかけるこの熱狂。鉄葉はラノワールの守り手か――それとも死刑執行人か?
[編集] Dreamwings
インベイジョンが起こる前の時代の短編Dreamwingsでは、エルフェイムのBasiphim(ベシフィム)の外れ、ヘドレセルとの境界にある前哨地の鉄葉部隊、Commander Feemwlort(指揮官フィームロート)と部下たちが登場した。近隣に住むエルフ夫妻の家は小前哨地の役目がある。夫のFrankle(フランクル)は鉄葉に憧れる気の優しい男、妻のTimorae(ティモレイ)は鉄葉否定派。この短編中でのみ鉄葉は「the (Steel) Leafer」と呼ばれている。
[編集] インベイジョン・ブロック
4205AR、ファイレクシア/Phyrexiaの侵略に直面するに至って、鉄葉教団はドミナリアの他勢力と一致団結する。インベイジョン・ブロック小説三部作では、エラダムリー/Eladamri指揮下で勇猛果敢に戦う描写が各所に盛り込まれている。
カードや小説における鉄葉の活躍を挙げるならば、例えば、ヤヴィマヤ/Yavimaya生まれのカヴーに跨り、ベナリア/Benaliaの騎兵が森に入ることを許し、スカイシュラウド/Skyshroudの同族と射手隊を結成し、地上戦ではメタスラン/Metathranと隊伍を組み、外界との接触を嫌うラノワールと反対に外界の略奪を好むケルド/Keldと共闘する、などがある。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] イラストに登場
- 基本セット(リミテッド・エディション~第6版、第9版~M12)
- ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
- インベイジョン
- エルフェイムの聖域/Elfhame Sanctuary、エルフのチャンピオン/Elvish Champion、ゴーアム・ジン/Goham Djinn、ラノワールの騎兵隊/Llanowar Cavalry、ラノワールの精鋭/Llanowar Elite、ファイレクシアの戦闘バエ/Phyrexian Battleflies、ファイレクシアの浸透者/Phyrexian Infiltrator、ザナム・ジン/Zanam Djinn
- プレーンシフト
- 殺戮/Slay
- アポカリプス
- 哀しげなゾンビ/Mournful Zombie
[編集] 登場作品・登場記事
- Order of the Steel Leaf(Encyclopedia Dominiaの見出し語)
- Taysir's Journal(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- The Ambassador's Journal(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Invasion(小説)
- Planeshift(小説)
- Apocalypse(小説)
- Dreamwings(The Dragons of Magic収録の短編)
- True Enough(The Monsters of Magic収録の短編。名称のみの登場)