ヴァルショク/Vulshok
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| + | *名前の由来はローマ神話の火山と鍛冶の神である「Vulcanus」<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/you-down-o-t-t-2010-10-26 You Down with O-T-T?]/[https://web.archive.org/web/20110215230533/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010096/ O-T-Tでダウン？ (Internet Archive)]（Savor the Flavor [[2010年]]10月27日 [[Doug Beyer]]著）</ref>。 | ||
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:火花の精霊/Spark Elemental | :火花の精霊/Spark Elemental | ||
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| − | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scarred-2011-01-20 Scarred]（コミック、Part2に登場） |
| − | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/terms-engagement-2010-09-22 The Terms of Engagement]/[https://web.archive.org/web/20160329135421/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010032/ 約束の時 (Internet Archive)] （Savor the Flavor 2010年9月22日 [[Doug Beyer]]著） |
| + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/human-cultures-mirrodin-2010-11-16 The Human Cultures of Mirrodin]/[https://web.archive.org/web/20111025204151/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010131/ ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)]（Savor The Flavor [[2010年]]11月16日 [[Doug Beyer]]著） | ||
| + | ==脚注== | ||
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| + | ==参考== | ||
| + | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
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2023年10月12日 (木) 04:15時点における最新版
ヴァルショク/Vulshokは、ミラディン/Mirrodinのオキシダ連峰/Oxidda Chainに生息する赤の人間/Human種族。彼らの逞しく頑健な肉体は重く鋭角な金属で覆われており、その内部温度は発火するほどの高温である（イラスト）。
オキシダ連峰では繁殖力の高いゴブリン/Goblinが勢力を拡大させており、ヴァルショクは数は少ないながらも安定した社会を築いている。彼らは移り気で感情的な情緒を持つが野心や競争心などは薄く、現状を維持することに満足している様子。彼らの価値観で重視されるのは「永続性」と「耐久性」であり、生業である鍛冶はその象徴となっている。
- 名前の由来はローマ神話の火山と鍛冶の神である「Vulcanus」[1]。
[編集] 鍛冶部族/Forge-Tribes
彼らには6つの鍛冶部族がありそれぞれ分業化して競争を避けているが、その閉鎖性ゆえに余所者にはその全貌は明らかにされることはない。
[編集] 槍族/Spear
高地に住み、針や釘など尖ったものを作成する。この部族のシャーマンは稲妻の魔法を好む。
[編集] 槌族/Hammer
低地に住み、鈍器の使用や軍事行動を専門とする。生まれながら大地に関する魔法を振るい、山の鉱物そのものをも武器とする。
[編集] 刃族/Blade
高地に住み、刃物や武器の制作を専門とする。他の部族からは高慢だと思われているが、彼らの炎の魔術は他に並ぶものがないと言われている。
[編集] 盾族/Shield
半放浪生活を送っており、住居や壁、盾などの保護的な構造物を作成して他の部族に提供する。彼らの魔法は耐久性や決断力を高める。
[編集] 兜族/Helm
低地に住み、鎧兜や精密な器具を作成する。異なる部族間の社会的な団結や結婚の仲介なども彼らの仕事である。彼らの魔術士は感情を武器として扱い、怒りや恐怖を引き起こす。
[編集] 金床族/Anvil
深い谷間や峡谷に住み、他の部族に金属を精錬した地金や鍛冶用具を提供する。彼らは紛争や議論の仲裁者であり、ヴァルショクの指導者は慣例的に彼らか兜族の中から選ばれる。彼らのシャーマンは戦闘魔術によって重宝されている。
[編集] 変遷
[編集] ミラディンの傷跡ブロック
ヴァルショクは長年平和に暮らしてきたが、いつしか金床族が精錬した地金に不純物が混ざりはじめ脆くなってしまった。それはファイレクシアの油/Phyrexian oilの影響だった。それぞれの部族はその原因を他の部族に押し付け合い、争うようになっていった。槌族の青年コス/Kothは自分の魔法によって鉱石を浄化できる事に気付き、金床族の下に赴き協力を申し出た。彼の力によって金属は浄化されて安定して供給されるようになり、部族間の争いは収まった。その事によって、慣例では金床族か兜族が就く指導者の地位に槌族でありながら選ばれた。
コスが次元/Planeを越えてファイレクシア/Phyrexiaの軍勢に立ち向かうための助力を探し求めている間、指導者を欠いたヴァルショクは大勢失われてしまうこととなった。
[編集] 主な人物
- 金床のファリス（Farris of the Anvil）
- シャライア/Sharaia
- 戦長マラク/Warchief Malach
- コス/Koth
- ヴァルショクの戦の達人コルヴァ/Korva, Vulshok battlemaster
- ネヤリ/Neyali
[編集] 登場
[編集] カード名に登場
- ミラディン
- ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear、ヴァルショクの戦場の達人/Vulshok Battlemaster、ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker、ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets
- ダークスティール
- ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar、ヴァルショクの戦猪/Vulshok War Boar
- フィフス・ドーン
- ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer
- ミラディンの傷跡
- ヴァルショクの心臓焚き/Vulshok Heartstoker、ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica
- 新たなるファイレクシア
- ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee
- 第９版
- ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar
- 基本セット2011
- ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker
- Premium Deck Series: Fire & Lightning
- ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ミラディン
- 煮えたぎる歌/Seething Song
- ダークスティール
- 火炎崩れ/Flamebreak、炎上/Inflame
- フィフス・ドーン
- 磁力窃盗/Magnetic Theft、マナ噴出/Mana Geyser、火花の精霊/Spark Elemental、ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer
- ミラディンの傷跡
- 燃えさし鍛冶/Embersmith、鉄を食うもの/Ferrovore、ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica
- ミラディン包囲戦
- 訓練する徒食者/Training Drone
- 第１０版
- 火花の精霊/Spark Elemental
- Scorch the World with Dragonfire
- 煮えたぎる歌/Seething Song
Premium Deck Series: Fire & Lightning
- 火花の精霊/Spark Elemental
[編集] 登場記事
- KOTH OF THE HAMMER - PLANESWALKERS/槌のコス - プレインズウォーカー（公式サイト）
- Planeswalkers Minisite: Koth(Internet Archive)（旧公式サイト）
- Scarred（コミック、Part2に登場）
- The Terms of Engagement/約束の時 (Internet Archive) （Savor the Flavor 2010年9月22日 Doug Beyer著）
- The Human Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)（Savor The Flavor 2010年11月16日 Doug Beyer著）
[編集] 脚注
- ↑ You Down with O-T-T?/O-T-Tでダウン？ (Internet Archive)（Savor the Flavor 2010年10月27日 Doug Beyer著）
