荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(19人の利用者による、間の33版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Blightsteel Colossus}}
 
{{#card:Blightsteel Colossus}}
  
[[感染]]を持った[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]。感染持ち[[クリーチャー]]の中では最大の[[P/T]]を誇る。
+
[[感染]]を持った[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]。感染持ち[[クリーチャー]]の中では最大の[[P/T]]と最大の[[マナ・コスト]]を持つ。
  
[[プレイヤー]]への[[攻撃]]が通れば一撃必殺という性能は脅威。[[ティンカー]]や[[Show and Tell]][[スニークアタック]]など、[[マナ・コスト]]を踏み倒しての利用が考えられるが、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]などへの[[除去耐性|耐性]]を考えると[[墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan]][[大祖始/Progenitus]][[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などの方に分があるかもしれない。
+
[[プレイヤー]]への[[攻撃]][[通し|通れば]]一撃で毒殺。[[ブロッカー]]がいても[[トランプル]]があるため軽く踏み潰すことができ、2回も攻撃すれば勝負が決まる。さすがに[[素出し]]するには[[重い|重すぎ]]、また性質上[[リアニメイト]]もできないものの、何らかの方法でマナ・コストを踏み倒して出すだけの価値は十分にある(→[[ティンカー戦略]])。歴代最強の[[コロ助]]と言っても過言ではない。
  
それでも、[[ヴィンテージ]]では一撃で[[ゲーム]]を終わらせる点が評価され、[[修繕/Tinker]]の[[サーチ]]先として墨溜まりのリバイアサンより優先して使われることが多い。
+
同じ[[ミラディンの傷跡ブロック]]には[[カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster]]がいる。[[スタンダード]]の[[青黒テゼレット#スタンダード|青黒テゼレット]]で、6[[ターン]]目前後に[[戦場]]に飛び出して勝負を決めていた。
  
*ダークスティールの巨像が[[ファイレクシアの油/Phyrexian oil]]によって変化したクリーチャーだが、何故か{{Gatherer|id=253989|イラスト}}は巨像の方ではなく[[白金の帝像/Platinum Emperion]]({{Gatherer|id=231735|イラスト}})と対になるように描かれている。
+
[[レガシー]]でも同様にカルドーサの鍛冶場主とセットで[[MUD#レガシー|MUD]]の定番カードとなっている。また、[[Show and Tell]]、[[スニークアタック#レガシー|スニークアタック]]などマナ・コストを踏み倒すデッキでの候補になり得るものの、これらのデッキでは[[フィニッシャー]]候補のライバルも多く、採用されることは稀である。
 +
 
 +
荒廃鋼の巨像が真価を発揮するのは[[修繕/Tinker]]を擁する[[ヴィンテージ]]である。[[環境]]柄クリーチャーが少なく、出してしまえばそのまま攻撃が素通りして文字通りの一撃必殺となることが多い。同じく修繕の[[サーチ]]候補である[[墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan]]には[[バウンス]]や[[追放]]などの[[除去耐性|耐性]]で劣るが、やはり一撃で[[ゲーム]]を終わらせられる点は大きく、現在では修繕からの最も代表的なフィニッシャーとしての地位を獲得している。
 +
 
 +
*[[狂乱病/Delirium]]や[[反発/Backlash]]などを喰らうと[[コントローラー]]が即死する。これらの[[ダメージ]]の[[発生源]]は[[対象]]となったクリーチャーであり、感染も機能するため。
 +
*ダークスティールの巨像が[[ファイレクシアの油/Phyrexian oil]]によって変化したクリーチャーだが、何故か{{Gatherer|id=253989}}は巨像の方ではなく[[白金の帝像/Platinum Emperion]]({{Gatherer|id=231735}})と対になるように描かれている。
 +
*ダークスティールの巨像がDSCと呼ばれるように、英語名からBSCと呼ばれることもある。
 +
*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-blightsteel-colossus-2011-02-11 壁紙]([[Daily MTG]])
 +
*[https://markrosewater.tumblr.com/post/69504730677/why-does-blightsteel-colossus-have-a-corrupted Why does Blightsteel Colossus have a corrupted...]([[Blogatog]] 2013年12月9日)
 +
*[[ダークスティール/Darksteel#解説|荒廃鋼/Blightsteel]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ファイレクシア陣営 - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ファイレクシア陣営 - [[神話レア]]
 +
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[神話レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Transformers: Optimus Prime vs. Megatron|Secret Lair Drop Series: Transformers: Optimus Prime vs. Megatron]]

2023年1月18日 (水) 02:52時点における最新版


感染を持ったダークスティールの巨像/Darksteel Colossus。感染持ちクリーチャーの中では最大のP/Tと最大のマナ・コストを持つ。

プレイヤーへの攻撃通れば一撃で毒殺。ブロッカーがいてもトランプルがあるため軽く踏み潰すことができ、2回も攻撃すれば勝負が決まる。さすがに素出しするには重すぎ、また性質上リアニメイトもできないものの、何らかの方法でマナ・コストを踏み倒して出すだけの価値は十分にある(→ティンカー戦略)。歴代最強のコロ助と言っても過言ではない。

同じミラディンの傷跡ブロックにはカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemasterがいる。スタンダード青黒テゼレットで、6ターン目前後に戦場に飛び出して勝負を決めていた。

レガシーでも同様にカルドーサの鍛冶場主とセットでMUDの定番カードとなっている。また、Show and Tellスニークアタックなどマナ・コストを踏み倒すデッキでの候補になり得るものの、これらのデッキではフィニッシャー候補のライバルも多く、採用されることは稀である。

荒廃鋼の巨像が真価を発揮するのは修繕/Tinkerを擁するヴィンテージである。環境柄クリーチャーが少なく、出してしまえばそのまま攻撃が素通りして文字通りの一撃必殺となることが多い。同じく修繕のサーチ候補である墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathanにはバウンス追放などの耐性で劣るが、やはり一撃でゲームを終わらせられる点は大きく、現在では修繕からの最も代表的なフィニッシャーとしての地位を獲得している。

[編集] 参考

MOBILE