精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
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*「もの」が漢字かひらがなかの違いこそあるものの、日本語名の一部が[[精神を刻むもの/Mindslicer]]と同じ。だが、英語のslicerが切り刻むものという意味なのに対して、Sculptorは彫刻家という意味である。単にバラバラに破壊するのではなく、望む形に彫刻してしまうという点がプレインズウォーカーの強大さを表している。 | *「もの」が漢字かひらがなかの違いこそあるものの、日本語名の一部が[[精神を刻むもの/Mindslicer]]と同じ。だが、英語のslicerが切り刻むものという意味なのに対して、Sculptorは彫刻家という意味である。単にバラバラに破壊するのではなく、望む形に彫刻してしまうという点がプレインズウォーカーの強大さを表している。 | ||
*[[中村修平]]曰く「恐らく[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]以来のぶっ壊れカード[http://mtg-jp.com/reading/006654/]」。 | *[[中村修平]]曰く「恐らく[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]以来のぶっ壊れカード[http://mtg-jp.com/reading/006654/]」。 | ||
+ | *文句なしに[[ワールドウェイク]]の[[トップレア]]。そのシングル価格の高騰っぷりと、これ以外にトーナメントレベルのレアが少ないことから、[[ワールドウェイク]]の[[ブースターパック]]はジェイスくじと揶揄されることがある。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2010年9月22日 (水) 12:58時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
ワールドウェイクで再登場したジェイス。能力はライブラリー操作、ドロー、バウンス、ライブラリー破壊。
忠誠度能力を4つ持つ初のプレインズウォーカーであり、忠誠度±0の忠誠度能力も史上初である。
- +2能力
- 占術1か消術1。自分を対象に使えば、ライブラリーの一番上の不要な土地を弾くなどしてドローの質を高める事ができる。対戦相手に使う場合はその逆をやればいい。特に、対戦相手の火力を弾ければしめたもの。あまり機会はないだろうが、対戦相手がライブラリーの一番上に置く系の教示者を用いた後に起動すればそれを無駄撃ちにできる。この能力は、潜在的なアドバンテージを得ることができる。
- ±0能力
- 渦まく知識/Brainstorm。忠誠度能力の特性上インスタント・タイミングという強みは失われたが、毎ターン何のリソースの消費もなしに手札を補充できるのは実に強力。このカードの中核的な能力である。この手の能力の問題である「ライブラリーの一番上に不要カードが溜まる」点も、次のターンに1つ目の能力を使うことで時間はかかるものの自己解決できる。同エキスパンションの宝物探し/Treasure Huntとも相性がよく、土地が2枚以上あれば3ドローが約束される。
- -1能力
- 送還/Unsummon。他の能力と多少噛み合わないが、これでジェイス自身を守ることができる。戦場に直接干渉できる能力は、あるとないでは大分違う。自身のコントロールするクリーチャーを戻し、CIP能力を何度も利用するといった使い方もできる。
- -12能力
- ローウィン版ジェイス同様のライブラリー破壊。簡単に言えば対象のプレイヤーの手札がライブラリーになってしまうというもの。この能力を起動できるほどにゲームをコントロールできているならば対戦相手は数ターンでライブラリーアウトを起こして倒れるであろう。
ハンド・アドバンテージとボードコントロールの両面に優れ、かつフィニッシャーにもなれるプレインズウォーカー。盤面が不利であれば、2つ目・3つ目の能力で時間を稼ぎながら反撃の手を探し、盤面が有利になったら、1つ目の能力で対戦相手の反撃の芽を潰しつつ4番目の能力によるゲームエンドにつなげる。特に1つ目の能力は対戦相手のトップデッキを阻害して緩いロックを生み出せる為、手札と戦場の状況によってはこれが回りだした段階でほぼ詰みである。
そのカードパワーは折り紙付であり、スタンダードでわりと冷遇な状態にあった青の復権を大きく支えた。スタンダードからエターナルに至るまで、コントロールデッキで活躍している。特にヴィンテージでも、ヴィンテージ選手権10優勝・準優勝デッキ共にこのカードを3枚採用しているなど十分な結果を残している。
またリミテッドにおいても1枚でゲームを制する力があるので極めて強力である。
- ワールドウェイクの特別先行プレビュー企画『Worldwake Planeswalker Chase』に使われたカード。世界8箇所に断片を分布する企画だった。日本でもアメニティドリーム新宿店に配布された。
- 「もの」が漢字かひらがなかの違いこそあるものの、日本語名の一部が精神を刻むもの/Mindslicerと同じ。だが、英語のslicerが切り刻むものという意味なのに対して、Sculptorは彫刻家という意味である。単にバラバラに破壊するのではなく、望む形に彫刻してしまうという点がプレインズウォーカーの強大さを表している。
- 中村修平曰く「恐らく頭蓋骨絞め/Skullclamp以来のぶっ壊れカード[1]」。
- 文句なしにワールドウェイクのトップレア。そのシングル価格の高騰っぷりと、これ以外にトーナメントレベルのレアが少ないことから、ワールドウェイクのブースターパックはジェイスくじと揶揄されることがある。
関連カード
サイクル
ゼンディカー・ブロックのプレインズウォーカーのメガサイクル。ブロック全体を通して各色に1人ずつ収録された。
- ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov
- 燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
その他、黒赤のプレインズウォーカーとして狂乱のサルカン/Sarkhan the Madが存在している。