Kjeldoran Outpost
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
{{#card:Kjeldoran Outpost}} | {{#card:Kjeldoran Outpost}} | ||
− | + | ||
[[アライアンス]]を代表する[[白]]らしさが溢れる[[土地]]。[[サイクル]]の中で最もよく使われた。 | [[アライアンス]]を代表する[[白]]らしさが溢れる[[土地]]。[[サイクル]]の中で最もよく使われた。 | ||
− | [[戦場]]に出たとき[[アドバンテージ]]を失うものの、安いマナで[[トークン]] | + | [[戦場]]に出たとき[[アドバンテージ]]を失うものの、安いマナで[[トークン]]を量産できるため、一度回りだしてしまえば攻防に役立つ。このカードを中核とした[[カウンターポスト]]は当時の[[スタンダード]]で猛威をふるった。 |
− | + | ||
また[[ハルマゲドン/Armageddon]]の入った[[白ウィニー]]にも、[[打ち消す|カウンター]]対策や後半の息切れ防止を兼ねて装備されていた。これには出てくる[[トークン]]が白なので、[[十字軍/Crusade]]と相性がよいことも一因として挙げられるだろう。だが、[[世界選手権96]]を制した[[12Knights]]にはKjeldoran Outpostが採用されている一方、十字軍は採用されていない。 | また[[ハルマゲドン/Armageddon]]の入った[[白ウィニー]]にも、[[打ち消す|カウンター]]対策や後半の息切れ防止を兼ねて装備されていた。これには出てくる[[トークン]]が白なので、[[十字軍/Crusade]]と相性がよいことも一因として挙げられるだろう。だが、[[世界選手権96]]を制した[[12Knights]]にはKjeldoran Outpostが採用されている一方、十字軍は採用されていない。 | ||
19行: | 18行: | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/アライアンスの基本土地に対応した土地}} | {{サイクル/アライアンスの基本土地に対応した土地}} | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | ''Kjeldoran Outpost''('''キイェルドーの前哨地''' | + | ''Kjeldoran Outpost''('''キイェルドーの前哨地''')は、[[キイェルドー/Kjeldor]]王国中に散在する前哨基地。[[飛空騎士/Skyknight]]の兵舎を備える場合もある。 |
前哨地の1つは[[ダリアンの安息所/Darien's Roost]]として知られる。 | 前哨地の1つは[[ダリアンの安息所/Darien's Roost]]として知られる。 | ||
− | [[ | + | [[ビヤラング/Bjarlang]]の町の近くには間に合わせの前哨地が作られていたが、[[霧氷風/Rimewind#教団|霧氷風教団/Rimewind Cult]]に操られた[[霧氷角のオーロクス/Rimehorn Aurochs|霧氷風オーロクスの群]]に粉々に踏み潰された。 |
− | === | + | ===登場作品=== |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
*[[The Eternal Ice]](小説) | *[[The Eternal Ice]](小説) | ||
*[[The Shattered Alliance]](小説) | *[[The Shattered Alliance]](小説) | ||
+ | *[[オーロクス暴走/Aurochs Stampede]]同梱の掌編 | ||
+ | |||
+ | ==参考== | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
− | + | *[[カード個別評価:アライアンス]] - [[レア]]2 | |
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[レア]] | ||
[[Category:アライアンスの再録禁止カード]] | [[Category:アライアンスの再録禁止カード]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2010年9月4日 (土) 16:11時点における版
土地
Kjeldoran Outpostが戦場に出るなら、代わりに平地(Plains)を1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、Kjeldoran Outpostを戦場に出す。そうしなかったなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):(白)を加える。
(1)(白),(T):白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
アライアンスを代表する白らしさが溢れる土地。サイクルの中で最もよく使われた。
戦場に出たときアドバンテージを失うものの、安いマナでトークンを量産できるため、一度回りだしてしまえば攻防に役立つ。このカードを中核としたカウンターポストは当時のスタンダードで猛威をふるった。
またハルマゲドン/Armageddonの入った白ウィニーにも、カウンター対策や後半の息切れ防止を兼ねて装備されていた。これには出てくるトークンが白なので、十字軍/Crusadeと相性がよいことも一因として挙げられるだろう。だが、世界選手権96を制した12KnightsにはKjeldoran Outpostが採用されている一方、十字軍は採用されていない。
露天鉱床/Strip Mineと不毛の大地/Wastelandの狭間で活躍した、時代に愛された土地であった。テンペスト発売時に不毛の大地/Wastelandを見て「もう少しこれが早く出ていれば!」と歯噛みしたプレイヤーは多い。
- 2マナとタップだけでパワーを持つトークンを出すカードはこれが初めてだった。(他のリソースを使うカードはいくつか存在した)
- 土地なのでカウンターできないのがパーミッション相手に強かった。
- ミラージュ発売時、カスレア候補であった政略/Political Trickeryを人気レアにまで押し上げた張本人。
- Magic Onlineの2006年8月下旬〜9月中旬のプレミアイベントにて、新枠のMagic Online Promotionalという形で配布。以前は出てくる兵士トークンは第8版以降の新枠でオンスロート・ブロックの兵士トークンの画像が表示されたが、現在は旧枠であり、トークン画像は表示されない。
- RPGマガジン内の連載記事において敵プレイヤーが使用した時に、舞台がジャムーラ/Jamuraaだったのか「ケルドの前哨基地」と訳されていた。
関連カード
サイクル
アライアンスの土地サイクル。戦場に出るに際し、対応する基本土地タイプを持つ土地1つを生け贄に捧げる必要がある。
- Kjeldoran Outpost(平地)
- Soldevi Excavations(島)
- Lake of the Dead(沼)
- Balduvian Trading Post(山)
- Heart of Yavimaya(森)
ストーリー
Kjeldoran Outpost(キイェルドーの前哨地)は、キイェルドー/Kjeldor王国中に散在する前哨基地。飛空騎士/Skyknightの兵舎を備える場合もある。
前哨地の1つはダリアンの安息所/Darien's Roostとして知られる。
ビヤラング/Bjarlangの町の近くには間に合わせの前哨地が作られていたが、霧氷風教団/Rimewind Cultに操られた霧氷風オーロクスの群に粉々に踏み潰された。